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レビュー

Narwal Freo(ナーワル フレオ)レビュー|“最強”の水拭き対応のロボット掃除機【PR】

上田

今回はNarwal Japan様よりものすごいロボット掃除機「Narwal Freoナーワル フレオ )」を提供いただきました。実は2023年6月にご提供のお話をいただき、今が8月の中旬。少々忙しい時期が続いており、2か月間も放置してしまったわけですね。

ものすごくお待たせしてしまい申し訳ないとともに、1か月半ほど自室にてがっつりと使わせていただきましたので、その感想を皆さんにご紹介できればと思います。

実際のところ、ロボット掃除機をご提供いただけるというお話はたくさんいただけるのですが、大きいし、重いし、豪邸に住んでいるわけでもないので、レビュワーにとってそこまで嬉しくないというのが本音です。裏話にはなってしまいますが、レビュー提供のお話をいただいた5~6件中、実際に記事としてアップするのは今回で2回目。製品を試してみて「おすすめできない」と判断すればレビュー無しでお返しさせていただくこともありました。

「今回記事になっている」ということはそういうことですね。結論から申してしまうと、このロボット掃除機はおそらくロボット掃除機界の頂点といってしまっても過言ではないでしょう。人間の手で床掃除するという作業はもう必要ないと言ってしまって良いと思います。

また、これを超えるロボット掃除機が出ない限り「10万円クラスのロボット掃除機」というジャンルのレビューは受けないと思いますし、受けたとしてもNarwal Freoとの比較対決になってしまうほど良い製品。僕は自分で買っていないけど、10万円を超えるだけの価値アリです。

僕はこれからもNarwal Freoを使い続ける。


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Narwal Freo (ナーワル フレオ)のスペックや特徴

Narwal Freoの簡単なスペックです。

Narwal Freo
吸引力  3000Pa
ダストボックス容量 480ml
動作時間 180分
障害物乗り越え 20mm
水拭き機能 回転モップ×2枚
モップ加 木質 7ニュートン
タイル 12ニュートン
モップ回転速度 180回/分
水タンク容量 浄水タンク 4,500ml
汚水タンク 4,050ml
洗剤水拭き 対応
専用の洗浄剤のみ

動作音
(お掃除ロボット)
掃除モード 約53dB~63dB
水拭きモード 約48dB~51dB
掃除&水拭き <57dB
動作音
(ステーション)
静音乾燥 <39dB
強力乾燥 <43dB
モップ洗浄:  <64dB
サイズ ステーション 37x41.5x43.5cm
お掃除ロボット 35x35x10.5cm
重量 ステーション 8.75kg
お掃除ロボット  4.5kg
公式»Narwal Freo (Amazon)

実際ロボット掃除機のスペックなんて見てイメージできる人も少ないと思いますが、重要なのは水拭きに関する項目

床に適切な圧力をかけながら拭くモップを2基搭載しているところと、ステーション内に浄水と汚水をためておけるタンクが内蔵されていること。ここが一番の強み。

吸引力の「3000Pa」というのはロボット掃除機としては強くも弱くもないという数字ではありますが、実際に同じ数値でも吸引力が違ったりするのでよくわかりません。(そもそもロボット掃除機の専門家ではないので完全に専門外。)Narwal Freoの実機を使った感じ、Maxの3000Paでなくとも吸引力は十分でした。

本レビューでは公式サイト販売ページを見ればわかるような内容はあまり書いていませんので、詳しい製品仕様や公式で紹介されているような特徴については公式サイトでご確認ください。使ってみて感じたことを中心に紹介します。

Narwal Freo実機の開封&レビュー

実機をご提供いただいているので、開封から細かくレビューします。ロボット掃除機の外箱はどれも大きい。今回はステーションも巨大(ロボット掃除機としても最大級)なサイズの製品。

NARWALロゴ」の背面には2人以上で運ぶことを推奨する重いですよステッカー。梱包された状態の重量は17.1kgでしたが、男性であれば一人でも持てるサイズ感。ダンボール横の横の取っ手に指をかければ難なく運ぶことができました。

