2021年9月ごろに当サイトからもレビュー記事として紹介したEDIFIER NeoBuds Proですが、当時は低価格ながらもビルドクオリティーの高さや音質、ANCや外部音取り込みまですべての機能がハイレベルと評価しました。
初代レビュー:»EDIFIER「NeoBuds Pro」をレビュー! 外部音取り込みやノイキャン、ハイレゾ搭載の全部入りフラグシップ![PR]
僕自身、EDIFIER NeoBuds Pro をきっかけにEDIFIERというオーディオブランドを知り、そこからは本当にゾッコン。低価格でありながら満足度の高い「W820NB(ヘッドホン)」や、音楽はもちろん通話音質までも高音質で愛用している「TWS NB2 Pro(ワイヤレスイヤホン) 」など、個人的にも数々の製品を購入し使わせていただいています。
今回は NeoBuds Pro の後継機となる最新作「EDIFIER NeoBuds Pro 2」をメーカーよりご提供いただきましたのでレビューします。
製品提供により記事を作成しています
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EDIFIERについて
EDIFIER(エディファイア)は、オーディオ製品の製造において25年以上の歴史と実績を持つ中国の企業です。1996年の設立以来、一貫して品質の高い製品を提供しており、国際的な認知度も高い。(前作のNeoBuds Proが登場したあたりから日本国内の認知度も急上昇しています。)最先端の製造施設で年間800万個の製品を生産しています。
製品ラインアップには、ワイヤレスヘッドホン、イヤホン、スピーカーうぃはじめとしたオーディオ機器が中心で、何度もVGP賞を受賞しいる実力派。
個人的な印象としてはフラッグシップモデルとなるイヤホンが2万円を大きく切る価格帯で設定されており、で他メーカーと比較してもコストパフォーマンスに優れた製品が多いこと。普段から愛用している「W820NB(ヘッドホン)」や「TWS NB2 Pro(ワイヤレスイヤホン) 」も4~6千円台と「廉価モデル」といって良い価格帯ですが、品質が全然廉価モデルじゃない。そんなメーカーです。
EDIFIER製品はAmazonや楽天のセールを狙え
レビューに入る前に少し前置きをはませてください。EDIFIERの製品はAmazonのセール等でよく値段が下がります。下がるときは半額近くまで下がる製品もあるほどです。
製品名 | 通常価格 | セール価格 |
Neobuds Pro2 | 19,990円 | 15,990円 |
NeoBuds Pro | 16,999円 | 10,000円↓ |
TWS NB2 Pro | 10,348円 | 5,000円前後 |
W820NB | 8,799円 | 6,000円前後 |
僕が愛用している製品3つも参考として挙げてみると、Amazonの大型セール価格では20~50%OFFの価格で購入できることも珍しくありません。急ぎでない場合はセール狙いがおすすめです。(セールを重ねるごとにEDIFIER製品が増えていく…)
▼レビュー製品「NeoBuds Pro 2」
▼比較した製品(初代)「NeoBuds Pro」
▼廉価モデル「TWS NB2 Pro」
▼愛用している激安ヘッドホン「W820NB」
EDIFIER NeoBuds Pro2 スペック詳細
レビューに戻ります。
今回レビューする NeoBuds Pro2 スペックの詳細です。前作の初代NeoBuds Proとの比較形式で載せているので、進化した部分とどうでない部分をご確認ください。(進化と言える部分は青色で表記しています。)
NeoBuds Pro2 スペック詳細 (vs NeoBuds Pro) |
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項目 | ||
NeoBuds Pro2 | NeoBuds Pro | |
本体操作 | イヤホンタッチ・アプリ操作 (厳密にはタッチではなく“ノック”) |
イヤホンタッチ・アプリ操作 (厳密にはタッチではなく“ノック”) |
ドライバー | Knowles製BA型ドライバー 10㎜多層振動板ダイナミックドライバー (デュアルドライバー) |
Knowles製BAドライバー 10㎜ダイナミックドライバー (デュアルドライバー) |
対応コーデック | LDAC, LHDC, SBC,AAC | LDAC、LHDC、SBC |
20Hz-40KHz(LDAC) 20Hz-20KHz(SBC,AAC) |
20Hz-40KHz(LDAC) 20Hz-20KHz(SBC) |
|
Bluetooth | V5.3 | V5.0 |
ノイズキャンセリング | 高ノイズキャンセリング 中ノイズキャンセリング 低ノイズキャンセリング (全3モード・最大-50dB) |
