パソコンを購入した際にセット購入を促されることも多いウイルス対策ソフトですが、絶対に必要なものなのでしょうか?
新品のパソコンにはこういった類のソフトの体験版のようなものが入っていることが多く、トライアル期間が終了した途端に「毎日40万個のウイルスが新たに見つかっています。」「セキュリティ対策機能が停止しています。」「脅威から保護されていません。」などと派手な警告が繰り返される仕様になっています。(個人的にこういった商法も好かない。)
パソコンにウイルス対策ソフトは必要か、それとも必要がないのかを議論する場合も多いのですが、現状では「ウイルス対策ソフトはほとんどの人にとっては必要がない」といってしまってよいと感じています。
ウイルスソフト導入を考えていた方やウイルスソフトの効果が気になる方は、このページの内容を参考にしていただけると嬉しいです。
パソコンにウイルス対策ソフトが必要ないと言える理由5つ
今回僕がPCにウイルスソフトは必要ないとした理由は以下の5つです。
ウイルス対策ソフトが不要な理由
- Windowsには「Windows セキュリティ」が搭載されている
- Windows セキュリティとその他の対策ソフトは同一のPC内で共存できない
- ウイルス対策ソフトが常駐することでパソコンのリソースを消費する
- 製品版のウイルスソフトの価格が高い。他に投資した方がいい
- ウイルス対策ソフトを売ると儲かる。そういうこと
1つずつ解説していきます。
Windowsには「Windows セキュリティ」が搭載されている
Windowsには、標準で(無料で最初から)「Windows セキュリティ(旧:Windows Defender)」というウイルス対策ソフトが標準搭載されています。現在メインのwindows10・11に搭載されているWindows セキュリティはかなり優秀で、一般的な使い方であればパソコンがウイルスに感染しまう危険性は薄いと考えられます。
WindowsはOS世界シェアでも8割を超えており、昔からウイルスのターゲットとなりやすい存在でした。それに負けじとMicrosoftもセキュリティを向上させ、WindowsOSを安全に使えるようにしてきた歴史があります。
Windowsセキュリティでできることは主に「ウイルス・マルウェアの検知と防御」「ファイアウォールの不正侵入対策」「ランサムウェア対策」の3つです。基本的に必要な要素はそろっているので、有料のウイルスソフトと比較しても最も優秀ば部類といえます。
Windowsセキュリティとその他のウイルス対策ソフトは同一のPC内で共存できない
基本的に、Windowsセキュリティは、他セキュリティソフト(常駐型)がインストールされている環境では無効化される仕組みになっています。OSの仕様で無効化されてしまうため、2つ以上の常駐型のウイルス対策ソフトを併用した形でインストールしておくことはできません。
複数のセキュリティソフトが同時に動作すると似たような機能が競合してしまうため、Windowsセキュリティが自動的に無効化される仕組みになっています。この競合は、ソフト間での検知や判断のレベルを低下させ、セキュリティ効果を損なう可能性があり、ひと昔前まではウイルス対策ソフト同士が互いをウイルスだと検知していたなんてこともあったようです。
ただ、Windowsセキュリティ以外の常駐型ウイルス対策ソフトを使用する場合でも、Windowsセキュリティをアンインストールする必要はありません。
ウイルス対策ソフトが常駐することでパソコンのリソースを消費する
常駐型のウイルスソフトは常にバックグラウンドで動きながらシステムをスキャンし、ウイルスを発見した場合削除する仕組みです。
パソコンが起動している間は常に動いているため、パソコンのメモリやCPUに負荷がかかり、リソースを消費することになります。古くて性能の低いパソコンを利用している場合は、ウイルス対策ソフトで大半のリソースを割いてしまい、何をするにも動作が重くなってしまうというケースもよく見かけます。