開封はペリペリスタイル。

中身は上から「ロボット本体ベースステーション」の順で2重構造。

ベースステーションはやっぱりデカい。箱から抜き取るときは腰をいたわるように。

入っているものはこれだけ。ベースステーションの中にロボットが入っているわけではなく、とてもきっちりとした梱包。

Narwal Freoロボット本体

ロボット本体の梱包はベースステーションとは別で内箱式。2つのサイドブラシのみ同梱。

ロボット本体はスラっとしたデザインで、バンパー部分以外はロボット本体に埃がたまっても簡単に拭き取れる形状をしているのが高評価。

ロボット本体をひっくり返すと、Narwal Freo最大の特徴といえる「三角の回転モップ」がお目見え。この形状のおかげでモップとモップの間に隙間(磨き残し)を完全になくせるのでを三角形にするのは本当に頭がいいと思います。また、ロボットの自重で沈み込むタイヤは障害物を乗り越えるだけでなく床素材に応じてモップの圧力を調整してくれるとのこと。

この背面に機能と技術がつまりまくっている!

サイドブラシは梱包時に変形しないために取り外された状態。右と左それぞれ色分けされているので迷うことなく押し込むだけで取り付けが完了。

初回のセットアップでは触る必要のない部分も多いですが、そのほかの部分もチェックしてみましょう。まずはメインブラシですが、取り外しや手掃除も簡単な設計。

メインブラシカバーを取り外せばブラシは簡単に取り外せる構造。

標準で付属しているのは「静音ローラーブラシ」ですが、ゴム製の「絡まり防止ローラーブラシ」も別売りされています。ロングヘアの女性などは抜け毛が絡まりやすい部分なので買い替えの検討もあり。

続いては上面。「OPEN」のステッカー部分を持ち上げるとダストボックスにアクセス可能。ロックなどもなく、持ち上げるだけ。

初回はバンパーを固定するためのスペーサーのようなものが付いているので取り外しておきましょう。これを取り忘れると障害物検知ができなくなるので、ロボットがぶつかっても止まらなくなってしまいます。

ダストボックスの使いかたはイラストの通りですね。とても簡単。

このダストボックスが上面についているのがいいですね。

横面や底面についているとゴミ捨てや手掃除のときにロボットをひっくり返さなければいけないのでちょっと手間が増えてしまいます。

引き抜いてそのままボタンを押してゴミをポン。ゴミ捨ては楽です。なお、Narwal Freoはベースステーション内にゴミを溜めておく機能はありません。広い家だったり、相当汚れた環境で使わない限りは大丈夫かと思いますが、個人的には問題なし。むしろ、ステーション内にゴミを溜めておく紙パックなどの消耗品がない点はメリットと捉えてもいいかもしれません。

ここまでゴミ捨てが簡単なのであれば、定期的に捨てる作業も苦ではありませんからね。

ダストボックスの上部のフィルターも引っ張るだけで取り外し可能。

機能とは全く関係のないギミックなのですが、フィルターを取り外すとマグネットの位置が変わるようになっており、今フィルターがついているのかを認識できる構造。これ面白いですね。

とこんな感じでロボットはシンプルな見た目に技術が詰まった筐体で、ガジェットとして面白く、完成度の高い製品となっています。

Narwal Freoベースステーション

続いてはベースステーションです。サイズは40センチを超える大型の筐体となっているのですが、角を落としたようなデザインでそこまで大きく感じません。正直にいうと、開封して届くまではこれを部屋に置くのが嫌でした。笑

これ、実際に室内に置いてみるとわかるのですが、本当にそこまで大きく感じないんですよ。むしろインテリアとしても優秀で未来的なデザイン。

ロボットくんの家の中には、なにやら追加の付属品。

中には電源コードタンクのフィルターレモン&バジルの専用クリーナー(洗剤)が入っていました。

ベースステーションの奥は、両サイドに給電用の接点、トレイ状のパーツが2枚。

トレーパーツはマグネットで緩く固定されているだけで簡単に引き出せます。ここでブラシを水で濡らしたり洗浄したりするわけですね。

パーツは2個に分かれるようになっているので、個別に取り外して洗浄可能。

背面には電源接続できる穴。デスクトップパソコンによく使われる3ピン極太ケーブルでなく、ある程度細いメガネ(アースなしの2ピン)ケーブルなのも取り回しが良くて高評価。そこまで大きな電圧のかかる製品ではないので、ケーブルは細いに越したことはありません。