高ノイズキャンセリング 低ノイズキャンセリング (全2モード・最大-42dB) |
外音取り込み | 外音取り込みモード | 外音取り込みモード |
その他モード | ゲームモード 風切り音低減モード ヘッドトラッキングモード |
ゲームモード |
装着検出機能 | 対応 | 非対応 |
バッテリー持続時間 | ANC ON:4h(イヤホン) + 12h(充電ケース) ANC OFF:5.5h(イヤホン) + 16.5h(充電ケース) |
ANCオン: 5h(イヤホン) +15h(充電ケース) ANCオフ:6h(イヤホン) +18h(充電ケース) |
充電時間 | 1時間(イヤホン)/ 1時間(充電ケース) |
1時間(イヤホン)/ 1時間(充電ケース) |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
防水防塵 | IP54 | IP54 |
本体重量 | 5.6g(各イヤホン) 49.2g(ケース) |
5.4g(各イヤホン) 47g(ケース) |
マイク | 8個(イヤホン1個につき4個) | 6個(各イヤホンに3個) |
LEDカラー(ケース) | 8色 | 1色(赤のみ) |
Google Fast Pair | 対応 | 非対応 |
カタログスペックのみで判断できる点としては対応コーデックにAACが増えたこと、10㎜ドライバーの種類が変わっていることが音質面での変化です。ノイズキャンセリングの機能では-42dB→-50dBと環境音低減のパワーがアップ、風切り音低減モードの追加。
イヤホンの機能としては定番化しつつある装着検出機能やハイエンドなイヤホンにしか搭載されていないイメージがあるヘッドトラッキング対応したのは大きな進化です。
一方、バッテリー持続時間に関してのみイヤホン、ケース共に前作からスペックダウンしています。サイズ感もそこまで変わらないので、バッテリーサイズの問題ではなく、高機能化したことによる電力消費の増加ではないかと思います。ただ、イヤホン単体で5.5時間、ケース込みで22時間あれば十分だとは思うので、大きな問題ではありません。
ケースがワイヤレス充電に対応していない点は前作と共通のデメリットと言えそうです。
ケースのLEDカラーを変更できるのは他メーカーでもなかなかできない凝った仕様。低遅延の「ゲームモード」を搭載している点とカラーLEDからなんとなくのでゲーミングデバイスとしても売り出したいのではないかと考察できますね。
僕は紫(スペースパープル)と緑(ストリーマーグリーン)が気に入りました。世間はストリーマー≒緑の印象なのですかね。笑
EDIFIER NeoBuds Pro2 を開封から実機レビュー
ご提供いただいたEDIFIER NeoBuds Pro2 の開封レビューです。
EDIFIERの製品は外箱をさらに専用段ボールで覆う梱包で化粧箱まもり方式をとっています。いつも外箱まで高級感や変わった特徴のあるEDIFIERですが、今回の NeoBuds Pro2 は「和紙」のような手触りの紙で作られた化粧箱でした。
イヤホンを衝撃から守るクッションとして吸音材のような素材が使われているのは初代 NeoBuds Pro と同じでした。
参考までに初代との比較です。初代はクラウドファンディングスタートだったということもあり、少しオーバーと言えるほどの豪華さでした。
NeoBuds Pro2付属品
NeoBuds Pro2 の付属品
- 説明書類
- 充電ケーブル
- イヤーピース(7サイズ)
- 専用ポーチ
付属品はシンプルですが、初代と同じ数のイヤーピースのサイズが用意されていました。梱包がコンパクトになったのでここまで多くないだろうと思っていたのですが、ありがたい配慮は変わらず。
専用ポーチはあまり使ったことがありませんが、イヤホンの充電ケースを守る保護ケースなどは発売されていないので、傷をつけなくないという方は収納して持ち運んでもいいと思います。
イヤーピースは粘着テープで封がされたトレイに6サイズ。本体に取り付けてあるものを足して全7サイズとなります。
7種類もありワンサイズ違いのサイズとごっちゃになってしまうこともあるかもしれませんが、内側にサイズの刻印があるので混ざってしまっても大丈夫。僕は普通耳でいつもMサイズを使っているのですが、今回はLサイズがピッタリでした。
NeoBuds Pro2 ケース
充電ケースとイヤホンの外観です。
全体的にマットな質感で手触りがいいです。ケースの中のイヤホン本体は深めに収まっているのですが、上部に大きな溝を設けているので取り出しにくさなどはありません。
せっかくなので初代NeoBuds Proとの外観比較もしてみましょう。(いまだにお気に入りで使っています。笑)