もちろんWindowsセキュリティもパソコンのリソースの消費がゼロというわけではありませんが、Microsoftが開発したWindowsに内包されている機能となるので、動作も最適化されており、リソース消費は最小限。不具合も少なければ管理コストもありません。
また、Windowsセキュリティよりも軽い他社製のウイルス対策ソフトもあるにはあるのですが、機能が優秀なものに絞るとほぼないといってしまって良いと思います。
製品版のウイルスソフトの価格が高い。他に投資した方がいい
ウイルスソフトはの値段は安くありません。大手の3社の値段は以下の通りです。
ウイルス対策ソフトの価格 | |
ソフト名 | 年間費用 |
ウイルスバスタークラウド(3年版) | 13,580円 →4,527円/年 |
ノートン360スタンダード(1年版) | 4,780円 |
McAfee(1年版) | 9,000円 |
1年分で安くても5,000円前後かかり、業界全体の価格幅は【5,000円~12,000円/年】といったところでしょうか。
3年分などの長期間や、対応台数を多めに購入すると安くなるシステムを採用しているところも多いようですが、Windowsセキュリティと同じような機能にここまでの金額を支払うのはもったいないと感じます。安くないパソコン代金にウイルスソフト費用が追加されるので安いパソコンを選べても意味がなくなってしまいそうですね。
同じ金額を払うのであれば、マウスやキーボード、パソコンを収納するカバン、Officeソフトなどに使う方が有意義。
ウイルス対策ソフトを売ると儲かる。そういうこと
ウイルス対策ソフトを売ると儲かるんです。これは揺るぎのない事実です。
一般的にウイルス対策ソフトの紹介料は30%前後となっており、これは驚異的と言っていいバック率です。このサイトを運営している僕自身はパソコンや周辺機器をアフィリエイトという形態で販売しているのですが、受け取れる報酬は商品代金の1~2%で良くて3%。ウイルス対策ソフト1契約でパソコン数台分の報酬がもらえるわけですね。
このサイトでは「不要なものは紹介しない・掲載しない・売らない」というポリシーがあるので、今後もウイルス対策ソフトの紹介をする気はありませんが、世の中には悪徳なサイトもあるので注意してくださいね。「ウイルスソフト おすすめ」等で検索すると、後に解説するWindowsセキュリティの優秀さをフル無視したサイトをたくさん見つけることができます。
また、これは個人やPC系サイトだけでなく、メーカーや家電量販店でも言えることです。
メーカーの場合、パソコンを購入するとウイルス対策ソフトの1ヶ月トライアル版がインストールされている状態であることが多いですが、これはソフトメーカーがパソコンメーカーにお金を払って出荷するパソコンにウイルス対策ソフトをインストールしてもらっている状態。そこから有料版が契約されるとさらにバックを受け取れるのだとか。
メーカー名は伏せますが、メルマガでウイルス対策ソフトの販促を行うところもあるようですので、かなりの利益を出せるのだと思います。
量販店では利益の低いパソコンに、ネット通販の倍の価格の周辺機器や外部メモリ、ウイルス対策ソフトを抱き合わせで販売して利益を確保しているようです。ただこれはぼったくりというわけではなく、近年のネット通販の価格が異常に安いことから起こっていることですので、小売価格を守っているだけの量販店が一概に悪いというわけでもありません。
パソコンに詳しくない人が「ウイルスソフトを入れなければ!」と思ってしまうようなポジショントークをするところが多いので注意です。
Windowsセキュリティはどれくらいの性能?
ここまでWindowsに標準搭載されている「Windowsセキュリティ」が優秀ということで話を進めてきましたが、ウイルス対策ソフトとしてどれくらいの効果があるのでしょうか?