ベースステーションの蓋を開けるとタンクが2つ。青タンクの「CLEAN WATER」には浄水を補給、透明ボトルの「DIRTY WATER」にはモップ洗浄で使用された汚水が溜まるようになっています。いやー、シンプルにスゴイよね、この構造。

ボトルの容量は青ボトル(浄水)が4,500ml透明ボトル(汚水)が4,050ml。浄水ボトルの方が容量が多いですが、床吹拭きで消費されるので、汚水ボトルの4,050mlを超えることはないでしょう。

中身はこんな感じでツルツル。水が漏れる設計にはなっていませんが、もし汚水がこぼれたとしても拭き取りやすい。

ちょっと見にくいですが、浄水ボトルの内部には専用の洗浄剤をセットする空間も用意されています。洗濯機のようにどこかに流し入れる構造ではないのですね。

早速浄水をセット。洗面台に収まりきらないサイズで、蓋を開けて4.5ℓの水を汲むのは結構大変…

と思ったのですが…

ここに蓋があったんですね。

上蓋を開ける必要もなかったですし、なんならステーションに入れた状態でペットボトルでの給水も可能な設計でした。よく考えられている。(悔しい。

ベースステーションがは全体的にガッシリとした作りですが、大きすぎるなどの不満はありません。丸い部分が多いので、実際に掃除も簡単。本当によく考えられた設計だと思っています。

Narwal Freoの初回起動と設定

初回設定はアプリ無しでもできるようになっているようですが、今回は専用のアプリを用いた方法で設定します。まずはベースステーションの中に手動でお掃除ロボットをはめ込みます。

設定や簡単な操作はステーション上部の丸型タッチパネルでできるので、便利かつデザインが近未来的でよいです。

設定の途中で丸形ディスプレイにアプリダウンロードのための2次元コードが表示されるタイミングがあるので、必要に応じでダウンロードしておきましょう。(アプリダウンロード用の2次元コードは取扱説明書にも記載されています。)

セットアップはに関しては短めの解説となりましたが、まさに「いわれるがまま」といった印象で、特に難しい点や迷うことなどもありませんでした。

今回は、Wi-Fi接続は2.4GHzにて設定

ネットワークに接続する設定ですが、Wi-Fi接続は5GHz・2.4GHzどちらでもいいようです。アプリから接続する場合は「今スマホにつながっている接続」が接続対象になっているので、選ぶ場合は注意しましょう。

なお、家を動き回ったりスマート家具のような製品はWi-Fiルーターから届く範囲が広い2.4GHzでの接続が理想とされているので、今回は2.4GHzにて設定を行いました。

ついにNarwal Freoにお掃除をしてもらう!

ここまでで初期設定が終わったので、さっそくNarwal Freoに部屋のお掃除をお任せしてみましょう。専用アプリからロボットに指令を出せるので、アプリ操作する場合はベースステーションやロボットを直接操作する必要はありません。

専用アプリでは、まず部屋のマップ作製からスタート。今回の検証では自室一部屋のみの測定ですが、ある程度正確なマップが作成されています。画像の右下は椅子などを集めておいているので空間が削られたような形状になっています。

アプリで表示されている色は以下の通り。

色の意味

  • 白色
    →入ることができず掃除していない
  • うす青色
    →掃除機掛けが完了した場所
  • 濃い青色
    →水拭き掃除まで完了

右上の掃除ができなかったエリアは、ロボットが絶対に入れないスチールラックが置いてあるので仕方なしですが、そのほかの部分に関しては完璧に巡回できています。

ロボットは通ったあとの床は本当にピッカピカ。拭き掃除というよりも磨き上げと言った表現が正しいほどのピカピカで、正直おどろきです。

掃除終了後のウォータータンク

掃除後のウォータータンクですが、7~8畳分の掃除1回で約500mlくらい減っていました。

汚水タンクには450mlほどたまっていましたので、8~10回ほど水替え無しで掃除ができるということですね。掃除面積が広くなってもモップ掃除の度に消費する量は一定と考えてよさそうなので、水道でジャバジャバ洗うことを考えると使用する水の量は少ないですね。

