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レビュー

6,000円台の本格派。コンデンサーマイク「FIFINE K683A」を徹底レビュー![PR]

うえだ

普段からデスクトップパソコンを使っている方であれば「パソコン専用のマイク」の購入を検討したことがある方も多いのではないでしょうか?

僕自身もリモートワークが普及し始めたころからパソコンでオンラインミーティングや通話をすることが多くなり、「WEBカメラ」や「PCマイク」をいくつか購入してきました。

でもさ、いい製品ってホントに高いんよ…!!

大きなこだわりはありませんが、ケチって安いものを選んでしまうと音質や画質でリモートの向こう側のお偉いさんに迷惑をかけてしまうのでけっこう高めなやつを買ってしまっているのが現状です。

今回は中価格帯の中でも評判のいいコンデンサーマイク「FIFINE K683A」とWEBカメラ「FIFINE K420」をレビューします。

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当記事はメーカー様から商品を提供頂き作成しています。

実は「FIFINEファイファイン)」さんの結構は前々から気になっていたものが多く自身での購入&レビューを検討していましたが主力製品がマイク関連となっており、どうしても文章でのレビューが難しいと考えてしまっていました。

実はご提供いただく際にも「自身で動画や音声配信は行っておらず細かな音質のレビューが難しい」という旨をメーカー様にお伝えしましたが…

問題ない。レビューOK!('ω')ノ

何か製品に問題があれば今後の発展のために遠慮なく書いてくれ!

と、ものすごく丁寧にフランクにお返事をくださいました。

いろいろと心広すぎません?!笑

という事で、このページではコンデンサーマイクFIFINE K683A」を遠慮なくレビューさせていただきます。WEBカメラFIFINE K420」はコチラのページでレビューしていますので是非ご覧いただけると嬉しいです!(このページの最後にもリンク貼っておきます。)

ほぼマイクの専門メーカー「FIFINE(ファイファイン)」

冒頭でも少し紹介しましたが、FIFINEはマイクとWEBカメラを専門に開発、販売をしている中国のメーカーとなっており、製品ラインナップの約9割がマイク関連。

ほぼマイクの専門メーカーという事なので、製品のクオリティや性能が高そうに見えますが、注目すべきは価格帯かと思っています。

1万円(≒$約92)を超える製品がないんです。

外観は「ザ・高級」といった印象を受けましたが、フラグシップモデルまでお財布に優しい価格で購入できます。

コンデンサーマイク「FIFINE K683A」

FIFINE K683A

そんなラインナップの中で中間グレードに位置しているのが今回ご紹介させていただくFIFINE K683A」となります。

海外では「50ドルの傑作」なんて呼ばれ方もしていたので、とても期待が高まっています。

K683Aのスペック紹介

コンデンサーマイク FIFINE K683A
ブランド・メーカー FIFINE(ファイファイン)
モデル・型番 K683A
材質 金属(アルミ合金)
動作電圧 5v
指向性 単一指向性(カーディオイド)
周波数 50Hz-17kHz(17,000Hz)
S/N比 71dB
ケーブル 2m USBType-C/A両対応
重量 マイク本体:368g
スタンド:202g
ポップガード:64g

スペックはこんな感じ。といってもマイクのことはあまり詳しくないので、S/N比や周波数とかもなんとなくしかわかりません。

僕自身、本当に申し訳ないレベルでマイクを含めた音声機材の知識がありません。今回はマイクを知り尽くしている方からすると物足りないレビュー内容になってしまっているかもしれませんが、製品の良さをお伝えできるように精一杯レビューさせていただきます。

K683Aを実機レビュー!

