BTOはもちろん、ネット上でパソコンを調べ、購入しようと考えている方の中には「マウスコンピューター」を候補に入れている方も多いかもしれません。
一般向けパソコンからゲーム用、クリエイター用など幅広いラインナップを取り扱うマウスコンピューターをできる限り調査しましたので、このページにまとめています。
この記事、長いです
マウスコンピューターをまとめた記事となっていますので、記事全体が長くなってしまいました。
↓ 目次をうまく活用してください!
マウスコンピューターの特徴
BTOメーカーの中でも有名なメーカーの1つという印象のマウスコンピューターですが、実は結構すごいメーカーなんです。

パソコンやディスプレイの生産はすべて国内の工場で!
マウスコンピューターで販売されているパソコンはすべて国内の工場で生産されています。長野県飯山市に工場を構えており、万全の態勢でパソコンを生産、出荷しています。

海外メーカーや海外製品が一概に悪いわけではありませんが、国内で生産することによって一定以上の品質の確保ができたり、サポートの質が高いこともマウスコンピューターの特徴です。
インテル及びマイクロソフトとパートナー提携!
マウスコンピューターは「インテル パートナー・アライアンス・プログラム チタンパートナー」及び「マイクロソフト Gold コンピテンシー パートナー」に認定された数少ないパソコンメーカーです。
どちらも認定を獲得するには厳しい基準をクリアすることが必須となり、サポートや製品の安全性の指標となります。
マウスコンピューターの主な取り扱いブランド
マウスコンピューターでは主に以下の5つのブランドを主軸に製品が用意されています。
マウスのブランド一覧!
- 一般向けモデル「mouse(マウス)」
- ビジネスモデル「MousePro(マウスプロ)」
- ゲーミングモデル「G-Tune(ジーチューン)」
- クリエイターモデル「DAIV(ダイブ)」
- 高機能ディスプレイ「iiyama(イイヤマ)」
メーカーによっては製品が「ブランド分けされていない」もしくは「ブランド分けが分かりにくい」といった問題をよく耳にしますが、マウスコンピューターは明確にブランド分けされているため目的のパソコンを見つけやすいと感じました。

マウス公式サイトの上手な使い方!
マウスコンピューターの製品ラインナップは非常に点数が多く、すべてを見るだけでもかなりの時間がかかってしまいます。
マウスコンピューター公式サイト上部に設置されているトップバーから「用途・目的から探す」をクリックすることで、目的のパソコンを素早く絞り込むことができます。
製品ごとの特長をじっくり知ってからパソコンを選びたい方は以下のブランド解説を参考にしてください。
一般向けモデル「mouse(マウス)」
マウスコンピューターの社名ブランド「mouse(マウス)」は家電量販店などで販売されているようなスタンダードなモデルを主軸とした製品となっています。
あくまでゲーミングブランドやクリエイターモデルと比較した場合ですが、一般向けということもあり、デザインよりも性能に対する価格の安さ(コスパ◎!)が特徴のブランドです。
mouseブランド一覧 公式サイトの一覧は |
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シリーズ名 | 価格 | 形状 | 特徴 |
59,800円~ (税込65,780円~) |
デスクトップ | 薄型でコンパクトなリビングPC | |
39,800円~ (税込43,780円~) |
デスクトップ | スリム型最廉価デスクトップ | |
(GPU搭載) |
69,800円~ (税込76,780円~) |
デスクトップ | SLシリーズにグラフィックボートを搭載した製品 |
39,800円~ (税込43,780円~) |
デスクトップ | ミニタワー型デスクトップ | |
(GPU搭載) |
69,800円~ (税込76,780円~) |
デスクトップ | DTシリーズにグラフィックボートを搭載した製品 |
44,800円~ (税込49,280円~) |
ノート | 11.6型モバイルノート | |
79,800円~ (税込87,780円~) |
ノート | 14型フルHD液晶搭載ノート | |
94,800円~ (税込104,280円~) |
ノート | 15.6型フルHD液晶搭載ノート | |
49,800円~ (税込54,780円~) |
ノート | 15.6型フルHD液晶搭載ノート | |
(GPU搭載) |
109,800円~ (税込120,780円~) |
ノート | 17.3型フルHD液晶&ローエンドGPU搭載ノート |
(GPU搭載) |
129,800円~ (税込142,780円~) |
ノート | 17.3型フルHD液晶&ミドルエンドGPU搭載ノート |
(AMD) |
79,800円~ (税込87,780円~) |
ノート | 15.6型フルHD液晶を搭載したスリム&軽量ノート |
(Intel) |
74,800円~ (税込82,280円~) |
ノート | 15.6型フルHD液晶を搭載したスリム&軽量ノート |
52,800円~ (税込58,080円~) |
ノート | プログラミング学習向け10.1型スタディパソコン |
ノートパソコンは11~17.3インチまで取り扱いがあり、他メーカーと比較しても「性能に対する価格が安い」ことが特徴です。