充電ケースの外観は、金属プレートがあしらわれている初代と比較してPro 2 はシンプルでマットなデザイン。
ケース全体は「ハマグリ」のような印象だったのが重めのフラットに近いデザインに変更されています。
カタログスペックや実測でのケースサイズは両者そこまで変わらないのですが、手に持った印象はPro2のほうが大きく感じます。質感はどちらも高級感アリでいい感じ。
NeoBuds Pro2 イヤホン本体
続いてはイヤホン本体。EDIFIERのカナル型イヤホンはどれも似たような形状をしており、初代と2でも形状による違いはあまりありません。特に耳に入れる部分の形状はほぼ同じと言ってもいいでしょう。装着感もほとんど変わらず、イヤーピースのサイズで調整すれば着け心地は抜群です。
質感はかなり違います。Pro2は持ち手の棒部分以外は光沢仕上げで、汗や皮脂が目立ってしまう対して、旧型は全面マット仕上げになっています。個人的には初代のマット仕上げの方が好みです。ただ、着け心地に関しての差はほとんどありません。
NeoBuds Pro2 の重量(実測)
NeoBuds Pro 2 重量 | |
イヤホン(カタログ値) | 5.60g(各イヤホン) |
イヤホン(実測値) | 5.47g(各イヤホン) |
充電ケース(カタログ値) | 49.20g |
充電ケース(実測値) | 47.22g |
イヤホンはイヤーピースをMからLに交換した状態です。イヤホン、ケース共にカタログ値よりも少し軽い結果となりましたが、軽い分には問題はないでしょう。イヤホン片側で5g台中盤なので、いたって標準的な重さとなっています。
コントロールは専用アプリ「EDIFIER Connect」
イヤホンのコントロールはiPhone、Androidともに専用アプリ「EDIFIER Connect」を使用します。
EDIFIER 製品専用アプリ
NeoBuds Pro 2ペアリングを済ました状態でアプリを立ち上げると、自動製品を認識し、各設定を行うことができるようになります。トップページでは「ノイキャン&外音取り込み」関連の機能。画面右上の設定マークからは細かな設定が可能です。
Google Fast Pair に対応している
NeoBuds Pro 2はAndroidのみで使用できる「Fast Pair(ファストペア)」に対応しています。iPhoneにAirPodsシリーズを近づけると製品の画像が表示されて、そのまま簡単にペアリングできる機能に似ています。
Fast Pairの主な機能は次のとおり。
Fast Pairでできること
- イヤホンをAndroidスマホに近づけると、スマホ上にポップアップ(ハーフページ通知)が表示され、ワンタップでペアリングできる。
- 個人名(Googleアカウントに紐づけられた名前)をデバイスに関連付けることができる。
- 紛失したイヤホンを探す機能の追加。(Androidの「デバイスを探す」アプリで確認可能)
- イヤホン本体/充電ケースのバッテリー残量を表示する機能の追加。
デバイスを探すアプリでは「(名前)のEDIFIER NeoBuds Pro 2」としてデバイスを探しだすことができます。
しかし、Apple製品のAirTagのような近くにある誰かの力を借りて探すような方式ではなく、あくまで「接続中に音を出す、もしくは最後にイヤフォンと接続した場所が記憶」されるという仕組みなので、過信は禁物。
Bluetoothのペアリング画面では製品画像付きでバッテリー残量まで詳細に表示されています。
イヤホンタップによる制御の設定
デフォルト設定
- 左耳ダブルタップ
→高ノイキャン⇔外音取り込み(切り替え) - 左耳トリプルタップ
→シーンモード変更 - 右耳ダブルタップ
→再生停止・再生 - 右耳トリプルタップ
→次の再生トラックへ移行
設定を割り当てられるすべての機能
- 再生停止・再生
- 次の再生トラックへ移行
- 前の再生トラックへ移行
- ボリュームアップ
- ボリュームダウン
- ノイズキャンセリングモード切替え
- シーンモード
- ヴォイスアシスタント起動
ノイズキャンセリングモード切替えについては【高ノイキャン・中ノイキャン・低ノイキャン・外音取り込み・風切り音軽減・オフ】の6モードより、2、もしくは3モードを選んでタップするたびにループで切り替えることができます。
シーンモードについては【音楽モード・ゲームモード・空間オーディオ(ヘッドトラッキングモード)】の3モードをタップするたびにループで切り替えることができます。
地味に使う人が多い「音量のアップダウン」にも対応している点がうれしいですね。
アプリで設定できるその他の機能
その他の機能としては「ケースのLEDカラー変更」「シーンモード切替」「イコライザ設定」の3つ。
ケースのLEDカラー設定