早く使ってみたくて箱から出して組み立ててしまいましたが想像以上にしっかりと作られている印象です。筐体がすべて金属でできておりマイク・アーム共に程よく重いので高級感を感じてます。

パッと見だと結構高そうにみえますね。

もちろんマイクなので高級感よりも何よりも「音質が大切なことはわかっているんですが、ひとつのガジェットとしての所有欲を満たしてくれたり、毎日触れるのが楽しみになるようなガジェットって大事だと思うんです。

そんな観点からみたちょっと余計なこともここではレビューすることが多いです。

ポップガードを取ると外観はこんな感じ。

マイク表面には「音量調整ダイヤル」「ミュートボタン」「電源LED」マイク裏面には「3.5㎜オーディオジャック」が備わっています。

背面のオーディオジャックはイヤホン、ヘッドホン、スピーカーをつなぐことで、自分の声を聴けるのはもちろんWindowsの出力デバイスとしても認識されていたので、マイクで収音した音+パソコンから出る音を同時に再生できます。

配信などをしている場合は自分の声などを遅延ゼロで聞けるため作りとして便利な構造となっています。

ポップガードは金属メッシュとプラメッシュの2重構造。

取り付けは簡単で、背面にあるゴムシートを引っ張るだけで簡単にマイクにセットできます。

個人的にはマイクアームに取り付けるタイプモフモフで覆うタイプよりも今回のようにマイクに直接取り付けできるU字ホップガード」はなんだか締まった感じがして好きです。

その他の付属品はマイクとパソコンをつなげる2in1ケーブルマイク固定穴を変換する金具

ケーブルの形状はマイクに接続する側がUSB Type-B」、パソコンやスマートフォンに接続する側がUSB Type-C/A」となっており、最新世代から旧世代のパソコンまでこのケーブル1本で対応できる仕様になっています。

今回は使いませんでしたが、別売りのマイクアームなどを使用する際に取り付け金具の穴径が合わない時に使える変換金具も付属しています。

「FIFINE K683A」と「Razer Seiren Mini」を比較してみた

本当に申し訳ないのですが、僕自身にマイクの音質を語れる知識がありません。

専門的な内容で音質についても解説を行いたいところではありますが、今回は少し前に個人的に購入していた同価格帯の「Razer Seiren Mini」との比較にてレビューできればと思っています。

製品名 FIFINE K683A Razer Seiren Mini
価格 ¥6,899 ¥6,480
周波数特性 50Hz-17kHz(17,000Hz) 20Hz-20kHz(20,000Hz)
感度 -43d±3dB (1kHz) 17.8mV/Pa (1kHz)
指向特性 単一指向性
カーディオイド
単一指向性
スーパーカーディオイド

一応スペックを並べてみようかと思ったのですが、感度の単位が異なっていたり周波数特性に関しても数値幅だけではほとんどわからない。

やっぱり僕自身が収音した音声を聞いてのレビューとなります。マイク専門家の方にとっては非常に満足のいかない内容になるかもしれませんがご容赦ください。

比較検証の結果

FIFINE K683A」と「Razer Seiren Mini」をどちらも初期装備(純正品の付属品のみ)で比較してみました。

FIFINE K683Aには音量調節ダイヤルが付いており、ダイヤルの60%くらい(上の画像)の位置でRazer Seiren Miniと同じくらいの音量になりました。また、口とマイクの距離は15㎝程度はなした位置からの検証を行いました。

その結果がこちらです。

製品名 FIFINE K683A Razer Seiren Mini
録音した音の音質 (8) (8.5)
遠くの音の音質 (7) (3)
ノイズの少なさ (7) (8)
振動音のなさ (3.5) (4)
防風レベル (8) (4)
ポップガード あり なし
ショックマウント なし あり
3.5㎜ジャック あり なし
音量調節機能 あり なし
ミュートボタン あり なし

全く同じ価格で僕がどちらを購入するかと聞かれたらおそらく「FIFINE K683A」を選ぶと思います。もちろん今回ご提供いただいた製品をステマしているわけではありません。

項目別に分けて詳しく解説します。

音質の違い

製品名 FIFINE K683A Razer Seiren Mini
録音した音の音質 (8) (8.5)
遠くの音の音質 (7) (3)
ノイズの少なさ (7) (8)

音質については口元から15㎝話しての録音では大きな違いはありませんでした。どちらもキレイでマイクにあまりこだわりのない僕からすると「どちらもラジオを聴いているようなきれいな音」だと感じました。