各セキュリティソフトとの違いも個人レベルでは判断が難しく、比較のために購入して実際にパソコンの中にウイルスを入れてみるわけにもいきません。そこで役に立つのがウイルスソフトをはじめとしたソフトウェアの検証を専門に行なっている第三者機関。
今回は「AV-Comparatives(エーブイ コンパラティブス)」というオーストラリアの独立系組織が公開しているデータを元にWindowsセキュリティの立ち位置をチェックします。メディアに定期的にレポートを公開しており、世界の中でもウイルスソフトの比較に関して信頼がおけるデータを公開している機関の一つです。ちなみにこのような企業は1つだけでなく複数存在し、どこの組織でも似たような検証結果となっています。
AV-Comparativesの公式サイトではいつでも最新のウイルス対策ソフトの検証結果を確認することができます。画像の「Microsoft」の部分がWindowsセキュリティの値です。
少しわかりにくいので表にまとめます。
AV-Comparatives Protection Test (2023 Feb-May) |
||||
ソフト名 | ブロック率 | ブロック失敗 | ユーザー依存※ | 誤検知回数 |
Avast | 99.8% | 0.2% | 0% | 8回 |
AVG | 99.8% | 0.2% | 0% | 8回 |
Avira | 99.8% | 0.2% | 0% | 4回 |
Bitdefender | 100% | 0% | 0% | 2回 |
ESET | 99.2% | 0.8% | 0% | 1回 |
F-Secure | 99.8% | 0.2% | 0% | 19回 |
G DATA | 99.8% | 0.2% | 0% | 7回 |
K7 | 99.2% | 0.8% | 0% | 4回 |
Kaspersky | 100% | 0% | 0% | 0回 |
McAfee | 99.4% | 0.6% | 0.4% | 13回 |
Microsoft | 99.8% | 0.2% | 0% | 2回 |
Norton | 99.6% | 0.4% | 0% | 14回 |
Panda | 98.8% | 1.2% | 0% | 29回 |
Total Defense | 99.8% | 0.2% | 0% | 1回 |
TotalAV | 97.7% | 2.3% | 0% | 4回 |
Trend Micro | 100% | 0% | 0% | 39回 |
備考 ユーザー依存※マルウェアの実行を許可するオプションによる変動 |
時期によって変動はあるものの、画像の「Microsoft(Windowsセキュリティ)」の検証結果は上記の通り。ブロック率も優秀で、誤検知回数も極めて少ないこともわかります。誤検知が多いソフトもありますが、ここに掲載されているウイルス対策ソフトは、どれが劣ってどれが優秀というわけではなく、どれも同じくらいだと言ってしまって良いでしょう。
よって、ウイルス対策ソフトを購入して使っても、Windowsセキュリティのまま使い続けるのも大して効果は変わりません。
また、Windowsセキュリティ(Windowsディフェンダー)はウイルス対策ソフトとしては機能が少なく心配だと紹介しているサイト(全部アフィリエイトリンク)もありましたが、他社製のウイルス対策ソフトを導入していても、頻繁に怪しいサイトへアクセスしていればウイルスに感染する可能性が高まることに違いはありません。
Windowsセキュリティが優秀なのに別で対策ソフトが必要といわれるのは何故?
ここまででWindowsセキュリティのみでパソコンを使っても安全だということをお分かりいただけたと思います。では、なぜウイルス対策ソフトというものが存在し、導入を推奨する意見が多いのでしょうか?
