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中古パソコン

量販店の「展示品パソコン(現品限り!)」ってどうなの?

家電量販店で「展示品限り」と書かれたパソコンを見かけて、購入を迷った経験はありませんか。新品より明らかに安い価格は魅力的ですが、「他人が触ったものを買って大丈夫なのか」「すぐに壊れたりしないのか」という不安もあると思います。

結論から言えば、展示品パソコンは条件次第で「アリ」な選択肢です。ただし、バッテリーの劣化やOfficeライセンスの問題など、知らずに購入すると後悔するポイントもいくつかあります。

この記事では、展示品パソコンのメリット・デメリットを解説しています。また、「安くパソコンを買いたい」という目的であれば、実は展示品以外にも選択肢あります。

このページで分かること

  • 展示品パソコンと新品・中古品の違い
  • 展示品パソコンのメリットとデメリット
  • 購入前に必ず確認すべきチェックポイント
  • 展示品が向いている人・向いていない人の判断基準
  • メーカー直販サイトで安く買う方法

展示品パソコンとは?新品や中古品との違い

家電量販店で販売されている展示品パソコンは、新品と中古品の中間的な位置づけです。

店頭で実際に電源を入れて一定期間動かしていた個体となり、完全な新品ではありませんが、一般消費者が使用した中古品とも異なります。

「展示品限り」と「展示・在庫品限り」の意味

家電量販店の値札に書かれている表記は、商品の状態によって異なります。

展示品」は、店頭に並べて実際にお客さんが触れる状態で展示されていた商品そのものを指します。電源が入った状態で長期間展示されていたケースも多く、内部パーツやバッテリーに一定の使用履歴があります。

一方、「在庫品限り」や「現品限り」という表記の場合は、倉庫に保管されていた未開封の在庫品である可能性もあります。この場合は展示品よりも状態が良いことが多いため、店員に「この商品は実際に展示されていたものですか?」と確認するのがおすすめです。

表記による商品状態の違い

  • 展示品
    ↳ 店頭で電源を入れて展示されていた商品
  • 現品限り・在庫品限り
    ↳ 倉庫保管の未開封品の可能性あり → 店員に要確認
  • 展示・在庫品限り
    ↳ 展示品か在庫品か不明 → 店員に要確認

展示品は新品扱いか中古扱いか

法律上の分類では、展示品は「新品」として扱われます。これは、一般消費者が購入して使用した履歴がないためです。

そのため、メーカー保証も新品と同様に1年間付くのが一般的です。

ただし、実態としては「新古品」に近い状態です。店頭で不特定多数のお客さんがキーボードを叩いたり画面を触ったりしているため、外装には使用感があります。また、電源を入れた状態で展示されていた期間に応じて、内部パーツにも稼働履歴が蓄積されています。

状態 新品 展示品 中古品
使用履歴 なし 店頭展示のみ 一般消費者が使用
メーカー保証 1年間 1年間(原則) なし or 短縮
外装の状態 未開封 使用感・小傷あり 個体差が大きい
価格 定価 10〜30%引き程度 大幅値引き

メーカー保証の起算日は「購入日」からになるため、展示期間が長くても保証期間が短くなることはありません。ただし、一部のメーカーでは展示品に対して保証内容を制限しているケースもあるため、購入前に保証書の内容を確認しておくと安心です。

展示品パソコンのメリット

展示品パソコンには、新品にはない独自の利点がいくつかあります。価格面のお得さだけでなく、購入後すぐに使い始められる手軽さや、店舗独自の保証サービスを受けられる点も見逃せません。

新品より安く当日持ち帰りができる

展示品パソコンの最大の魅力は、新品より10〜30%程度安い価格で購入できる点です。たとえば、定価15万円のノートパソコンなら、展示品であれば10万円台前半で手に入ることもあります。モデル末期や新製品の発売直前には、さらに大幅な値引きが期待できます。

また、店頭在庫をそのまま購入するため、支払いを済ませればその日のうちに持ち帰れます。通販で購入すると届くまで数日かかりますが、展示品なら「今日からパソコンを使いたい」という急ぎの場面にも対応できます。