安い物には裏があると思われがちなパソコン業界ですが、マウスコンピューターはmouseブランドに限らずデザイン、サポート、品質や性能に全く問題はありません。むしろ総合的に見ても「良い製品を出しているメーカー」といった印象を受けます。

mouse B5シリーズ・X4シリーズ
国内のパソコンメーカーの中では珍しく「Intel core i5・Ryzen 5」などの最新ミドルエンドCPUとメモリ8GB搭載のモデルが10万円を切る価格で販売されています。


mouse K7シリーズ
mouseブランド内の最上位モデル、GPU搭載モデルの「mouse K7」はGeForce GTX 1650を搭載しており、ゲーミングノートと同等のスペックを持っています。
「ゲーミングパソコンのギラギラしたイメージがちょっと苦手…」という方でも選びやすいのもポイントです。

mouse E10,C1シリーズ
また、廉価版CPUのCeleronを搭載したモデルも存在しますが、最大クロック2.4Ghzの4コアCPU「インテル® Celeron® プロセッサー N4100」が採用されているため、ある程度サクサク動作します。
現在のマウスコンピューターの製品ラインナップの中では「使い物にならない2コアCPU」を販売していない点も高評価な点ではないかと思います。
なお、mouseブランドにも数点デスクトップパソコンのラインナップも存在します。
基本的に同一スペックであればノートパソコンよりもデスクトップパソコンのほうが安いというのが鉄則なので、パソコンをできるだけ安く手に入れたいという方にはおすすめです。
ただ、モニターやキーボードなどは別購入となるので、合計金額と用途を確認して選ぶようにしてください。
\マウスのスタンダードモデル/
ビジネスモデル「MousePro(マウスプロ)」
マウスコンピューターのビジネスブランド「MousePro(マウスプロ)」シリーズは一般向けのmouseブランドと比較すると一回り高性能なモデルや、サーバー・ワークステーションを取り扱っているのが特徴です。
CPU内臓グラフィックとは別にGeForceグラフィックボードやQuadroを搭載したモデルを搭載したものもあるため、業務用パソコンとしての満足度が高いラインナップとなっています。
また、ビジネス向けのMouseProブランドのみ、パソコン保証を5年まで延長することが可能です。
MouseProブランド一覧 公式サイトの一覧は |
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シリーズ名 | 価格 | 形状 | 特徴 |
42,800円~ (税込47,080円~) |
デスクトップ | 薄型でなモニター背面(VESA)に設置可能 | |
59,800円~ (税込65,780円~) |
デスクトップ | ハイエンド構成も可能省スペーススリム型デスクトップPC。 | |
79,800円~ (税込87,780円~) |
デスクトップ | ビジネス向けミニタワーデスクトップPC。※Quadro搭載モデルあり 建築土木や設備2D/3D-CAD、高負荷データ分析などにも最適です。 |
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39,800円~ (税込43,780円~) |
タブレットPC | GIGAスクール構想対応PC。防塵防滴対応 2in1 | |
49,800円~ (税込54,780円~) |
タブレットPC | 堅強11.6型タブレットPC。タッチペン標準付属 | |
64,800円~ (税込71,280円~) |
ノート | 軽量&薄型の14.0型エントリーモバイルワーク向けノートPC。 | |
119,800円~ (税込131,780円~) |
ノート | 最大約20.0時間駆動可能な14.0型モバイルワーク向けノートPC。 | |
65,800円~ (税込72,380円~) |
ノート | 15.6型ビジネス向けスタンダードノートPC。 光学ドライブ標準搭載でLTE&高速無線LAN対応。 |
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119,800円~ (税込131,780円~) |
サーバー | 拡張性に優れた小型ビジネスサーバー | |
432,000円~ (税込475,200円~) |
ワークステーション | ハイパワーワークステーション。Xeonプロセッサー 2基搭載 |
MouseProブランドは他社メーカーと比較すると「かなり価格が安い」と感じます。
