Windows 11では、「このPC(旧:コンピューター)」や「ゴミ箱」、「ネットワーク」などのシステムアイコンを、必要に応じてデスクトップに表示したり非表示にしたりできます。初心者でも手順通りに進めるだけで簡単に設定できる内容です。
このページで分かること
- デスクトップに表示するアイコンを個別に選ぶ手順
- 全デスクトップアイコンを一括で非表示にする方法
- 「コンピューター」と「このPC」の名称違いの注意点
基本の手順|特定のアイコンを個別に表示・非表示
デスクトップに表示するアイコンを細かく管理したい場合は、「デスクトップ アイコンの設定」から個別にオン・オフを切り替える方法が最適です。「このPC」や「ゴミ箱」など、必要なものだけを選んで表示できるので、デスクトップを整理しやすくなります。
設定アプリ→「テーマ」→「デスクトップ アイコンの設定」で切り替える
デスクトップのシステムアイコンは、Windowsの設定画面から簡単に表示・非表示を変更できます。アイコンごとにチェックを付けるだけで切り替え可能です。
アイコン追加設定を開く手順
- Windowsキー+Iで「設定」を開く
- 左メニューから「個人用設定」をクリック
- 「テーマ」をクリック
- 「デスクトップ アイコンの設定」を選択
表示・非表示を切り替えたい項目にチェックを入れたり外したりして、「適用」→「OK」をクリックすれば設定が反映されます。
名称に注意|「コンピューター」=「このPC」と覚えておく
設定画面では「このPC」のことを「コンピューター」と表記しているため、違うものと誤解しやすいのが注意点です。
見慣れない名称に注意
- 「コンピューター」→ 実際には「このPC」を指す
- 「ユーザーのファイル」は自分の個人フォルダー
↳※画像では「PCTB1」のフォルダ - 「ネットワーク」や「コントロール パネル」も同様に表示切替可能
普段の呼び方と設定画面での名称が異なるため、チェックを入れる際には表記に惑わされないようにしましょう。
コンピューターやPCは昔(Windows7時代まで)で言う「マイコンピューター」に当たる階層です。(接続したUSBメモリなど、すべてこの階層からアクセスできます。)
一括で切り替え|デスクトップ上のアイコンをまとめて表示/非表示
個別にアイコンを設定するのではなく、一時的にすべてのデスクトップアイコンをまとめて非表示にしたい場合には、右クリックメニューから簡単に切り替える方法があります。プレゼンテーション時や作業に集中したいときに役立ちます。
右クリック→「表示」→「デスクトップ アイコンの表示」をオン/オフ
デスクトップ上のすべてのアイコンを一括で隠したり、再表示させたりするには、右クリックメニューを使う方法が手軽です。
デスクトップアイコンを一括表示/非表示にする手順
- デスクトップの空いている場所で右クリック
- 「表示」にカーソルを合わせる
- 「デスクトップ アイコンの表示」をクリック
チェックが入っている状態ではアイコンが表示され、チェックを外すとすべて非表示になります。見た目には消えたように見えますが、データが削除されるわけではありません。
まとめ|必要なアイコンだけを確実に表示して作業効率アップ
デスクトップに表示するシステムアイコンは、用途や好みに応じて柔軟に管理できます。
「PC」や「ゴミ箱」といった基本アイコンを表示しておくと便利ですが、不要なアイコンは非表示にすることで作業環境もすっきり整います。コントロールパネルなど、アクセスするのが面倒なので、使用頻度が多い場合は表示しておくと楽ですね。
設定方法を覚えておけば、急にアイコンが消えても落ち着いて対応できます。