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Windows11の操作&設定

今すぐ&自動でパソコンをロックする設定手順【Windows11】

Windows11には、手動ですぐにロックする方法から、一定時間や離席に応じて自動でロックする設定まで、状況に応じたセキュリティ対策が備わっています。

このページでは、それぞれの方法を初心者でも迷わず設定できるよう、やさしく具体的に解説します。

このページで分かること

  • ショートカットキーやマウス操作ですぐにロックする方法
  • 一定時間で自動的にロックする設定手順
  • 離席時にスマホを使って自動ロックする方法
  • ロック解除時にサインインを必ず求める設定
  • Windows11で安全にPCを運用する初期設定の考え方

すぐにロックする基本操作

パソコンを離れるとき、すぐにロックをかけて第三者の操作を防ぐことは非常に大切です。Windows11では、キーボードのショートカットやマウス操作だけで簡単にロックを実行できます。

ここでは、代表的な3つのロック方法を紹介します。

最速:キーボードショートカットでロックする

手早くロックしたいときは、キーボード操作が最も便利です。以下のキー操作で即座にロック画面に移行できます。

Windowsキー+Lを押すことで、パソコンは即座にロック状態になります。操作中のアプリや作業内容はそのまま維持され、再度サインインすれば作業を続けられます。

この方法は特にオフィス環境など、人の出入りが多い場所で離席する場面に適しています。

マウスだけでロックする(スタートメニュー/Ctrl+Alt+Del)

キーボード操作に慣れていない場合でも、マウスだけでロックできます。主に2つの方法があります。

マウス操作だけでロックする方法

  • 画面左下の「スタート」ボタンをクリック
  • 右下の電源マークをクリック
  • リストの中の「ロック」をクリック

また、Ctrl+Alt+Delキーを同時に押して表示されるメニューから「ロック」を選ぶ方法もあります。どちらの方法でも即時ロックが実行され、復帰時はPINやパスワードの入力が必要になります。

一定時間で自動ロックさせる設定

パソコンを使っている最中、うっかりロックを忘れて離席してしまうこともあります。そんなときは、一定時間操作がなければ自動でロックされる設定を活用すると安心です。ここでは、スクリーンセーバーとサインイン要求の設定を組み合わせて、自動ロックの仕組みを作る方法を紹介します。

スリープまでの時間を変更して自動ロックを補完する

スリープ状態に入るまでの時間を短く設定することで、スクリーン セーバーとは別に自動ロックの効果を高めることができます。特にノートPCを使っている場合や、バッテリー消費も気にする人にはおすすめです。

スリープ時間を調整する手順

  • Windowsキー+Iで「設定」を開く
  • システム」をクリック
  • 左のメニューから「電源とバッテリー」を選択
  • 画面、スリープ、休止状態のタイムアウト」の項目を展開
  • 次の時間が経過後にPCをスリープ状態にする」を任意の時間に変更

スクリーン セーバー設定と併用する場合、どちらか(設定時間の早い方)のタイミングで自動ロックが働くようになり、より安全性が高まります。

スクリーン セーバーで待ち時間後にロックさせる

Windows11では、スクリーン セーバー機能を使って、一定時間操作がなかった場合に自動でロックさせることができます。

スクリーン セーバーを使った自動ロックの手順

  • Windowsキー+Iで「設定」を開く
  • 個人用設定」をクリック
  • ロック画面」をクリック
  • 下部の「スクリーン セーバー」をクリック
  • スクリーン セーバーの設定」ウィンドウで任意のセーバーを選択
    → 「なし」でもOK
  • 再開時にログオン画面に戻る」にチェックを入れる
  • 待ち時間(例:5分)を設定して「OK

この設定をしておけば、たとえロック操作を忘れても一定時間経過後に自動的にロックされます。

復帰時に必ずサインインを要求する設定を確認する

スクリーン セーバーの設定に加えて、Windows自体がスリープや復帰時にサインインを求めるようにしておくと、より確実です。

復帰時にサインインを求める設定手順

  • Windowsキー+Iで「設定」を開く
  • アカウント」をクリック
  • サインイン オプション」をクリック
  • 追加の設定」内の「サインインを求める」を確認
  • スリープ解除時」になっているか確認・設定

この設定が有効になっていないと、自動ロック後でも誰でも復帰できてしまうため、セキュリティ対策としては不十分になります。

離席したら自動でロックする(動的ロック)

BluetoothでスマホとPCを連携させることで、離席時に自動でロックがかかる「動的ロック」という便利な機能があります。特にうっかりロックし忘れることが多い方にはおすすめの設定です。ここでは、ペアリング手順から動的ロックの有効化まで詳しく解説します。

スマホをBluetoothでペアリングする

動的ロックを使うには、まずパソコンとスマートフォンをBluetoothでペアリングしておく必要があります。Windows11側で事前に設定しておきましょう。

Bluetoothペアリングの手順

  • Windowsキー+Iで「設定」を開く
  • Bluetooth とデバイス」をクリック
  • デバイスの追加」をクリック
  • スマートフォンのBluetoothをオンにして、検出状態にする
  • 表示されたスマートフォン名を選択し、画面の指示に従ってペアリング

ペアリングが完了すれば、動的ロックの設定準備が整います。

動的ロックを有効にして自動ロックを実現する

スマホとPCのBluetooth接続が完了したら、動的ロックの設定を行います。この機能を使えば、スマホを持って席を離れると、自動的にPCがロックされるようになります。

動的ロックを有効にする手順

  • Windowsキー+Iで「設定」を開く
  • アカウント」をクリック
  • サインイン オプション」をクリック
  • 動的ロック」の項目を展開
  • その場にいなときにWindowsでデバイスを自動的にロックすることを許可する」にチェックを入れる

動的ロックは、Bluetoothの接続状況をもとに判断してロックを実行します。

まとめ|状況別のロック方法を使い分ける

パソコンのロック設定は、「すぐにロック」と「自動でロック」の両方を使い分けることで、セキュリティを保ちながら快適に使い続けることができます。

作業を中断するときや外出前には、ショートカットやマウス操作で即時ロックを活用し、離席中の不意な操作防止には自動ロック機能を設定しておくと安心です。

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  • この記事を書いた人

うえだりゅう (上田 龍)

PCやスマホ(主にハードウェア周り)が大好きです。このサイトではパソコンの使い方や選び方などの解説をしています。最新の技術やAI、テクノロジーにも興味関心があり、運営しているサイト内で最新のデバイスを検証・レビューを行っています。