リモートワークの普及や動画配信などで必要となるのがパソコンに接続できるカメラですが、ノートパソコンの標準インカメラでは性能が不十分なことが多く、デスクトップパソコンにおいては別購入が必須です。
こんな方が多いと感じましたので、今回はWEBカメラを選ぶ基準をおさらいしながら高性能なWEBカメラ「FIFINE K420」をレビューします!
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当記事はメーカー様から商品を提供頂き作成しています。
記事執筆時点でAmazon販売にて4,299円と非常にコスパの良い製品となっています。
「FIFINE(ファイファイン)」は(ほぼ)マイクの専門メーカー
FIFINE(ファイファイン)は主にマイクを専門に開発、販売をしている中国のメーカーとなっており、製品ラインナップの約9割がマイク関連。
こちらのページにてFIFINEのミドルエンドマイク「FIFINE K683A」を紹介しています。マイクが気になる方はお先にマイクレビューのページをご確認いただければと思います。
2K画質対応WEBカメラ「FIFINE K420」
FIFINEは“マイク専門のメーカー”のはずですが…?
マイク9割のラインナップの中で2製品だけWEBカメラがポツリと。今回ご紹介させていただくのはその2製品の中でも性能の高い「FIFINE K420」です。
マイクメーカーのWEBカメラの実力がそれほどの物なのかをできる限りレビューします!
FIFINE K420のスペック
実機紹介の前にFIFINE K420のスペックをまとめておきました。
FIFINE K420 | |
有効画素数 | 400万画素(4MP) |
---|---|
解像度 | 1440p(2K) |
最大フレームレート | 30fps |
最短撮影距離 | 約15㎝(実測値) |
コーナーを描く | 108° |
マイク | ノイズキャンセリングマイク搭載 |
設定方法 | スタンド式、クリップ式 |
プライバシーカバー | 搭載 |
接続方式 | USB Type-A |
製品重量 | カメラ本体:61g (ケーブル込み:86g) 3脚スタンド:39g |
WEBカメラなどの製品はパソコンなどと違って「スペック値」を見ただけでが性能を判断しにくい分野のガジェットですが、FIFINE K420は一般的なWEBカメラの一歩先をゆく「2K(1440p)」画質で録画と撮影ができる点では優れているといえそうです。
また、撮影画角も1桁度が多い中で108°とかなり高角カメラを搭載しており設置場所で困ることはなさそうです。
FIFINE K420を実機レビュー!
FIFINE K420の内容はカメラ本体と3脚のみのシンプル構成。
3脚の穴は一般的なカメラの底面に使われている1/4インチサイズとなっているので、付属の3脚でなくとも使用可能です。
モニターやノートパソコンに設置してみる
実際にモニターに設置してみるとこんな感じ。
裏面で支えることができるので、モニターが揺れたとしてもカメラ本体はすれてしまうことはありません。また、モニターに触れる部分にはスポンジ質のシートが張り付けられているのでモニターに傷がついてしまうことも少ないと思います。
続いてノートパソコンでの使用感はこんな感じです。
こちらも画面に傷がつくこともなく、カメラ本体が軽いため画面が動いてしまうこともありません。
また、台座とカメラ本体部分がボールジョイントでつながっているため、無段階で自由な角度調節が可能となっています。
撮影や録画のクオリティー
ブログ上では動画でお伝えすることが難しく、写真での画質比較となりますが、普通のノートパソコンの画面上のカメラとFIFINE K420の比較を行ってみました。
ノートパソコンは当サイトでもレビューを出しているCHUWI CoreBook Xにて撮影しています。まずはノートパソコンの画質から。
動画でのチェックもしてみましたが、このままの画質がただ動いている状態と思っていただければイメージが湧くと思います。
レンズを拭いていないとかではなく、これができる限りキレイに撮影したときの画質です。
続いてFIFINE K420にて撮影した写真です。
最新のスマートフォンなどと比較してしまうとどうしても画質は落ちますが十分キレイです。画角も広く、色みも自然に表現されています。
広角に撮れている影響もあり、若干「魚眼レンズ」っぽくなっている部分もありますが、WEBカメラ本体と顔の距離が近くなっても撮影できるため画角は広ければ広いほうがいいですね。
何故なのかは分かりませんが、有名メーカー製であってもノートパソコンのインカメラは性能が悪いことが多いです。FaceTimeなどに力を入れている「AppleのMacBookシリーズ」のインカメラの画質は良いという話はたまに聞きますが、その他のメーカーでは良い製品をあまり見ません。
リモートワークは一般的になった現代でも「ノートパソコンのインカメラ=使わない前提」で設計されているのかもしれませんね。
搭載しているマイクに関して
FIFINE K420にはカメラの両サイドにマイクが内臓されています。
通話に割り切った用途では問題ありませんが本格的な収録や配信などを行う場合は別ページで紹介しているFIFINEのマイクなど、コンデンサーマイクやダイナミックマイクでの音声収録が理想です。
ただ、同価格帯のWEBカメラのマイクと比較すると有名メーカー製の製品よりも音質は良いと感じます。
地味に便利な3脚
WEBカメラに3脚が付属している製品を始めて使ってみたのですが、これは結構良いかもしれません。設置場所をモニターの上に限定することなく、卓上でも使えてしまうのはとても便利。
レンズにフタができるプライバシーカバーを搭載
FIFINE K420には脱着可能なプライバシーカバーが付いています。カメラを物理的に使えなくするフタですね。
カメラを塞いでおきたい人も一定数いる中で、この配慮は素晴らしい。
「WEBカメラ 蓋つき」などで検索すると蓋つき製品もあるにはあるのですが、確認できただけでも10製品ほどでメジャーなメーカーからはあまり出ていないように感じました。
おそらくプライバシーカバーを取り外せる仕様のWEBカメラってこの製品だけではないでしょうか?
FIFINE K420は高コスパなハイエンドよりWEBカメラ!
当サイトでのWEBカメラ検証数は少なく他製品との比較などはできませんでしたが、スペック値や実際の映像を見たイメージとしてはハイエンド寄りでコスパの良い製品だと感じました。
また、製品によってはドライバーを当てないと性能を引き出せないものなどもありますが、FIFINE K420はドライバー不要でプラグ&プレイですぐに使えるためWEBカメラを初めて使う方でも迷うことがありません。
また購入数が少ないもののAmazonの評価は星4.2となっており、否定的なレビューは見当たりませんでした。
また、FIFINE製のマイクもレビューしておりますので、併せてご覧いただけると嬉しいです。
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