さらに、店員との交渉次第では値引き以外の特典が付くこともあります。

交渉で付けてもらえる可能性がある特典

  • 端数の値引き
  • セキュリティソフトの無料付属
  • マウスやケースなど周辺機器のサービス
  • 長期保証の割引 or 無料付与
  • ポイント還元率のアップ

展示品は店舗にとっても「早く売りたい商品」なので、通常の新品よりも交渉に応じてもらいやすい傾向があります。

初期不良リスクが低く家電量販店の保証も付けられる

展示品は店頭で一定期間稼働していたため、初期不良が出ている可能性は低いと言えます。新品のパソコンは開封して電源を入れるまで正常に動作するか分かりませんが、展示品はすでに動作確認が済んでいる状態です。

また、家電量販店で購入すると、メーカー保証に加えて店舗独自の長期保証を付けられるケースがあります。

保証の種類 期間 費用
メーカー保証 1年間 無料
店舗の長期保証 3〜5年 基本的には有料

メーカー保証だけでは1年で切れてしまいますが、店舗の長期保証に加入すれば3〜5年間は修理対応を受けられます。展示品のように「状態が少し心配」という商品こそ、長期保証を付けておくと安心です。

ただし、後述するバッテリーの劣化は保証対象外となるケースがほとんどなので、保証内容の詳細は必ず確認してください。

展示品パソコンのデメリットと注意点

展示品パソコンには価格面のメリットがある一方で、新品にはないリスクも複数あります。

ノートパソコンはバッテリー劣化がほぼ確実

展示品ノートパソコン最大の弱点は、バッテリーが劣化している可能性が非常に高いという点です。

家電量販店の展示品は、営業時間中ずっと電源を入れた状態で置かれています。リチウムイオンバッテリーは常時充電状態(満充電のまま通電)が続くと劣化が進む性質があるため、展示期間が長いほどバッテリーの最大容量は減少しています。

バッテリー劣化の目安

  • 展示期間3ヶ月程度
    ↳ 最大容量90〜95%程度 → 実用上は問題なし
  • 展示期間6ヶ月〜1年
    ↳ 最大容量80〜90%程度 → 駆動時間が体感で短くなる
  • 展示期間1年以上
    ↳ 最大容量80%以下の可能性 → 外出先での使用に支障あり

バッテリーの状態は、Windowsの「Battery report」機能で確認できます。購入前に店員にお願いして確認させてもらうか、最低でも展示期間を質問しておきましょう。

なお、バッテリー交換費用は機種によって1万〜3万円程度かかります。当たり前ではありますが、バッテリーなどの消耗品の交換費用を含めた「トータルコスト」で新品と比較しましょう。

キーボードや液晶に使用感・傷があるかも

展示品は不特定多数のお客さんが実際に操作しているため、外装に使用感や傷が残っていることがあります。

特に注意したいのは以下の箇所です。

使用感が出やすい箇所

  • キーボード
    → テカリ、文字の薄れ、打鍵感の変化
  • タッチパッド
    → 表面のザラつき、反応の鈍さ
  • 液晶画面
    → 指紋跡、微細な傷、ドット抜け
  • 本体外装
    → 角の擦れ、持ち上げた跡

これらの傷や汚れは販売前にクリーニングされますが、完全に消えるわけではありません。「見た目のきれいさ」を気にする方は、購入前に実物をよく確認してください。

一方、「多少の傷は気にしない」という方であれば、外観のデメリットは大きな問題にはならないかもしれませんね。

Office付きはライセンスが使えなくなるリスクがある

意外と知られていない落とし穴が、Office付き展示品のライセンス問題です。

展示中にOfficeのセットアップが行われていた場合、そのライセンスはすでに「使用済み」として登録されています。販売前に初期化されていても、ライセンス自体は店頭デモ用のアカウントに紐付いたままになっているケースがあります。

この場合、購入者が自分のMicrosoftアカウントでOfficeを使おうとしても、正常にライセンス認証ができません。

Office付き展示品で起こりうるトラブル

  • プロダクトキーを入力しても「使用済み」と表示される
  • 別のアカウントに紐付いていて認証できない
  • Officeのライセンスカードが付属していない

Office付きの展示品を購入する場合は、必ず「未使用のライセンスカード(プロダクトキー)が付属しているか」を確認してください。ライセンスカードがない場合は、Officeなしの価格で交渉するか、購入を見送った方が無難です。

