このページでは、とにかく安くコスパ最強クラスだと思ったノートパソコンをまとめています。
ここでの「コスパが高い」というのはメーカー直販の販売価格で並べた時に【スペック(≒CPU+メモリ+ストレージ)】に対しての価格が安いという考え方を指します。
ただ、安い価格にこだわりすぎて使い物にならない低性能のパソコンだったり、実用面で困るパソコンを選んでしまうことのないように、いくつかの条件を設けた上で紹介します。
このページで紹介するPCの条件
- ノートパソコンの価格は新品のみ
- 怪しい値引きや実質値引きは含めない
(抱き合わせ販売など逆に損する可能性は避ける) - 搭載されているメモリは8GB以上
- Core iシリーズ / RYZENシリーズが中心
(Celeronなどの廉価版CPUは含めない) - 搭載OSはWindows or Macのみ。
(Chromebookは含めない)
こんな条件で「安い!」と判断できるパソコンをまとめます。
【ロースペックだから安い】というものは基本的には取り上げないので、ここで紹介しているパソコンを何も調べない状態で購入したとしても、ごく普通に使っていく分には(一般的なノートパソコンの使用用途においては)スペック面での後悔は少ないと思います。
また、Chromebookに関してもWindowsやMacと比較して単体で使用するには厳しい部分があるので、PCとして安いことは事実ですがこのページでは省きます。
量販店などの店舗で購入すると、実用面で困らないパソコンは最低12〜15万円の価格帯が多いかと思いますが、メーカー直販サイトから購入することで、仲介手数料や人件費が最小限となり同じパソコン(同一モデル)であっても実店舗よりも価格が安くなる傾向があります。
パソコンにかける費用をできるだけ抑えたい方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
コスパ最強なノートパソコン一覧(スペック別)
ここからは、主に性能比で見て価格が安いパソコンを機種別で紹介します。価格は確認時点の税込価格を掲載していますが、セールが終わってしまっているなどで価格が上下している場合がありますのでご了承ください。
最終の価格確認日
2023年7月14日
現行機種ではIntel(インテル)製とAMD(エーエムディー)製のどちらかが搭載されています。
Intel製 | AMD製 | 適している用途 | こんな人に必要 |
Core i9 | RYZEN 9 | 3Dゲーム 動画編集 3Dモデリング 複雑なプログラミング |
クリエイター プロゲーマー |
Core i7 | RYZEN 7 | ゲーマー クリエイター プログラマー |
|
Core i5 | RYZEN 5 | 高画質な動画視聴 資料作成・表計算 (主にオフィスワーク) |
ビジネスユーザー 一般利用ユーザー |
Core i3 | RYZEN 3 | ||
Pentium | Aシリーズ | ブラウジング 動画視聴 メール・SNS |
ライトユーザー 趣味ユーザー |
Celeron | Athlon |
この表では上に行くほど性能が高くなっていますが、おすすめはCore i5・RYZEN 5です。基本的なパソコンを使ったタスクはサクサクこなせる性能で、少しであればスペックを要求される用途でも使える場合が多いです。
パソコンをたまにしか使わない方であればコスト面で優秀なCore i3・RYZEN 3でも問題ない場合も多いでです。最近ののCore i3・RYZEN 3は性能が高めなので、パソコンを新品で購入するのであればおすすめできます。
コスパで選ぶと海外メーカー中心になる
このページで紹介しているパソコンはほぼ海外メーカー製となります。様々な理由がありますが、どうしてもコスパ重視で性能を並べて比較してみると国内メーカーは高いモデルのパソコンが多くなってしまいます。
パソコンを性能に対しての価格で見た時に優秀なメーカーはダントツでLenovoが一強。
次点でDellやHPといった海外メーカーとなり、コスパで推せる最後が国内メーカーのBTOなどとなりますがマウスコンピューターやパソコン工房などとなります。
もちろんそのほかのメーカーでもコスパが高いパソコンが出れば随時追加していく予定ですが、国内メーカーのNECや富士通、Dynabookは価格面では劣勢。
Intel CoreiシリーズよりもAMD RYZENシリーズが優勢
CPUの世代を揃えるIntel Corei 7とAMD RYZEN 7、Intel Corei 5とAMD RYZEN 5が大体同じくらいの性能となるのですが、価格面で見るとこれまでのほぼ全期間でAMD RYZENシリーズの方が優勢です。
少し前までのAMD RYZENシリーズはIntel Coreiシリーズと比較して性能を出しきれなかったり、一部の機能やソフトウェアでバグがあるなどの問題もありましたが、現在では使用する上での違いはほとんどなく、どちらを選んでも大差はありません。