また、広い部屋で使う場合は掃除の途中でモップの洗浄を挟むこともできるので、どこまでの考えられたロボットの設計に脱帽です。

掃除終了後のロボット背面パーツ

掃除終了後…というかもう何週間も使った後なのですが、洗剤無しでもほとんど汚れていません。(手洗いは一度もおこなっていません。)

掃除後の自動洗浄はすごいパワーのようですね。なお、洗浄が行われるクリーニングトレイとクリーニングベース(ベースステーション内の底部分)はけっこうな汚れがくっついていましたので、定期的な掃除は必須です。

近寄っても本当にきれいです。モップをはじめとした消耗品は使用時間によって寿命が設定されているようですが、それ以上に使えそうな耐久力をしているように感じます。

消耗品 寿命までの時間
HEPAフィルター
(ダストボックス内)
150時間
モップ
(ロボット下部)
150時間
サイドブラシ
(ロボット下部)
150時間
スポンジフィルター
(タンク底)
300時間
メインブラシ
(ロボット下部)
300時間

一応こちらが“正規”の寿命とされている使用時間ですので、交換時期が来たら交換を推奨しておきます。Amazonが正規の販売窓口となっているので、最安で購入可能です。

正規売先»Amazon(Narwal Freo アクセサリー)

ダストボックスには埃と髪の毛がモサッと入っていました。ゴミ捨てもしやすいですし、容量が大きめなのもGOOD。個人的な感想ですが、やっぱりベースステーションにゴミをためるよりもロボット内部にたまっていてくれた方が楽ですね。

ステーションの紙パックに吸引するタイプはコストも騒音も大きい。

メインブラシの汚れも1ヶ月程度の使用ではほとんどありません。たまに嫁のロングヘアな抜け毛が巻きついていることがありますが、本当にそれくらいです。

絡まりを防止できるローラーブラシを購入すれば長い髪の毛でも楽々掃除できるみたいなのですが、反対に騒音は大きくなるようなので、僕はこのままのメインブラシで満足ですね。

Narwal Freo(ナーワル フレオ)の良いところ(メリット)

Narwal Freoを実際に使ってみて感じたメリットや「すごい!」と感じた部分です。

床拭きではなく、床”磨き”に近い性能。もうピッカピカ

やっぱりNarwal Freoと言ったら水拭き性能の高さ。一般的なロボット掃除機は「濡れた雑巾が底にくっついているだけ」というような作りであるのに対し、Narwal Freoは圧力調整ができる回転モップ。

感覚で言えば、スーパーでみる床を磨く業務用マシーンを一般家庭用に落とし込んだイメージ。もはや、水拭きではなく床を磨き上げているような感覚。もちろん床材によって強さを調節できる機能もついてるので、床を傷つける心配もなし。(僕の家にはカーペットを敷いていませんが)カーペットを検知すると自動でモップをしまう機能もあります。

高性能で頭も良くて十分にパワフル。最高です。

ワンルームでも導入の価値がある「全部入り」

ロボット掃除機=広い家で使う

この常識をぶっ壊してくれるのがNarwal Freoだと思う。

僕の家は2LDKなのですが、今回検証として使用したのは床を這うケーブルなどをある程度片付けた自室のみ。これが普通のロボット掃除機であれば「自分で掃除機かければ早いじゃん」で終わってしまうのですが、今回の強みは水拭き。検証環境は8畳ほどの小さな一室ですが、この面積でも水拭きする労力はえぐい。

