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レビュー

Opera05/03レビュー|キメ細かい音が特徴のSOUNDPEATSらしいハイエンド【PR】

うえだ

今回は「SOUNDPEATSサウンドピーツ)」より2023年3月24日にクラウドファンディングサイトMakuakeにて応援購入が可能となったOpera05とOpera03をご提供いただきましたのでレビューします。「Operaシリーズ」は、SOUNDPEATS初となる基のドライバーを搭載したフラグシップモデルとなり、これまで低価格(1万円を切る価格)の製品が中心となっていたSOUNDPEATとしては珍しい商品です。

結論から言ってしまえば「大型のワイヤレスイヤホンで最高に近いリスニング体験ができる」といった感想を持ちました。フラグシップと言えどノイキャンや外音取り込みに関しては引っかかる点もあったので、そんな部分も正直にレビューさせていただきます。

ただ、音楽を聞くという点に関してはコレ、相当良いぞ…!

公式»音が輝きだす。イヤホン一筋13年のSOUNDPEATS旗艦モデル「Opera」|Makuake

SOUNDPEATS Opera05/03のスペック

今回は新発売となった「Opera05」と「Opera03」の2機種をお送りいただいたので、外観なども簡単に比較しています。また、前回ご提供いただいた「Capsule3 Pro」も同メーカーの製品であり、同じカナル型イヤホンということで一緒にカタログスペックを比較させていただきます。

モデル名 Opera 05 Opera 03 Capsule3 Pro
本体基本操作 イヤホンタッチ
アプリコントロール
イヤホンタッチ
アプリコントロール
イヤホンタッチ
アプリコントロール
ドライバー 12mmダイナミック×1
BAドライバー×2
12mmダイナミック×1
BAドライバー×1
12mmダイナミック×1
周波数帯域 20Hz - 40,000Hz 20Hz - 40,000Hz 20Hz - 40,000Hz
対応コーデック AAC・SBC・LDAC AAC・SBC・LDAC AAC・SBC・LDAC
ノイズキャンセリング 対応 対応 対応
外音取り込み 対応 対応 対応
ゲームモード 非対応 非対応 対応
脱着検知 非対応 非対応 非対応
バッテリー イヤホン単体:9時間
ケース込み:33時間
(3.6回分)
イヤホン単体:9時間
ケース込み:33時間
(3.6回分)
イヤホン単体:8時間
ケース込み:52時間
(5.5回分)
フル充電時間 1.5時間 1.5時間 1.5時間
充電コネクタ USB Type-C USB Type-C USB Type-C
ワイヤレス充電 非対応 非対応 非対応

Opera05とOpera03の主な違いは「BAドライバーの数」。BAドライバーはバランスドアーマチュア型のドライバー。"スピーカー"と聞いて想像するコーン型ドライバーとは違い長方形の小さなスピーカーで、主に高音域の出力を得意としています。音が出る口の近くについていることが多く、その奥にダイナミックドライバーが設置してある構図。

SOUNDPEATS公式によると「Opera05とOpera03の違いはBAドライバーの数のみ」ということなので、音のキメ細やかさや、高音域の繊細さを優先する方はOpera05を選んだほうが良い。

ここからは実機を用いたレビューと機能や音質に関するレビューです。

Opera05/03の実機レビュー

実機レビューですが外観に関しては外箱含め「Opera05」と「Opera03」の見分けがほとんどつきません。比較している写真に関してはすべて右が05、左が03になるように撮影しましたので、その点だけごっちゃにならないように。笑

内容物やパッケージはすべて同じです。フラグシップモデルなのにケーブルだけポンコツなのがSOUNDPEATSらしいですね。もちろんケーブルまで高品質で長い(1mくらいの)ケーブルがついてきたら嬉しいのですが、それで価格が高くなってしまっては意味がありません。どうせケーブルは使わないのでよし。

製品の形状はほとんど変わりませんね。色が違うだけで、個別で見たらほとんど見分けがつかないと思います。

開封直後は接点が通電しないようにステッカーで保護されているので、忘れないようにはがしておきましょう。

Opera05/Opera03の重量比較

Opera03イヤホン重量

Opera05イヤホン重量

重量比較です。公式ではモデル違いでケース、イヤホン共に重さの差が無いと書かれていましたが、実際にはハイエンドモデルのほうが少し重かったです。

Opera03全体重量

Opera05全体重量

ケース、おそらくケースに差はないのですが、イヤホン本体に違いがありました。

製品重量 Opera03 Opera05
イヤホン本体 7.24g
(公式では7.2g)
7.37g
(公式では7.2g)
ケース込み 58.77g
(公式では58.6g)
60.20g
(公式では58.6g)

わずかな差ではありますが、今回のモデルは完全ワイヤレスイヤホンとしては重いので、小耳の方などは装着時に少し気になるかもしれません。

Opera05/Opera03の充電ケース外観

ケースは高級感を感じられるデザインではありますが、つくり自体に高級感を感じるわけではありません。ケースの重さに対して重量が軽いので、どうしてもプラスチッキーな印象を受けてしまいました。

Bluetoothのペアリングボタンは側面。

ケース前面の金枠には「Hear Your Imagination」の刻印があり、作りがこっています。

ケースのサイズは最近値上がりが厳しいたまご君がつぶれて縦に長くなった感じです。持った感じはちょっと大きめのたまごに近いので、ポケットに入れておくとポコッと飛び出てしまうようなサイズ感です。