大きく分けると以下の2つの理由からです。
ウイルス対策ソフトが存在する理由
- 現在でも導入推奨といわれるのは「(ほぼ)お金儲け」のため。
- Windowsセキュリティが優秀になったのは最近のこと。それまではウイルス対策ソフトは必須級だった。
現在でも販売され続けるのはお金儲けのため、という理由は少し前で解説をしましたが、ウイルス対策ソフトが誕生した理由は「Windowsが単体では安全ではなかった時代」があったから。
Windowsセキュリティの簡単な歴史
もともとWindows Defenderは、2004年にMicrosoftが「GIANT Company Software」を買収し同社製の「GIANT AntiSpyware」 を基に開発されたもの。2006年には正式版がリリースされたものの、現在のような「ウイルス対策ソフト」ではなく「スパイウェア探索」に重きを置いたソフトウェアでした。
それがウイルス対策ソフトとなりWindowsに標準搭載されるようになったのが「Windows7」の時代。ただ、ウイルス対策ソフトとしては現在のように優秀ではなかったため、市販のウイルス対策ソフトの導入による防御が必要だったのです。ただ、それが「Windows10」の中盤から後半にかけてほぼ完成形となり、現在「Windowsセキュリティ」と近しい性能へと進化しました。
ですから、Windows XP、Vista、7 の世代にがっつりパソコンを使いこんでいて、それ以降のアップデートを知らない人は「現在もウイルス対策ソフトを買わなければいけない!」と考える人が多いようなのです。現在は、性能の低いウイルス対策ソフトを買ってきて導入してしまうと「お金を払って優秀なWindowsセキュリティを殺している」という状況になりかねません。
100%ソフト頼りではダメ。ウイルス対策の意識も重要
ここまでは「Windowsセキュリティだけでも安心」という内容で解説をしましたが、何をしても良い、放置していても大丈夫というわけでではありません。
というか、ウイルス対策ソフトを入れていたとしても、パソコンの使い方によってはウイルスを100%防御できるわけではありません。ここからはパソコンをウイルスに感染させないためにも使用者自身が気を付けることや、設定などの紹介です。
定期的にWindowsアップデート(OSの更新)を行う
有料のウイルス対策ソフトと比較しても劣る面の少ないWindowsセキュリティですが、放置したままではウイルスを防御する力がどんどん落ちていきます。
パソコンにおいての「ウイルス」とは人体に感染する病原体ではなく、どこかの誰か(悪い人)が作成した悪意のあるプログラムのことを指します。Microsoftが、そのプログラムに対抗するワクチンのようなプログラムを作成しWindowsユーザーに配布をしています。それを定期的に自分のパソコンに入れる作業が「パソコンのアップデート」だと考えてください。
Windowsの場合、「Windows Update(Windowsアップデート)」を行うことでWindowsセキュリティはもちろん、各種ドライバーや仕様変更、追加機能などあらゆる項目がワンクリックで更新されます。
関連:»Windowsアップデートの手順(Windows10)
関連:»Windowsアップデートの手順(Windows11)(ページ準備中です。今しばらくお待ちください。)
怪しいサイトは見ない・開かない
当然ですが、怪しいサイトは見ないように心がけてください。実例で言えば、有料のゲームソフトの海賊版(違法コピー品)をダウンロードしようと検索し、行きついた先のサイトで「ダウンロード」ボタンをポチポチしていたらウイルスに感染してしまったという方もおりました。
もちろん海賊版サイトは違法となり、まともなサイトでコピー品を配布しているわけもありません。ダウンロード先もたいていは海外の違法サイトで、こういったサイトには何が仕込まれているかわかりません。
危険な可能性が高いサイト
- 偽サイト・コピーサイト
- 違法ダウンロードサイト
- 知名度のないオンラインゲームサイト
- 警告メッセージが頻発するようなサイト
- アダルトサイト
- フィッシングサイト
など
メール等の添付ファイルに注意。不明なものは開かない
送信元に心当たりのないメールは極力開かないこと。さらに言えばメールに添付されているファイルに見覚えがなければ絶対に開かないこと。
「ウイルス=悪意のあるプログラム」となるので、メールにウイルスが添付されていた場合、メール自体を開いてしまっても、添付ファイルを開かなければウイルスが実行されることはありません。
見覚えのないメールは開かずにボミ箱ポイ。
ダウンロードするときは必ず公式、もしくは権威のあるサイトから