アプリ設定よりケースのLEDのカラー変更を行うことができます。この機能が搭載されたワイヤレスイヤホンを使用するのは初めてですが、意外といいものですね。僕はスペースパープル(紫色)がお気に入りです。
ゲームモードを搭載していることから、ゲーミングイヤホンという印象の獲得も視野に入れているのかもしれません。(ゲーミングってものすごく光りますからね。笑)
空間オーディオ(ヘッドトラッキング)
空間オーディオ(ヘッドトラッキング)はイヤホンを付けた状態でも特定の場所(位置)から音が聞こえるような効果をつける機能。
個人的にはNeoBuds Pro 2に限らず、音楽を聴く際は微妙な印象ですが、映画を見るときに使用すると映画館気分を味わうことができるような気がします。アプリ内ではX軸、Y軸、Z軸の数字で傾きを確認できるのが面白い。
頭をくるくるさせて正面に戻すと少しズレていることもあるのですが、他社製品でも数字が見えないだけで普通にズレるので、制度的に見てもなかなか優秀だと思います。
Android向けに作られたイヤホンででヘッドトラッキングに対応した製品はあまりないので、最新テクノロジーを体験してみたい方にはおすすめです。
実際に1ヶ月ほど使ってみた感想
製品をご提供いただいてから約1ヶ月間、Android端末でじっくり使い込んでみたので、率直に感じたことを項目別にお伝えします。
アクティブノイズキャンセリング
まずは「-50dB」の数字が大々と表に出ていた「アクティブノイズキャンセリング」の評価です。
一言で言えばめちゃくちゃパワフル。
当たり前なのですが、高ノイキャンは力業で音をかき消している感じ。力業という表現が正しいかわかりませんが、イメージとしては Apple AirPods Pro のノイズキャンセリングは丁寧に音を包んでかき消しているのに対し、NeoBuds Pro 2 は外部の音にノイキャンの(逆波長の)音をぶち当てて消している感じ。(パワー!!)
故にかなり音が小さくなるのですが、静寂の中で使うと若干のホワイトノイズを確認できます。わずかなエアコンや換気扇の音を消す場合だと低ノイキャンで十分ですが、騒がしい飲食店や豪雨の雨音などは高ノイキャンが役立ちそうです。
ノイズキャンセリングが苦手とする女性のしゃべり声でも高ノイキャンだと大きく低減され、嫁が何をしゃべっているのかが分からないくらいになります。
イヤホンとしてこれはすごい。初代NeoBuds Proよりも進化を感じた部分でした。
外音取り込み
外音取り込みも概ね自然と評価していいでしょう。
ただ、ノイズキャンセリングよりもホワイトノイズが目立つので、「自分の耳で聞く音ではなく、機械が生み出した音」というのははっきりわかります。これ、EDIFIER製品特有の癖というか、全製品で共通なんですよね。
良いか悪いかと言われれば「良い」なんですけど、少し機械っぽく聞こえる。そんな感じ。
前作では外音取り込みをレベル3~-3の7段階で調節できたのですが、今回はその機能が廃止されています。
代わりに「ボーカルエンハンス」「バランス」「バックグラウンドサウンド」の3モードが追加されたのですが、これは正直に初代のほうがよかった。正直、バランスだけでいいので強弱を追加する機能が欲しかった。
名前の通り「ボーカルエンハンス」は声を集中してとらえるモード。高い音を拾っている感じかな?ノイズが荒くなる傾向。
「バックグラウンドサウンド」は全体的に取り込み強度を強くしたというイメージですが、細かいノイズが多くなる傾向。バランスが一番好き。
「超優秀!」と言えるほどではないですが、日常利用では(会話などで)一切困ることはないので必要十分です。
音楽を聴くときの音質
普通に音楽を聴くときの音質ですが、初代に次いでやっぱり最高。低音のドンドンもノリノリで、中高音の切れも十分。音の粒も細かい。(語彙力が無くてすみません。)
普通にそこそこ高い値段のヘッドホンで聞く音と大差なくて驚きました。さらにはイコライザも本格的に調整できる仕様なので自分好みの音にカスタムしてしまえば、よほどのオーディオマニアでなければ「音質」で不満はほとんど出ないでしょう。僕的には100点。
通話音質
通話音質は非常にクリア。どのマイクが通話に使われているかまではわかりませんでしたが、片耳に4つのマイクがあるのも大きいのかもしれません。(4個中何個が通話に使われいているのかまではわかりませんが…)
EDIFIER製のイヤホンは今まで4製品使ってきましたが(今回で5製品目)、廉価な製品も含め、通話音質で不満が出るものがありません。ですので、友人などに「通話メインで安価なイヤホンが欲しい」と相談を受けた時、いつもおすすめしているのが、5千円付近で購入できる「Edifier TWS NB2 Pro」だったりします。
すこし話が脱線してしまいましたが、これまでのEDIFIER製品のように今回のNeoBuds Pro 2 も通話音質はクリアです。最高!