ここまで完璧な水掃除をこなしてくれるのであれば、広めのワンルームにお住まいの人でも導入するメリットが生まれます。

広くても広くなくても「床を水拭きしたい」と思うならどんな家でもおすすめできます。

モップ洗浄以外の動作音がものすごく静か

冒頭の表の抜粋ですが、Narwal Freoの動作音は公式の数値でこれくらい。

動作音
(お掃除ロボット)
掃除モード 約53dB~63dB
水拭きモード 約48dB~51dB
掃除&水拭き <57dB
動作音
(ステーション)
静音乾燥 <39dB
強力乾燥 <43dB
モップ洗浄:  <64dB

簡易的な計測では信頼性に欠けるので実際の数値は未検証ですが、この中でうるさいと感じたのはモップの洗浄のみでした。お掃除ロボットに関してはうるさいと感じるなら吸引やモップの回転速度を落とせば良いだけなので大きな問題ではありません。(最大でもそこまでうるさくない。)

動作音で大きいと感じたのは調整できないモップ洗浄のみ。モップの洗浄や洗浄直後の水落としは、モップを内部で高速回転させて遠心力で水を払っているのですが、その音だけがうるさい。と言っても回転音なので、ステーションにゴミを吸引する他機種に比べれば圧倒的に静かです。

交換のモップ乾燥(温風乾燥)に関しては横で寝られるし、作業していても忘れるほどの静音。全体的に見て「ロボット掃除機」としてはとても静かです。

全体的に丸い設計で、お手入れが簡単

ここまでの実機レビューでもお分かりいただけた通り、ベースステーションもロボット本体も丸みを帯びたでデザインとなっており、掃除がしやすく埃もたまりにくいです。

ロボットが動作していなときはベースステーションの中にすっぽり収まる設計となっているのでロボットの上面も汚れることはありません。

全体的にお手入れがしやすい点もありがたく、部屋掃除も、ロボットの手掃除も、すべてストレスフリー!

すぐになくなる消耗品が少ない

以前使っていたロボット掃除機は、ベースステーションへのゴミ収集機能があったので便利でしたが「紙パック」に収集する仕組みでした。毎日掃除機をかけていると、1ヶ月ほどでいっぱいになってしまうので、交換が必要ですし、1つ700円前後で定期的に購入&交換が必要でした。

Narwal Freoは劣化や交換スパンの早いアクセサリが少なくて本当に楽。

消耗品とされているモップやサイドブラシの耐久性もそこまで低いわけではないですし、メインブラシは簡単には壊れなさそうです。あとで触れますが「専用洗剤」以外は全て耐久性が高く、販売金額もリーズナブル。

Narwal Freo(ナーワル フレオ)の悪いところ(デメリット)

ここからは「これイマイチでは?」と感じた部分です。

専用の洗浄剤の種類は1つのみ&値段が高い

ベースステーションの中に入っていた「専用クリーナー(洗剤)」ですが、今回は僕、使っていません。

正直に言いますと、洗剤なしでモップ掃除をしてみて綺麗にならなかったら使おうと思っていましたが、洗剤なしでも十分に床はピカピカ。いまだに必要と思ったタイミングはありません。

あと、僕は自分の部屋に好みではない匂いがつくのが苦手なので、何種類かのラインナップから匂いサンプル(ちっちゃいお試し版)のようなものがついていれば嬉しかったですね。

そして、この専用クリーナーですが、1本あたりの販売価格が3,180円とちょっと高め。種類がない&高めという理由で僕はこれからも使わないと思います。ただ、洗剤なしで綺麗になるということはNarwal Freo自体の掃除性能が高いということなので、大きな不満ではありません。

注意点として、専用クリーナーは床掃除とモップ洗浄の両方に使われているので、モップの油汚れなどは水洗浄では取れない場合があります。専用クリーナーを使わないでモップを清潔に保つには、定期的に外して手洗いが必要になるので、クリーナーを使わない派の人は覚えておきましょう。

11cm以下の隙間には入れない

この上部の突起で本体の高さが10.5㎝まで大きくなってしまっているところもちょっと惜しい!