Opera05/Opera03イヤホン本体の外観

イヤホンの外観はゴツめです。一般的なスティックタイプのイヤホンのお尻(耳とは逆側)に塊がくっついているような形状で重め。でも耳へのつけ方に慣れれば首を思いっきり振っても落ちることはありませんでした。

Opera05と03ではイヤホンに関しても形状は一緒。おそらく金型まで同じでしょう。色味が少し違いますが、質感は同じなので、片方だけ滑りやすいなどの違いもないです。

付属するイヤピースはS/M/Lの3種類で、イヤホン本体に最初からついているのはM。

イヤピースを取り付ける部分は金属製(たぶん真鍮)で見た目や質感が良いのですが、金属アレルギーの方は注意だね。僕自身軽い金属アレルギーがあるのですが、一週間程度使っただけでは直接触れているわけでもないので全く問題はありませんでした。

ちょっとケースから出しにくい

このイヤホン、ちょっとケースから出しにくいです。出し方をマスターしていない人に見せたとしたら、初見は一発では取り出せないでしょう。

ケースに収まった状態を横から見るとわかりやすいのですが、イヤホンのサイドに突起があります。ここに指を引っ掛けて取り出すのですが、それでもイヤホン自体が丸っこいので外での出し入れは怖い。落としそう。

余談ではありますが、イヤホンをケースとくっつける磁力が強いので、イヤホン同士がめっちゃくっつきます。笑

専用アプリにてカスタマイズ可能

Operaは専用アプリでのカスタマイズも可能です。主にイコライザー周りになるかとは思いますが、細かな音質の調整も可能。

 

Opera05/Opera03を実際に聞いてみた

音楽を聴いた時の音質

ここからは主にOpera05に関しての評価となりますが、もうこの価格帯としては満点です。満点を超えているかも。

高音域がすこし尖りすぎていると感じるくらいにキメが細かい音で、いつも愛用しているAppleのAirPods Proよりも断然良い。イコライザはデフォルト設定でちょうどいいバランス。低音域もパワフル。

音質に関しては良すぎて、僕の耳ではデメリットを見つけられないんですよね。高価格帯の平面駆動ドライバーを搭載したインイヤーモニターの音にイヤホンらしい満足感を足した感じと言いますか。これは自宅で愛用決定です。最高だ。

Opera03に関しては、Opera05の高音の粒の細かさが少し抜けた感じ。切り替えて交互に聞いてみると音の違いは分かりますが、どっちも良い。音質について細かく解説ができずすいません。ただ、これまでのSOUNDPEATSの製品とは全然違う事だけは伝わってほしい。今までの8千円台のイヤホンと比較してしまうと、まるで別メーカーのよう。

装着感に関して少し注意

取り扱い説明書にも記載があるのですが、イヤホン本体が大型で重いので、装着にコツが必要かもしれません。説明書の図のように耳に入れた後にぐりぐりして"耳にねじ込む"とピタッとフィットして外れることはありません。正直、最初は「でかすぎるだろ!!」とか思ってしまったのですが、ちゃんと説明書を見ましょうね…。

最初は説明書もないと思ってたんですよ。裏ブタにくっついているので見落とさないように。笑

外音取り込みとアクティブノイズキャンセリング

話は戻りまして、お次は外音取り込みとアクティブノイズキャンセリングについて。これに関しても正直に言ってしまいますが、微妙です。

外音取り込み

外音取り込みは会話程度の日常的な環境音は問題なく聞こえます。ただ、あまりクリアではありません。

深夜の静寂の中でも、この「炭酸飲料がパチパチ(シュワシュワ)と弾ける音」などはほとんど聞こえません。

アクティブノイズキャンセリング

アクティブノイズについては周りの音が若干小さくなる程度。環境音が100だとしたら、イヤホンをただ付けただけの密閉で音が50、ノイキャンONで40~35に減るくらい。

換気扇やエアコンの音などの低音域の騒音はかき消すことができますが、女性の声やテレビの音、タイピング音などに大きな変化は感じられませんでした。少しではありますがホワイトノイズも乗るので、日常的に使っていてそれほど気持ちのいい物ではありません。

ただ、ガチっと効くノイキャンは耳が真空になるような感覚があるので、それが気持ち悪いと感じる方にとっては適度なノイキャンとなり、使いやすいシーンもありそうです。

通話(相手に聞こえる時の)音質

通話音質に関しては相手側に聞きにくいこともなく良好です。むしろ音質でいえば良いくらいかも。

長時間バッテリーを搭載していることもあり、約1時間の通話でバッテリー消費は10%程度。通話用のイヤホンとしてはかなり優秀です。

Opera05の総評

Opera05の辛口評価
音質
ノイキャン
外音取り込み
通話音質
総合 4.13

ぶっちゃけ言ってしまえばノイズキャンセリングと外音取り込みだけ微妙でしたが、価格を考えれば許容範囲内。というか、ないものと考えてもいいほどにリスニング体験が素晴らしすぎる。僕個人として日常的に使っていきたいイヤホンだと感じました。

Opera05/Opera03は応援購入にて

SOUNDPEATSのフラグシップ「Operaシリーズ」は2023年3月24日より60日間、クライドファンディングサイトMakuake(マクアケ)にて応援購入が可能となっています。

最大40%OFFで購入でできるチャンスとなっておりますので、是非とも体験していただければと思います。

公式»音が輝きだす。イヤホン一筋13年のSOUNDPEATS旗艦モデル「Opera」|Makuake

---ここで記事内容は終わりです。---


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うえだ

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