今回はものすごく久しぶりの100円ショップ「ダイソー」においてあった製品に目が止まってしまったのでレビューします。
一般的なテープライトは5mで2,000円〜3,000円ほどが相場で、1mや50cmでUSB端子が付いているものでも1,000円を切る価格の製品は珍しいです。
そんな中、今回購入したダイソーの「テープライト(Tape Light)」は1mで税込330円。
ダイソー「テープライト(Tape Light)」 | |
1m Warm White(暖色) | 税込330円 |
1m White(白色) | 税込330円 |
1m Pink(ピンク色) ※大型店舗のみで確認 |
税込330円 |
1m Blue(青色) ※大型店舗のみで確認 |
税込330円 |
2m Warm White(暖色) ※大型店舗のみで確認 |
税込550円 |
2m White(白色) | 税込550円 |
購入した店舗では暖色の2mはありませんでした。製品として存在しないのか、取り扱いがなかっただけなのかはわかりません。
追記:暖色の2mに加え「1mピンク色」と「1m青色」も発見しました。
ただ、この3種類に関しては大型の店舗でしか発見できなかったのが少し残念。記事執筆時点ではダイソーネットストアでの取り扱いもありませんでした。
そして、この商品は厳密には大阪の「株式会社グリーンオーナメント」という会社の製品となるようですが、今回はDAISOの商品ということで紹介させていただきます。安くて高品質なものを作る企業様として僕の頭の中に刻み込まれました。
DAISO Tape Lite WarmWhite(暖色)の開封&紹介
今回はたまたま見つけたこともあり、瞬時に用途を考えたところ「とりあえずテレビ裏につけよう」くらいしか思い浮かばなかったので、1mの WarmWhite(暖色)を選びました。プラ製のリールに巻きつけた状態で梱包してあるので、安い製品でありながら製品の損傷なども全くありませんでした。
リールから外すともう普通のテープライトですね。全長は155cmで、テープライト部分が約100cm、ケーブル部分が55cmでした。搭載されているLEDは全部で30個。
好きな長さにカットして使用可能
テープライト部分を拡大してみてみると…?
なんとカット対応。
ハサミのマークの部分であれば自由にカット可能で、自分でお好きな長さに調整して使用できます。また、切り口にも大きめのランドがあるので、延長も可能ですね。Amazonなどで購入できる一般的なテープライトと仕様は変わらなそうです。
USB-Aのケーブルとの接続部分も収縮チューブがでまとめてあり、DAISOの300円商品とは思えないクオリティー。
USBに接続するとこのように光ります。思ったよりも暖色ではないといった印象ではありますが、白くて眩しい印象は受けないので間接照明としては十分。必要とする電力も1mモデルで5V/0.415Aなので、普通のUSB充電器でも、モバイルバッテリーでも、パソコンのUSBポートでも使えます。
表面は厚めのシリコン処理
テープの表面(光る面)はペタっとした厚めのシリコン素材で覆われているので、何かに触れてしまってショートする心配もありません。
延長は可能?
延長可能かを調べてみます。
ぼやけていますが、下に写っている片側のUSBは未接続の状態です。
今回は同じものを2本購入してみましたが、極性を合わせてお尻同士を繋ぐだけでもう片方も光らせることができたので、ハンダで繋ぐだけで延長は可能みたいですね。
テレビの背面の間接照明として活用してみる
今回はテレビの裏に貼り付けて「間接照明」として使います。
テレビの裏には録画用のハードディスクを接続するためのUSB-A端子が備わっていますが、今回はここから電源を取ります。このUSBに繋ぐだけでテレビの電源と連動して照明をON/OFFできるので、照明コントロールの手間がかかりません。
注意
接続するテレビの機種によっては同じように機能しない可能性もございます。
本来はHDDなどの外付けデバイスを接続する用途として設計されていますので、実施は自己責任でお願いいたします。
テレビの機種によっては「高速起動モード」などをONにしているとテレビの電源が切れてもライトだけ電源が切れない(テレビが電源OFFではなくスリープ状態なっている)場合がありますので、製品の取り扱い説明書をご確認ください。
テープライトの貼り方のコツ
貼り付ける時は、背面の粘着テープを完全に剥がしてしまうと剥がすときに大変なので、貼り付けたい部分だけ粘着を剥き出しにしておくと後が楽です。
こんな感じに取り付けて…
テレビ起動!
正面から見るとこんな感じで、関節照明としてはバッチリですね。これでテレビと背景の明暗差を減らして目の疲れを軽減させることができるので、こういった照明は大好きです。
DAISOのテープライトでできないこと
今回のテープライトの弱点?としては「色の変更ができないこと」の一点のみ。
細かい色調整や極端に「赤」「青」「紫」などの光を作りたい方は【RGB対応モデル】を選んでください。
ただ、照明として使う分には「完全な白」と「黄色がかった暖色」の2色で十分かと思いますので、DAISOのもので満足できる方のほうが多いと思います。
300円商品とは思えないクオリティーで大満足
テープライトの間接照明をつかってデスクや撮影部屋をおしゃれにしているYouTuberの方などが多い現在ですが、最も敷居の低いテープライトが登場したといった印象ですね。
「やってみたいけどちょっと高いし上手くいくのかな?」と思っている方も多いと思うので、こういった製品の興味がある方は見かけたら買ってみてくださいね。おすすめです!