展示品パソコンを購入する前に確認すべきこと

展示品パソコンを購入して後悔しないためには、店頭で実物を見ながら以下のポイントを確認してください。

展示期間と通電状態を店員に確認する

最初に確認すべきは「この商品はいつから展示されていましたか?」という点です。

展示期間が長いほど、バッテリーや内部パーツの劣化度合は高くなります。店員に聞けば、発売日や入荷日から概算で教えてもらえることが多いです。

店員に確認すべき質問

  • 「この商品はいつ頃から展示されていますか?」
  • 「展示中は電源を入れっぱなしでしたか?」
  • 「夜間は電源を切っていましたか?」

展示期間が3ヶ月以内であれば、劣化の影響は比較的軽微と判断できます。ほぼ新品といってもいいレベルです。

逆に6ヶ月以上経過している場合は、可能であればバッテリーの状態を確認させてもらいましょう。

バッテリー残量と保証内容のチェック方法

ノートパソコンの展示品を購入する場合、バッテリーの劣化具合を数値で確認しておくと安心です。

Windowsには「Battery report」という機能があり、バッテリーの設計容量と現在の最大容量を比較できます。店員にお願いして確認させてもらうか、以下の手順で自分でも確認できます。

Battery reportの確認手順

  • タスクバーの検索欄に「cmd」と入力
  • 「コマンドプロンプト」を右クリック →「管理者として実行
  • powercfg /batteryreport」と入力してEnter
  • 表示されたパスにあるHTMLファイルを開く
  • DESIGN CAPACITY」と「FULL CHARGE CAPACITY」を比較

※販売店の許可なくバッテリー等チェックを走らせるのはモラルに反する行為です。

FULL CHARGE CAPACITYがDESIGN CAPACITYの80%以上あれば、実用上は問題ないレベルです。70%を下回っている場合は、よほど安く販売されている場合を除き購入を見送ったほうがいいです。

付属品とOfficeライセンスカードの有無

展示品は付属品が揃っていないケースがあるため、購入前に以下の点を確認してください。

付属品チェックリスト

  • ACアダプター・電源ケーブル
    → 純正品か確認
  • 取扱説明書・保証書
    → メーカー保証に必要
  • 外箱
    → なくても使用に支障はないが、売却時に影響
  • Officeライセンスカード
    → 未開封・未使用か確認

特にOffice付きモデルを購入する場合、ライセンスカードの有無と状態は必ず確認してください。カードが開封済みの場合や、そもそも付属していない場合は、Officeが正常に使えない可能性があります。

付属品が欠品している場合は、その分の値引き交渉ができることもあります。「ACアダプターは純正品ですか?」「Officeのカードは未開封ですか?」など、具体的に質問してみてもいいと思います。

展示品パソコンをおすすめできる人・できない人

展示品パソコンは万人におすすめできる選択肢ではありません。自分の使い方や優先順位に合っているかどうかで、お得な買い物になるか後悔する買い物になるかが分かれます。

展示品が向いている人は「できるだけ安く“今日中に”」ほしい人

展示品パソコンの購入が向いているのは、以下のような方です。

展示品が向いている人

  • 今日すぐにパソコンが必要な人
    ↳ 通販の配送を待てない状況
  • とにかく初期費用を抑えたい人
    ↳ 多少のリスクより目の前の安さを優先
  • デスクトップパソコンを探している人
    ↳ バッテリー問題がないため低リスク
  • 外装の傷や使用感を気にしない人
    ↳ 見た目より性能・価格を優先
  • 店舗の長期保証に加入する予定の人
    ↳ 万が一の故障時でも購入店舗で対応してもらえる

デスクトップパソコンを検討している方には、展示品は特におすすめです。バッテリーがないため劣化の心配が少なく、展示中の負荷も限定的です。外装の傷さえ気にならなければ、純粋に「安く買えてお得」という結果になりやすいです。