一般的に業務用やリース品と呼ばれるものは個人用パソコンよりも高い値段設定であることがほとんどですが、マウスのビジネス向けパソコンは「パーツ単体」として切り取ってみてもおおよそ相場通り(mouseブランドの個人向けパソコンと同一価格帯)をキープしています。
さらに、ビジネス向けパソコンでは環境によっては必須となる「Windows Proバージョン」デフォルトで選択されています。
もちろん不要であれば外すことも可能なので、Proバージョンが必要な本体のみを選んでの購入も可能です。
製品一覧の中でも、MouseProブランドの中でも特に目立っているのが20時間の長時間稼働を実現した「MousePro NB4」シリーズ。
ビジネス向けブランドではありますが、充電が最小限で済む長時間稼働モデルは個人の方にもおすすめです。
また、MouseProのラインナップでは特定の業務で必要になる「サーバー」や「ワークステーション」の取り扱いもあり、どんな業務でもこなせるハイパワー環境を構築可能なのがうれしいポイントです。
\マウスのビジネスモデル/
ゲーミングモデル「G-Tune(ジーチューン)」
マウスコンピューターの超超代表ブランド「G-Tune(ジーチューン)」はゲーミングに特化したブランドです。
ライトゲーマーからeスポーツで使用されるプロ仕様まで幅広いラインナップからゲーミングPCを選択可能です。
G-tuneブランド一覧 公式サイトの一覧は |
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シリーズ名 | 価格 | 形状 | 特徴 |
79,800円~ (税込87,780円~) |
デスクトップ | ライトなゲームユーザーにオススメなスタンダードPC | |
169,800円~ (税込186,780円~) |
デスクトップ | 幅広いジャンルのゲームを楽しみたいゲーマー向けのスタンダードPC | |
159,800円~ (税込175,780円~) |
デスクトップ | 実況配信や動画編集など、ゲームをしながら別作業も進めたい方に最適なPC | |
139,800円~ (税込153,780円~) |
デスクトップ | 高性能なグラフィックスでゲームプレイから動画配信まで多様な用途に活用可能 | |
269,800円~ (税込296,780円~) |
デスクトップ | フラッグシップゲーミングデスクトップPC 高性能なグラフィックスで、様々なゲームや配信なども快適に対応します。 |
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439,800円~ (税込483,780円~) |
デスクトップ | フラッグシップゲーミングデスクトップPC 驚異的なゲーム体験、最大8K解像度の鮮やかなHDR映像でプレイ可能です |
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229,800円~ (税込252,780円~) |
デスクトップ | フラッグシップゲーミングデスクトップPC ゲームプレイの快適さや映像の美しさにこだわるゲーマーにおすすめのモデルです。 |
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249,800円~ (税込274,780円~) |
デスクトップ | フラッグシップゲーミングデスクトップPC 最新ゲームから配信まで、美しさと快適さを追求したモデルです。 |
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219,800円~ (税込241,780円~) |
デスクトップ | 拡張性にすぐれたゲーミングデスクトップPC 幅広いジャンルのゲームを楽しみたいミドルゲーマーにおすすめのモデルです。 |
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179,800円~ (税込197,780円~) |
デスクトップ | 幅広いカスタマイズも可能なゲーミングPC 拡張性に優れた、ライトなゲームユーザーにオススメなスタンダードPCです。 |
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119,800円~ (税込131,780円~) |
ノート | 15.6型フルHD・薄型・軽量化を実現したスタンダードゲーミングノート | |
129,800円~ (税込142,780円~) |
ノート | 15.6型フルHD・4画面出力に対応 演算処理に優れたデスクトップ用プロセッサー搭載のゲーミングノート |
個人的な感想ですが、数年前「G-Tune」はケースが少しダサい…なんて思っていましたが、現在では完全に一新されています。