ここが良くないと感じた部分【デメリット】
EDIFIER NeoBuds Pro 2 の良くないと感じた部分です。
- ワイヤレス充電がない
- iPhoneでの利用シーンは少し微妙
- LDAC/LHDCで空間オーディオは選択不可
厳しく見ました。
ワイヤレス充電がない
前作と同様にワイヤレス充電は非搭載です。シンプルに少し不便。以上。
iPhoneでの利用シーンは少し微妙
EDIFIER NeoBuds Pro 2はiPhoneユーザーには少し向いてないのではないかと思う点が2点。
まず1つはオーディオ品質に関してですが、iPhoneではアプリ内の左上「Hi-Res AUDIO」のロゴをONにすることができません。
故障というわけではなく、iPhoneにはLDACやLHDCといったハイサンプリングレートのコーデックに対応していません。もちろんAAC/SBC接続には対応しているので、音質にこだわりがあまりない方にとっては大きな問題ではないかもしれません。
また、iPhoneで専用アプリを開くと「HDオーディオコーデック」という項目が存在しません。
対応しているAndroid端末であれば上記のサンプリングレートから切り替えることができます。
2つ目はBluetooth接続のエラーについて。iPhoneにNeoBuds Pro 2を接続すると「EDIFIER NeoBuds Pro 2 」と「EDIFIER BLE」の2つが繋がった状態になります。(前作も同じ)
まれに「EDIFIER BLE」のみが接続された状態になることがあり接続されているのにアプリ上ではイヤホンを認識できないことがあります。Androidでこのような現象は起きないので、iPhoneでも「EDIFIER BLE」という項目なしで接続できるように改良をしていただきたいなと思っている次第でございます。
LDAC/LHDCで空間オーディオは選択不可
空間オーディオに関しては、どの製品でも音質が落ちやすい傾向にあるのですが、ここでハイサンプリングレートのコーデックを選択できれば空間オーディオ界のリーダーとなれたかもしれません。もしかしたら技術的に難しいのかもしれませんが、できてほしかった。
初代 NeoBuds Pro から正当進化した「Pro2」 確実にお値段以上
最後は少し厳しくデメリットにも触れましたが、ノイズキャンセリングの強度や質、リスニングの音質だけをとっても2万円以下のイヤホンとしては優秀すぎると感じています。そこに通話の音質や空間オーディオまで加われば、2024年下半期で言えば敵なしの状態と言ってもいいと思います。
2万円以下といえどもEDIFIERのフラッグシップモデルとなるので、ここまでの完成度も納得です。また、ここまでの完成度を求めていないという方は前作の初代NeoBuds Proもかなり安くなっているので、イヤホン選びの選択肢としては大いにアリです。(外音取り込みだけは初代のほうが好き。)
2年間くらい製品を買いまくってきた身としてはクオリティーの高い製品が多く間違いのないメーカーだと保証できるので、まだどの製品も試したことがない方はぜひ。
▼レビュー製品「NeoBuds Pro 2」
▼比較した製品(初代)「NeoBuds Pro」
▼廉価モデル「TWS NB2 Pro」
▼愛用している激安ヘッドホン「W820NB」
製品提供により記事を作成しています
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