向いていない人はバッテリー駆動や長期利用を重視する人

一方、以下に当てはまる方は展示品の購入を避けた方が無難です。

展示品が向いていない人

  • 外出先でバッテリー駆動を頻繁に使う人
    ↳ 劣化したバッテリーでは駆動時間が短い
  • 5年以上の長期利用を想定している人
    ↳ 内部パーツの寿命が新品より短い可能性
  • パソコンの状態を自分で判断できない人
    ↳ 良い展示品と悪い展示品の見極めが難しい
  • Officeを確実に使いたい人
    ↳ ライセンストラブルのリスクを避けたい
  • 外装のきれいさを求める人
    ↳ 使用感や傷が気になる

特にモバイル用途がメインの方は、バッテリー劣化の影響を直接受けます。カフェや出張先でACアダプターなしで使いたい場合、展示品のノートパソコンは避けた方がよいでしょう。

また、「パソコンのことはよく分からない」という方も、展示品選びは難易度が高めです。状態の良し悪しを自分で判断できないと、ハズレを引くリスクが高くなります。

展示品より安く買える?メーカー直販サイトが最もおすすめ

安くパソコンを買いたい」という目的であれば、展示品以外にも選択肢があります。特にメーカー直販サイトは、タイミング次第で展示品よりもお得に新品が手に入ることがあります。

DellやLenovo、HPの直販サイトはセール時に大幅値引き

DellやLenovo、HPなどのパソコンメーカーは、自社の直販サイトで頻繁にセールを実施しています。

メーカー直販サイトの特徴

  • セール時の割引率 → 10〜30%、最大40%以上の値引きも
  • 商品の状態 → 新品
  • カスタマイズ → メモリやストレージをある程度変更可能
  • 保証 → メーカー保証1年・延長保証オプションあり

セール価格であれば、展示品と同等かそれ以下の価格で完全な新品が購入できるケースも珍しくありません。バッテリー劣化の心配もなく、Officeライセンスの問題も発生しません。

直販サイトは「今すぐほしい」という要望には応えられませんが、1〜2週間待てる状況であれば、展示品よりも賢い選択になります。

アウトレット品や型落ちセールを狙う方法

メーカー直販サイトには「アウトレット」や「整備済み品」のコーナーが設けられていることがあります。

直販サイトで安く買える商品の種類

  • アウトレット品
    ↳ 外箱の破損、開封後の未使用返品品など → 本体は新品同様
  • 整備済み品(リファービッシュ)
    ↳ 初期不良で返品された製品を修理・点検 → 新品より安価
  • 型落ちモデル
    ↳ 新モデル発売に伴う旧モデルの在庫処分 → 大幅値引き

これらの商品は、家電量販店の展示品よりも状態が良いことがほとんどです。「外箱が潰れていた」程度であれば、中身は完全な新品として扱われます。

安くパソコンを買いたいけれど、展示品のリスクは避けたい——そんな方は、メーカー直販サイトのセールやアウトレットコーナーを定期的にチェックしてみてください。Amazonや価格.comで同一モデルの価格を比較しながら、最もお得なタイミングで購入するのが賢い方法です。

まとめ|展示品パソコンは条件次第でアリだが安さだけで選ばない

展示品パソコンは、条件が合えば「お得な買い物」になる可能性があります。特にデスクトップパソコンを探している方や、今日すぐに必要という方にとっては有力な選択肢です。

ただし、ノートパソコンの場合はバッテリー劣化がほぼ避けられず、Officeのライセンス問題というトラブルも起こりえます。「安いから」という理由だけで飛びつくと、後から追加費用がかかったり、期待した使い方ができなかったりする可能性があります。

購入前には展示期間・バッテリー状態・付属品・保証内容を必ず確認し、自分の用途に合っているかを冷静に判断してください。急ぎでなければ、メーカー直販サイトのセールを待つ方が結果的にお得になるケースも多いです。


---ここで記事内容は終わりです---
最後まで読んでくれてありがとう!('ω')


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  • この記事を書いた人

うえだりゅう (上田 龍)

PCやスマホ(主にハードウェア周り)が大好きです。このサイトではパソコンの使い方や選び方などの解説をしています。最新の技術やAI、テクノロジーにも興味関心があり、運営しているサイト内で最新のデバイスを検証・レビューを行っています。