G-tune PM・EM・HM・XMシリーズ
デスクトップ全モデルに「サイドガラスパネル」をオプション追加することができ、エントリーモデルの「G-Tune PM・
G-Tune EMシリーズ」でもハイグレードなケースが導入されています。

もちろん、外観だけでなく工具いらずのメンテナンス性や冷却性能にも力を入れた作りとなっており、ゲームプレイに集中できる設計となっています。
さらに内部パーツの品質はもちろん、水冷パーツなどもオプションで追加できるので、マニアックなパソコンユーザーでも自作パソコン並みに満足できる可能性大です!
ゲーミングパソコンの中では「デスクトップパソコンを選ぶべき!」という風潮が何となくありますが、マウスコンピューターのゲーミングノートはユーザーをくすぐる作りとなっています。
G-tuneのゲーミングノート「G-Tune E5」シリーズはデスクトップパソコン用のCPUを搭載しており、ノートパソコンでありながら驚異の4画面出力に対応しています。

HDMI・Mini DisplayPort・USB Type-Cの3系統出力を標準搭載しており、本体と合わせて最大4画面のディスプレイを使用することができます。
自宅にデスクトップパソコンを置きたくない方は「G-Tune E5」シリーズをクラムシェルモードで使用することで最大3画面のデスクトップパソコンのように快適にゲーム&配信などのマルチタスクをこなすことも可能。
ノートパソコン単体でも144Hz駆動の高リフレッシュレート液晶を搭載しているため滑らかなゲームプレイを実現します。
\マウスのゲーミングモデル/
クリエイターモデル「DAIV(ダイブ)」
マウスコンピューターの「DAIV(ダイブ)」はクリエイター向けブランドです。
パソコン自体の性能は高く、内容はゲーミングパソコンと似ていますが、GPUにハイエンドGPUの「Quadro」を搭載したモデルを選べることが特徴。
また、オプションにて光学ドライブやメモリーカードリーダーを本体に内蔵できるなど、クリエイターにとってとことん使いやすいモデルとなっています。
DAIVブランド一覧 公式サイトの一覧は |
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シリーズ名 | 価格 | 形状 | 特徴 |
129,800円~ (税込142,780円~) |
デスクトップ | イラスト、DTP、RAW現像や高画質動画編集も快適 | |
139,800円~ (税込153,780円~) |
デスクトップ | CGやCAD用途にも安定した動作のクリエイティブPC ※Quadro搭載モデル |
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119,800円~ (税込131,780円~) |
デスクトップ | 様々なインターフェース搭載で多様な作業環境に対応可能 | |
209,800円~ (税込230,780円~) |
デスクトップ | RAW現像・イラスト・DTMなど多様なクリエイティブワークに最適 | |
259,800円~ (税込285,780円~) |
デスクトップ | 3Dグラフィックスも快適にこなすプロフェッショナルPC ※Quadro搭載モデル |
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119,800円~ (税込131,780円~) |
ノート | 14型・標準クリエイター向けノート | |
109,800円~ (税込120,780円~) |
ノート | 15.6型・色再現性の高い液晶パネルを搭載したクリエイターノート RAW現像/写真編集を快適にします |
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179,800円~ (税込197,780円~) |
ノート | 15.6型・狭額縁でコンパクト。高負荷作業も可能なモバイルノート | |
139,800円~ (税込153,780円~) |
ノート | 15.6型・バランスの取れたハイエンドクリエイティブノート | |
379,800円~ (税込417,780円~) |
ノート | 17.3型・4Kハイエンドクリエイティブノート ハイエンドデスクトップの性能をノートサイズに凝縮 |
「DAIV」はマウスコンピューターのハイパフォーマンスブランドで、クリエイター向けに開発された製品です。
外観はゲーミングモデルとは異なり、漆黒で落ち着いた外装が特徴です。

