タブレットモードでWindows11を使用する際、画面の自動回転が不要な場合には「回転ロック」を設定することで、画面の向きを固定できます。
この記事では、クイック設定や設定アプリからの回転ロックの有効化方法、さらに設定が反映されない場合の対処法について詳しく解説します。
このページで分かること
- 画面回転ロックの基本設定方法
- クイック設定から回転ロックを有効にする手順
- 設定アプリから回転ロックを設定する方法
- 回転設定が反映されない場合の対処法
- 回転センサーやドライバの確認手順
画面回転ロックの基本設定
タブレットモードでは、画面が自動的に回転することがあります。特定の角度で固定したい場合は「回転ロック」を設定することで、デバイスの持ち方や角度に関係なく、画面の向きを維持できます。基本的にはクイック設定メニューや設定アプリから簡単に切り替えられます。
クイック設定から回転ロックを有効にする方法
クイック設定メニューからは、画面回転ロックを素早く設定することが可能です。以下の手順で進めてください。
クイック設定から回転ロックを有効にする手順
- 画面右下のタスクバーにある通知センターを開く
- 「回転ロック」アイコンをタップしてオンにする
(表示されていない場合は「編集」から追加可能)
回転ロックが表示されていない場合は、設定の編集画面から追加する必要があります。
設定アプリから回転ロックを設定する方法
設定アプリからも画面回転の固定が可能です。詳細な設定が必要な場合や、クイック設定に回転ロックが表示されていない場合はこちら方設定が可能です。
設定アプリから回転ロックを設定する手順
- Windowsキー+Iを押して設定アプリを開く
- 「システム」から「ディスプレイ」を選択
- 「回転ロック」オプションをオンにする
回転設定が反映されない場合の対処法
回転ロックを設定しても、画面が意図した通りに固定されない場合があります。その原因としては、デバイスのセンサーやドライバの問題が考えられます。
デバイスが回転センサーに対応しているか確認する
一部のWindowsデバイスには(ハードウェア的な)回転センサーが搭載されていない場合があります。その場合、回転機能、回転ロックは動作しません。
また、回転センサーが搭載されていても、センサーを機能させるドライバが適用されていない場合があります。
回転センサー対応の確認手順
- デバイスの製品仕様を確認する
- 「デバイスマネージャー」でセンサーが有効になっているか確認
- 必要に応じて、センサー関連のドライバを更新
センサーが無効になっている場合や対応していない場合は、回転ロックが機能しない可能性があります。
まとめ|快適なタブレットモード利用のために
タブレットモードでの画面回転ロックは、快適な操作環境を実現するために重要な設定です。デバイスの特性や使用目的に合わせて設定し、必要に応じてセンサーやドライバの状態も確認することで、よりフレキシブルに使えるようになります。