強いて違いを挙げるとすれば、対応周波数の幅が広いRazer Seiren Miniのほうが少し低音がキレイに聞こえます。高音の違いは正直わかりませんでした。

最も違いを感じた部分はマイクから離れた時の収音性能です。Razer Seiren Miniはマイクから音源が離れると極端に音が小さくなります。

これはゲーミングメーカーとして周りの環境音やタイプ音が入らないようにするための意図的な設計かもしれませんが、離れるとほとんど使えません。

振動音(防振効果)の違い

製品名 FIFINE K683A Razer Seiren Mini
振動音のなさ (3.5) (4)
ショックマウント なし あり

どちらのマイクもスタンドが付属しているのでデスクの上にそのまま置いた状態での計測です。

そのままデスクに置いた状態だとキーボードをたたくときの振動音(キーの音ではない)や机に肘をついた時の音がどぅん」と低音で入ってしまいます。

Razer Seiren Miniはマイク内部にショックマウントが入っていることが売りのマイクでしたが差は僅か。これはRazer Seiren Miniのショックマウントの性能が低いわけではなくFIFINE K683Aにもマイク内部で振動を吸収できる構造になっているのではないかと思います。(公式ではショックマウント内蔵との表記は無し)

どちらも喋りメインの録音では全く問題のない性能ですが、何かの作業やゲーム実況などは別途ショックマウントやマイクアームとの併用で振動音を回避できると思います。

ポップガードありなしの違い

製品名 FIFINE K683A Razer Seiren Mini
防風レベル (8) (4)
ポップガード あり なし

さすがにここは大きな違いがありました。ポップガード付属のFIFINE K683Aは喋っている時の破裂音(ぱ行とかの)の時に出る風を受ける音をほとんど感じません。一方 Razer Seiren Miniは「ぼっぼっ」と入ってしまうことがあるので、ここはFIFINE K683Aの完全勝利。

各種操作面の違い

製品名 FIFINE K683A Razer Seiren Mini
3.5㎜ジャック あり なし
音量調節機能 あり なし
ミュートボタン あり なし

音量調節やミュートを行えないRazer Seiren Miniに対してFIFINE K683Aはどちらもマイク側で切り替え、調節が可能です。

こればかりはどう考えてもあったほうがいい機能です。

正直Razer Seiren Miniを購入して一番困ったのがここ。最初はただただRAZERというメーカーのマウスが好きで「会議用のマイクもこれで良いか!」と思って購入したのですが、このマイクを使っていてはくしゃみができない。

上位モデルのRazer Seiren Xにはミュートボタンが搭載されているのですが、お値段は15,180円。

音量調節やミュートがマイク側で操作できて、なおかつ背面に3.5㎜オーディオジャックを搭載しているマイクが6,000円台で購入できるのは僕の中でもちょっと衝撃。

少し前でもお話しした通り、背面の3.5㎜オーディオジャックはマイクで収音した音をリアルタイム(遅延ゼロ)で再生してくれるだけでなく、パソコンの中では再生デバイスとしても認識されるため、マイクにヘッドホンなどを接続することでパソコン内部の音を再生可能となっています。

デスクトップパソコンなどはオーディオポートが遠くなってしまうので、このマイクにつなぐことで地面にコードを這わせている状況を改善できます。

総評:「FIFINE K683A」は6,000円台で購入できる本格派マイク

今回は製品をご提供いただきレビューしましたが、正直2か月前ほどに普通に購入したRAZERのマイクではなくこちらを買えばよかったと思っています。(音質も良いしくしゃみを自由にできる権利を得られる。)

この結果はRAZERを批判している訳ではなく、単純にFIFINE製品のコスパが良すぎるんです。

FIFINE K683Aを販売しているFIFINE(ファイファイン)は中国のメーカーとなっていますが、「Made in Chinaは質が悪い」というイメージを吹き飛ばしてくれる製品だと思います。

この記事を読んでいる方の中で、もしまだ中国製をイメージだけで悪いと判断している方がいるようでしたら考えを改めたほうが良い製品を安く手に入れられる機会がグンと増えるはず。

Amazonでの評価も非常に高く、レビュー平均は驚異の星4.7。

ちょっと昔は「5,000円前後のマイクなんて使い物にならない!」なんていわれていたのに…

低価格である本格的なマイクをお探しの方にぜひお試しいただきたいですね。


リモートワークなどでも使用できるFIFINEのWEBカメラはコチラのページにて公開しておりますので合わせてご覧いただけると嬉しいです!

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---ここで記事内容は終わりです。---


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うえだ

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