PCケースはシンプルでカッコいいだけでなくクリエイターにとって便利な機能をたくさん搭載しています。

HDDスロットを完備

マルチカードリーダー搭載可能
前面には光学ドライブや脱着が簡単なHDDスロット、マルチカードリーダーをオプションで搭載することができます。
近年のデスクトップパソコンは省スペース化のため、使用頻度の少ない光学ドライブやSDカードリーダーを廃止している(オプションでも搭載できない)モデルが多いです。
様々な種類の記録メディアの読み書きが必要になるクリエイターにとっては便利な仕様となっています。

DAIVはエアフローに特化している
また、デスクトップパソコンは放熱性能もこだわっており、長時間のハードユースにも耐えられる設計となっています。パソコンの一番の敵は「熱」なので、熱処理にこだわったモデルは長持ちしやすいという特徴もあります。
DAIVはクリエイター向けパソコンですが、構成自体はゲーミングパソコンブランドの「G-tune」とよく似ています。動画編集もするけど、たまにゲームもしたいといった方にはG-tuneのほうが適しているかもしれません。
パソコンを使ったゲームを全くせずに、CADデザインや動画レンダリング・エンコードを中心でパソコンを使用するのであればDAIVシリーズがおすすめです。
一部ですが、DAIVのPROモデルには3DCADやシミュレーション、解析などに特化したクリエイター向けGPU「Quadro」を搭載しています。Quadroはゲーミング用途でも使用できるGeForceとは全くの別物とお考え下さい。
GPU選びのポイント!
- 「Quadro」はCADが超得意でゲーム向けではない。(一部非対応ゲームもあり)
- 「GeForce」はゲームが超得意でCAD向けではない。(一部非対応ソフトもあり)
同じGPU(グラフィックボード)ではありますが「Quadro」と「GeForce」では大きく用途が変わります。

特にQuadroとGeForceでは表現できる色に違いがあり、「GeForceRGB各色8bit(約1677万色)」に対し「QuadroはRGB各色10bit(約10億6433万色)」と60倍以上の差があります。
画像編集やRAW現像などにこだわりを持つプロのクリエイターはQuadroを搭載した「DAIV PRO」モデルがおすすめです。
\マウスのクリエイター向けモデル/
高機能ディスプレイ「iiyama(イイヤマ)」
マウスコンピューターは「iiyama(イイヤマ)」というブランドでディスプレイもリリースしており、元は「株式会社iiyama」というメーカーでしたが、2008年に合併しマウスコンピューターのディスプレイブランドとなりました。
「ノーマル液晶ディスプレイ」「タッチパネル付きディスプレイ」「サイネージ用ディスプレイ」など様々な用途に向けたディスプレイラインナップとなていますが…

ディスプレイ自体の価格が全体的に下がっており、値段で選ぶ場合には海外メーカーが有力候補となってします。
とはいえ、ディスプレイも例外ではなく日本製かつ品質は良いと評判でなので、安心の国産ブランドを使いたいという方にはおすすめです。
ちょっと注意です。
- マウスコンピューター公式サイトではモニターが直接販売されていません。
- 公式サイト上ではスペックの確認がしにくく、値段の表記がありません。

マウスコンピューターの公式サイトは2021年3月末にアップデートされたのですが、ディスプレイのみ価格や性能がつかみにくいので少し不便です。
購入を検討している方は公式サイトでの購入は不可なのでAmazonや楽天での購入をおすすめします。
同モデルだとAmazonが少し安いかな?といった印象です。
その他のラインナップも少し紹介!
その他のラインナップといってもマウスコンピューターのブランド自体はこれまで紹介した5種類のみとなっているのですが、公式ページでパソコンをお得に購入できるセールを常時開催しています。