パソコンのソフトウェアをダウンロードする際には必ず公式サイト、もしくは権威のあるサイトからダウンロードしましょう。
権威のあるサイトで言えば「窓の杜(まどのもり)」などは公式でなくとも安心して良いでしょう。
ソフトウエアの名称で検索すると、たいていは公式サイトが検索上位に表示されていると思うのですが、まれに「スポンサー」と書かれたページがヒットすることがあります。これが検索エンジンに広告を支払って上位を獲得しているサイトとなるので、権威で上位を獲得したサイトではありません。
この中にまれではありますがウイルスや違うソフトをインストールさせようとしているサイトがある点に注意です。
Windowsセキュリティーをさらに強化する設定
ランサムウェアの防止の管理
- Windowsセキュリティ
- ウイルスの脅威と防止
- ランサムウェアの防止の管理
- コントロールされたフォルダのアクセス
- オフ→オン
この設定を行っておくと、デフォルトとして設定されている以下のフォルダに対して承認されていない不正な変更が加えられないように設定しておくことができます。
保護されるフォルダ
- C:\Users\«UserNeme»\Documents
- C:\Users\«UserNeme»\Videos
- C:\Users\«UserNeme»\Desktop
- C:\Users\«UserNeme»\Pictures
- C:\Users\«UserNeme»\Music
- C:\Users\«UserNeme»\Favorites
- C:\Users\Public\Documents
- C:\Users\Public\Pictures
- C:\Users\Public\Videos
- C:\Users\Public\Music
- C:\Users\Public\Desktop
ウイルス対策ソフトが必要な人はどんな人?
「ウイルスソフトは必要ない」と解説しましたが、一方でウイルスソフトが必要な人、ウイルスソフトが必要になりやすい使い方があります。以下の2点に当てはまる方は、Windowsセキュリティ以外のウイルス対策ソフトの導入を検討してもいいかもしれません。
怪しいサイトを定期的に見る人
フィッシングサイトやアダルトサイトは、ウイルスをもらってしまう可能性が高いです。
ネットサーフィンをしていると、不注意にリンクをクリックしてしまうこともあるため、10代のまだネットに慣れていない方などは特に注意が必要です。危なそうだと感じたらブラウザバックする、ということを徹底しましょう。それでも止められなくてリンク踏んでしまいそうだという人は、ウイルスソフトを導入して対策してもいいかもしれませんね。
ウイルスソフトを入れたらどんなサイトに入っても大丈夫という訳ではありません。不用意にウイルスをもらわないように心がけ、万が一のときのために大事なデータはバックアップも取っておきましょう。
メールセキュリティなどWindows Defenderにはない対策をしたい方
スパムメールやフィッシングメールなどの不正メールが近年増えており、手口は毎年巧妙化しています。メールセキュリティに関してはWindows Defenderは十分とは言い切れないため、適切に対処したい方は、市販のウイルス対策ソフトを導入してもいいかもしれません。メールと言っても種類は多く、クラウド型やSaaS型など提供形態も豊富です。
OfficeのOutlookメールを使う人は、Microsoft365の月額料金そのままにセキュリティ機能を付与できる「Microsoft 365 with IIJ」や、Google Workspaceと連携できる「OneOfficeメールソリューション」など各社からさまざまな対策ソフトが販売されています。自分に合うものを選んで導入しましょう。
大半の人に有料のウイルス対策ソフトは必要ない
こういうページの最後には「Windowsセキュリティではカバーしきれない部分を補うセキュリティソフト3選!」とかでウイルス対策ソフトを売るんでしょうけど、この記事を執筆している僕自身、ウイルス対策ソフトをほぼ使ったことがないのでよくわかりません。
パソコンを購入した際にインストールされている1ヶ月トライアル版も起動と同時にアンインストールしています。(ホップアップが鬱陶しいので。)使っていないものはおすすめできないので、もし導入予定の方はほかのサイトで調べて導入してください。
「パソコンの使い方にもよる」というのも重々承知ですが、パソコンを毎日10時間以上使う僕がウイルス対策ソフトを使わないでウイルス感染の経験がないのは…
つまりはそういうことだと思います。
対策ソフトのメーカーさん、すいません。