突起部分は約1.8㎝出っ張っているので、これがなければ10㎝を切る高さを実現できたと考えると本当に惜しいですね。

ただ、この突起自体は無意味にあるわけではなく、圧力センサーかつレーダーセンサーのカバーとなっています。掃除中に突起に衝撃や圧力がかかると引き返すようプログラムされているということなので、掃除を最後まで遂行するために必要な形状なのかもしれませんね。

繰り返しにはなりますが、ロボットの高さが10.5㎝となるので、高さ方向の隙間掃除は11㎝くらいまでと考えておいた方がいいでしょう。

よくある(であろう)質問

ここまでは公式サイトなどの情報を参考にしながら、実際に使ってみた感想を書いてきましたが、最後まで分からなかった部分や「これなんでだ?」と思ったところをNarwal公式に直接質問してみました。

Narwal公式に聞いてみた質問

  • ロボット上部の「圧力センサー」はどのタイミングで使用されるものですか?

    圧力センサーはロボットが自身の高さより低い(もしくは同等)場所に入って挟まることを防ぐために装着されています。突起の部分が外部からの衝撃(圧力)を感知すると、後退して進行ルートを変更します。
  • 専用の洗浄剤は1種類のみのラインナップでしょうか?また、汎用品の洗剤を使用する方法はありますでしょうか?

    洗浄剤の種類は目下1種類のみとなっております。清水箱に汎用品を投入して使うことは可能ですが、成分が配管システムを壊す恐れもあるため、おすすめ致しません。
  • この専用洗剤は床拭き、モップクリーニング両方で使用されていますでしょうか?また、洗剤を装着した状態で洗剤を使わない水拭きをすることは可能でしょうか?(床の洗剤残りが気になる場合などに)

    専用洗剤は床拭きとモップクリーニング両方に使用されます。洗剤を装着した状態で洗剤を使わない水拭きをすることは可能です。その場合は、専用アプリから「共通設定」を開き、「洗浄剤の自動投入」をオフにしてください。そうしていただけると、清水だけで水拭きを実施するようになります。
  • 洗剤を全く使わないでNarwal Freoを使うことも可能ですか?洗剤を使わない場合でも使用可能です。ただし、洗剤を使わない場合は、モップの洗浄時間が増えたり油汚れの除去効果が低下する可能性があります。
  • 左右のサイドブラシの形状に関してですが、3又タイプが一般的となりますが、本製品が2又となっているのはどうしてですか?

    Narwal Freoには「弓字清掃」という機能があり、時々方向を180°転換することになります。転換する際はサイドブラシを本体の下に納めていきますが、3又ですとどうしても1本がうまく収まらず外にはみ出してしまうことになります。2又でしたら丸ごと納めることができますし、清掃効果に関しても回転速度が落ちない限り3又と変わりません。
  • 別売の「絡まり防止ローラーブラシ」は女性の長い髪などが絡まりにくく、掃除はしやすいという認識でよろしいでしょうか?

    はい、仰る通りです。別売の「絡まり防止ローラーブラシ」は「ゴム製ブラシ」とも言い、毛がついていなく滑らかな表面をしており、長い髪やペットの抜け毛が絡まりにくい設計になっています。ただし毛がついていないため通常のブラシ(静音ローラーブラシ)よりやや騒音が大きくなり、ペタペタとした音がしてきます。また、ゴム製ブラシをご購入にあたっては専用カバーも同時に購入しなければなりません。

迷っている方の参考になればうれしいです。また、最大の疑問だった洗剤不使用での運用もできるということと、サイドブラシの形状が2又になっている理由などは知れてよかったです。

現・お掃除ロボット界のチャンピオン。

今回はのレビューとなりましたが、現状はお掃除ロボット界のチャンピオンと言ってしまっていいでしょう。冒頭でも少し言いましたが、僕はこれからもNarwal Freoを使い続けると思います。

ちょっと複雑なガジェット?となりますので、不明な点や説明不足な点があればコメント欄よりご質問いただければと思います。


  • この記事を書いた人

上田

PCやスマホ(主にハードウェア周り)が大好きです。このサイトではパソコンの使い方や選び方などの解説をしています。最新の技術やAI、テクノロジーにも興味関心があり、運営しているサイト内で最新のデバイスを検証・レビューを行っています。