旧モデルや訳ありな「アウトレット」
マウスコンピューターの公式ページでは旧モデルや訳あり品がアウトレット価格で販売されています。

こんな心配をしてしまうのも無理はありませんが、マウスコンピューターのアウトレットは特に問題はないかと思います。

マウスコンピューターアウトレット(公式ページ)
マウスコンピューターのアウトレットパソコンは、工場在庫品の旧モデル・旧製品、動作には問題ないものの外観に生産過程等でついた筐体のキズや色ムラ等の事由があると判断されたものになります。台数限定!通常ラインナップと同様、すべてMade in Japan。お好みでカスタマイズをすることが可能です。(一部の商品を除く)
公式ページより抜粋
アウトレットとして出品されている製品は「工場在庫品の旧モデル・旧製品、外観に生産過程等でついた筐体のキズや色ムラ」などが原因となっているので、パソコン本体の性能などに問題はありません。
BTOメーカーならではのカスタマイズや保証なども従来製品と変わらないので、アウトレット在庫がある場合には積極的に購入して大丈夫だと思います。
ただ、この記事を執筆している時点では「これは明らかにアウトレットだ!」と判断できるような製品は発見できませんでした。
価格が赤色表記になっている製品は後述します「期間セール」によるものだったのでおそらくアウトレットではありません。
価格表記が黒色の製品は通常価格で販売されている製品でしたので、今回は“アウトレット製品自体がなかった”可能性があります。
マウスコンピューターのアウトレットは生産ラインの不具合による傷や売れ残りによって『たまたまできてしまう物』なので、常に在庫があるものではありません。

もしかしたら期間セールよりもオトクに購入できるかもしれません!
\アウトレットは常に開催!/
常時開催の期間限定セールも熱い!(期間限定とは)
どこのパソコンメーカーでもセールを行っていることが多いですが、マウスコンピューターでも期間セールが開催されています。
執筆時点では「春の感謝セール」→「GWセール」の流れで開催されていました。

春の感謝セール

GWセール

セールによって値引き額が変更されてはいるものの、セールページは常にサイト内に掲載されており、常に対象製品を割引価格で購入することができます。
全てのモデルはセールの対象という訳ではありませんが、『mouse・G-tune・DAIV』の3ブランドから20製品前後が対象となっています。
\お得な期間限定セールページ!/
マウスコンピューターの製品保証・サポート
ここからはマウスコンピューターの製品サポート関連のまとめです。

全てを紹介できるわけではありませんが、必須項目や他のメーカーよりも目立っている部分を中心に解説させていただきます!
無料の「24時間365日の電話サポート」を完備
意外と知らない方も多い電話サポートですが、マウスコンピューターの電話サポートは24時間365日対応です。
サイト内では常に「リアルタイムサポート状況」が表示されており、試しに日曜の深夜、月曜早朝あたりに公式ページの確認をしてみましたが電話がつながるまでの待ち時間は1分前後となっていました。
用事がないので本当に電話して確かめることはできませんが、深夜でもパソコントラブルに対応してもらえるのはうれしいポイントの1つです。
また、「電話は緊張してしまう」「電話をする時間がない」という方には『LINE mouse お客様サポート(24時間受付)』も用意されています。
分らないことを聞くこともできるようなので、パソコン初心者の方にとっては嬉しいサービスです。
マウスの「製品保証」は優秀な部類/期間は普通
マウスコンピューターのパソコン本体保証は1年間の無償保証が付属し、オプションで3年間の有償保証を追加することができます。
MouseProブランド限定となっていますが5年保証を追加することも可能です。

こちらのページでパソコンの保証について解説しているのですが、3年保証と1年保証では保証効果にあまり差がなくなってしまう確率が高いんです。
デスクトップパソコンの場合は落下などの破損が少ないため、1年保証が無難かもしれません。
ただ、有償保証のオプション価格が『製品の〇%』などの計算方法ではなく、どのブランドのどのパソコンを購入しても追加保証の金額が固定となっており、価格も安めなので少しうれしいポイントです。
オプション追加で訪問修理も可能
さらにマウスコンピューターでは「センドバック」「ピックアップ」「オンサイト」の3種類から修理依頼の方法を選ぶことができます。
名称 | 修理保証内容 |
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センドバック (送付修理) |
お客様から弊社へ商品を送付いただく方法です。送付時の送料のみお客様負担となります。 |
ピックアップ (引き取り修理) |
業者が引き取りに伺います。(お客様の送料負担はありません) ※梱包はお客様に行っていただきます。 |
オンサイト (出張修理) |
技術者が設置場所に訪問し、その場で修理。送付および修理までの時間をいただきません。 出張費はサポート金額に含まれます。 |
※マウスコンピューター公式より引用
今は配送業者が自宅まで受け取りに来てくれるサービスも普及してきたこともあり「センドバック」と「ピックアップ」に関してはそこま大きな違いはありません。
唯一「オンサイト」だけは専門スタッフがその場で修理をしてくれるのでパソコンが手元から離れる時間がありません。

