ドラッグ&ドロップとは
ドラッグ&ドロップとは、マウスの左側のボタンを押したまま動かすことです。
ドラッグがファイルをクリックしたまま移動させることで、ドロップが掴んでいるファイルを目的の場所まで移動させてクリックを離すことです。この一連の動作をドラッグ&ドロップといいます。
ドラッグには「引きずる・引っ張る」という意味が、ドロップには「落とす・置く」という意味があり、それらがかけ合わさってできた言葉となっています。
ドラッグ&ドロップはいつ使う?
ドラッグ&ドロップは以下のようなタイミングで使います。
- デスクトップアイコンの移動やコピーをするとき
- ウィンドウの位置やサイズを変えるとき
- 文字の選択をするとき
順を追って説明していきます。
デスクトップアイコンの移動やコピーをするとき
ドラッグ&ドロップはファイルやフォルダ、デスクトップアイコンなどを移動させるときに使います。そのまま掴んで移動させると単純なファイルの移動、コントロールキー(ctrl)を押したまま掴んで移動させるとファイルのコピーができます。
ファイルやフォルダは右クリックでドラッグすることも可能です。異なるドライブ間でファイルをやり取りする場合、左クリックでのドラッグではコピーになってしまいます。右クリックでのドラッグ&ドロップは異なるドライブにファイル・フォルダを移動させるときに使います。
ウィンドウの位置やサイズを変えるとき
ウィンドウの位置を変えたり大きさを変えたりすることで、画面にたくさんのウィンドウを映し出したり見やすいレイアウトに調節することができます。
ウィンドウ上部のバーをドラッグすると、任意の場所にウィンドウを移動させることができます。ウィンドウが邪魔でデスクトップアイコンが見えない時や、マルチモニター環境でウィンドウを別のモニターに移動させるときなどに使います。
また、ウィンドウの端をドラッグするとウィンドウのサイズ変更ができます。たくさんのウィンドウを同時に開く場合は一つ一つのウィンドウを小さくする必要があり、そのような場合の使用します。
文字の選択をするとき
文章のうえでドラッグすると文字を選択状態にすることができます。文字がこのような青枠+白文字状態になっているのが選択状態です。
この状態で右クリックをすると選択した範囲のコピーや切り取り、削除などができます。たくさんの文字を選んで一括で変更できるため効率的です。
選択範囲のコピーや切り取りにはキーボードを使ったショートカットが便利です。下の記事もあわせてご覧ください。
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参考「Ctrl」キー(コンロトールキー)と便利なショートカットキーを解説
「Ctrl」キーとは? 「Ctrl」キーとは、アルファベットや数字などのキーと組み合わて入力することで、パソコンを効率的に操作するためのキーです。 「Ctrl」は「Control」の略で、「制御・管理」の意味があります。「Ctrl」キーとほかのキーを組み合わせた「ショートカットキー」と呼ばれるもので ...
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