Windows11では、ダウンロードしたファイルやドキュメントは既定でCドライブ内の専用フォルダーに保存されます。しかし、Cドライブの容量が圧迫されてきたり、自分の管理しやすい場所にファイルをまとめたいと感じることもあると思います。
この記事では、ダウンロードフォルダーやドキュメントフォルダーの保存先を、Cドライブ内の自作フォルダーや別ドライブに変更する方法を解説します。変更後に元の場所へ戻す手順もあわせて紹介するので、安心して設定を変更できます。
このページで分かること
- 保存先を変更する前に準備しておくこと
- フォルダーの保存場所を変更する具体的な手順
- ドキュメントやピクチャなど他のフォルダーへの応用方法
- 保存先を元の場所に戻す方法
保存先を変更する前の準備
保存先の変更作業自体は難しくありませんが、事前に1つだけ準備が必要です。
変更先となる(ダウンロードしたものを保存する)フォルダーをあらかじめ用意しておいてください。
保存先にするフォルダーを事前に作成しておく
保存先として指定するフォルダーは、変更作業を行う前に自分で作成しておく必要があります。
フォルダーのプロパティから保存先を変更する際、すでに存在するフォルダーを指定する形になるため、事前準備なしでは設定できません。
フォルダー作成の例
- Cドライブ内に作成する場合
↳ C:\MyData\Downloads など任意の場所に新規フォルダーを作成
(デスクトップを右クリックし「新規作成→フォルダー」でもOK) - Dドライブや外付けドライブに作成する場合
↳ D:\Downloads や E:\Documents など、移動先ドライブ内に新規フォルダーを作成
フォルダー名は自由に決められますが、何のフォルダーか分かりやすい名前を付けておくと管理が楽になります。「Downloads」「ドキュメント保存用」など、用途が明確な名前がおすすめです。
個人的には「雑保存」のようにとりあえず保存しておくフォルダーを作成して、あとから振り分ける(中に入っているものを整理する)方法が気に入っています。
フォルダーの保存場所を変更する手順
保存先の変更は、対象フォルダーのプロパティにある「場所」タブから行います。Cドライブ内への変更でも別ドライブへの変更でも、基本的な操作手順は同じです。
Cドライブ内の自作フォルダーに変更する場合
Cドライブ内の別の場所にダウンロードフォルダーを移動したい場合の手順です。ファイルの整理や管理のしやすさを重視する場合に適しています。
Cドライブ内への保存先変更手順
- エクスプローラーを開く
- 左側のナビゲーションウィンドウから「ダウンロード」を右クリック
- 「プロパティ」を選択
- 「場所」タブをクリック
- 「移動」ボタンをクリック
- 事前に作成しておいたフォルダーを選択 → 「フォルダーの選択」をクリック
- 「OK」をクリック
- 「元の場所のすべてのファイルを、新しい場所に移動しますか?」と表示されたら「はい」を選択
「はい」を選択すると、現在のダウンロードフォルダー内にあるファイルがすべて新しい保存先に移動されます。「いいえ」を選ぶと、既存ファイルは元の場所に残ったままになります。
Dドライブなど別ドライブに変更する場合
Cドライブの空き容量を確保したい場合や、システムとデータを分離して管理したい場合は、Dドライブや外付けSSDなど別のドライブに保存先を変更するのが効果的です。
別ドライブへの保存先変更手順
- エクスプローラーを開く
- 左側のナビゲーションウィンドウから「ダウンロード」を右クリック
- 「プロパティ」を選択
- 「場所」タブをクリック
- 「移動」ボタンをクリック
- Dドライブや外付けドライブ内に作成したフォルダーを選択 → 「フォルダーの選択」をクリック
- 「OK」をクリック
- ファイル移動の確認画面で「はい」を選択
外付けドライブに保存先を変更した場合、そのドライブが接続されていないとフォルダーにアクセスできなくなる点に注意してください。常に接続しているドライブを指定するか、必要に応じて保存先を切り替える運用がおすすめです。
ドキュメントやピクチャなど他のフォルダーも同様に変更できる
ダウンロードフォルダーだけでなく、ドキュメント・ピクチャ・ビデオ・ミュージックといった他のユーザーフォルダーも同じ手順で保存先を変更できます。
保存先を変更できるフォルダー
- ダウンロード
→ ブラウザ等でダウンロードしたファイルの保存先 - ドキュメント
→ Word・Excelなどの文書ファイルの既定保存先 - ピクチャ
→ 画像ファイルの保存先 - ビデオ
→ 動画ファイルの保存先 - ミュージック
→ 音楽ファイルの保存先 - デスクトップ
→ デスクトップに保存したファイルの実体の場所
いずれのフォルダーも、エクスプローラーのナビゲーションウィンドウから右クリック → プロパティ → 場所タブという同じ流れで変更できます。容量の大きいビデオやピクチャを別ドライブに移動すれば、Cドライブの空き容量を大幅に確保できます。
保存先を元の場所に戻したい場合
保存先を変更した後でも、既定の場所に戻すことは簡単にできます。設定を試してみて使いにくかった場合や、外付けドライブの運用をやめたい場合などに役立ちます。
「標準に戻す」ボタンで既定の場所に復元する
フォルダーのプロパティにある「標準に戻す」ボタンを使えば、ワンクリックで既定の保存先に復元できます。
保存先を元に戻す手順
- エクスプローラーを開く
- 左側のナビゲーションウィンドウから対象のフォルダーを右クリック
- 「プロパティ」を選択
- 「場所」タブをクリック
- 「標準に戻す」ボタンをクリック
- パスが既定の場所(C:\Users\ユーザー名\Downloads など)に変わったことを確認
- 「OK」をクリック
- ファイル移動の確認画面で「はい」を選択
「標準に戻す」をクリックした時点では、まだ場所は変更されていません。「OK」を押して確定するまでは、キャンセルして元の状態を維持することも可能です。復元時も既存ファイルの移動確認が表示されるので、必要に応じて選択してください。
まとめ|保存先を変更して使いやすいファイル管理環境を作ろう
ダウンロードやドキュメントの保存先は、フォルダーのプロパティから「場所」タブを開くだけで簡単に変更できます。Cドライブの容量節約やファイル管理の効率化など、自分の目的に合わせて最適な保存先を設定しておくと、日々のPC操作が快適になります。
変更後に使いにくさを感じた場合は「標準に戻す」ボタンで既定の場所に復元できるので、気軽に試してみてください。