「センドバック」「ピックアップ」「オンサイト」のオプションは購入前のメニューから保証期間をとあわせて選択することができます。
MouseProブランドのみ5年保証を選択できますが、オンサイトは3年までの選択となります。
5年間のオンサイト修理を選択できると嬉しいのですが、訪問修理を優先するのであれば3年保証を選択するのがおすすめ!
ピンチを救う「データ復旧サービス」

そんな「もしも」の時に、大切なデータの復旧を行えるサポートサービスが、マウスコンピューターのデータ復旧安心サービスパックおよびデータ復旧安心プランファミリーです。
HDDやSSDからのデータ復旧を依頼したことがある方であれば知っていると思いますが『データ復旧はマジで高額』なんです。おそらく数万円~10万円くらいは請求されるのが一般的な相場となっています。
マウスコンピューターのデータ復旧サービスはパソコン購入と同時に申し込むことで2,000円~という破格の値段で追加することができます。
仕事でパソコンを使用する場合などは『データ復旧安心サービスパック 5年版』をつけておくことをおすすめします。

また、『プランファミリー』ではマウスコンピューターので買っていないパソコンやスマホ、外付けHDDも対象となるので、もう驚きです…
マウスコンピューターのメリットデメリット
最後にマウスコンピューターを選ぶメリットデメリットをご紹介します。

ココがおすすめ
- 国内メーカーかつ国内生産
- MicrosoftやIntelからの認定がある
- パソコンの価格は相場よりも安め
- だいたいどんなパソコンでもある
- 常時セールを開催している(多分)
- 保証やサポートが手厚すぎる
- データ復旧サービスがある
- 待ち時間ほぼなしで電話やLINEで直接会話ができる
この記事で紹介した通りのメリットですが、他のメーカーにはないメリットが多く、パソコン初心者から上級者まで幅広い層が満足できると感じました。
特に保証やサポート関連ではほかのメーカーと比べると段違いで優秀です。

ココに注意
- 個人向けパソコン保証が最長3年
特に大きなデメリットではありませんが、個人向けパソコンの保証期間が最大3年という部分が引っかかりました。
ただ、保証金額が安く保証の質が高いので、必要十分ではあると思います。
3年が悪いという訳ではなく「いたって普通」なのですが、他社メーカーは4~6年保証となっているところもあります。
良く上げられるデメリットとしては初期不良などが考えられますが、そこに関してはサポートが優秀なので難なくカバーできてしまいそうです。
人によってはノートパソコンのデザインや、自作などと比較したときのデスクトップパソコンのケースの自由度など『見た目』の意見はあるとは思います。ここはすべてのBTOメーカーに共通しているものなのででデメリットとしてカウントしていません。
ちょっとステマっぽくなってしまいますが、すべての方におすすめできるパソコンメーカーだと感じます。
(何か他のデメリットを発見した方は是非コメントでお教えいただければと思います。)
まとめ:群を抜いたサポートが魅力!価格も安く、種類も豊富!
このページではマウスコンピューターの製品ラインナップや価格、保証、サポートなどについてまとめてみましたが、良い面が多く、初心者から上級者まで満足できるパソコンメーカーだと感じました。
パソコンが詳しい人からしても満足できる方が多いのではないでしょうか?
唯一引っかかった『保証期間3年』に関しても、BTOメーカーとしては平均的で長くても4年となっていますので、大きなネックとはなりにくいと思います。
当サイトでは他にもパソコンに関する情報を配信していますので、併せてパソコン選びの参考にしていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!