Core i3 / RYZEN 3 搭載モデル
まずは「Core i3 / RYZEN 3」を搭載したエントリーモデルです。
ひと昔まえまではエントリーモデルのロースペック扱いでしたが、最新に近い世代のCore i3・RYZEN 3 はミドルエンドと呼んでも差し支えない性能を持っているので、パソコンを毎日ハードに使い込むユーザーでなければ日常利用で困ることも少なくなって来ています。
ただ、もう少し先で紹介している「Core i5・RYZEN 5 」搭載モデルと大きく価格が変わらない場合(時期)もあるので、パソコンをたくさん使うようになるかもしれない方はワンランク上のスペックを選んでもいいかもしれません。
該当モデルで現在コスパが良いと思うパソコンはありませんでした。
2023年7月14日現在で「Core i3 / RYZEN 3 搭載モデル」の中ではコスパの面で優れたものはありませんでした。
全メーカーを確認しましたが、Windows搭載モデルとなると最安でも6万円前後となり、安いモデルの平均でも6万円台後半〜7万円台前半。同じような価格帯となっている「Core i5 / RYZEN 5 搭載モデル」を選んでおいた方が良いと判断します。
どのメーカーもローエンドはCeleron搭載モデルが中心で、Core i3 / RYZEN 3を搭載しているパソコン自体、メーカー側も積極的に生産していないような印象でモノ自体が少ない傾向です。5万円台前半であればかなりコスパがいいと言えそうなんですけどね。
ChromebookであればCore i3+メモリ8GBの構成で4万円台でしたが、Windows機となると厳しいですね。
Core i5 / RYZEN 5 搭載モデル
次に「Core i5 / RYZEN 5」を搭載したミドルエンドモデルです。
このスペックが最も人気で、一部のクリエイティブな用途を除けば、あらゆるタスクを快適にこなせるようになります。
Core i5 もしくはRYZEN 5+メモリ8GBを搭載しているノートパソコンの価格帯としては9万円を切っていればコストパフォーマンスが高いと言える部類かと思います。国内メーカーのノートパソコンに限定すると11万円〜がほとんど。
Lenovo IdeaPad Slim 170【6.4万円】
コスパの良さ
性能比でのコスパ最強モデルとして外せないのがLenovoの「IdeaPad Slim」シリーズ。中でも 最新AMD RYZEN 5 7世代を搭載している機種の中で、最も価格が安いのがLenovoの「Lenovo IdeaPad Slim 170」かと思います。
特に大きな特徴のあるモデルではありませんが、スタンダートノートとしては十分なスペック。同シリーズで「14インチモデル」と「15.6インチモデル」の2サイズ展開なのも嬉しいですね。
サイズ違いでの性能やディスプレイなどは全く同じで、価格は同じ時期もあれば15.6インチモデルの方が3,000円ほど高い時期もあります。(ほとんど変わらないレベルです。)
ワンランク下の RYZEN3 搭載モデルは59,840円と価格差が5,000円ほどしかないため、この状況であれば上位モデルで64,870円のRYZEN 5搭載モデルを選ぶのがベスト。
ちなみにOffice付きだ83,790円(+19,000円)となるので、Home & Business 2021としては妥当な価格。
機種名 | »Lenovo IdeaPad Slim 170 (14インチ) |
»Lenovo IdeaPad Slim 170 (15.6インチ) |
プロセッサー | AMD Ryzen™ 5 7520U (2.80 GHz 最大 4.30 GHz) |
|
グラフィックス | AMD Radeon™ 610M | |
メモリ | 8 GB LPDDR5-5500MH | |
ストレージ | 256 GB SSD, M.2 PCIe-NVM | |
ディスプレイ 解像度 |
14インチTN液晶 FHD(1920×1080) |
15.6インチTN液晶 FHD(1920×1080) |
内臓カメラ | 720p HDカメラ (プライバシーシャッター付 |
|
バッテリー | 42Wh 最大 約11.2時間 |
|
本体重量 | 約 1.4kg | 約 1.58kg |
Office | なし | |
その他の特徴 | 特筆する点はなし | |
価格 | 57,860円(税込) ※2023年7月14日時点の価格 |
57,860円(税込) ※2023年7月14日時点の価格 |
販売ページ IdeaPad Slim 1 シリーズ |
Lenovo IdeaPad Slim 570(14型 AMD)【7.5万円】
コスパの良さ
次はLenovoの IdeaPad Slim 570 AMD となりますが【AMD Ryzen™ 5 5625U+メモリ8GB】を搭載していて7万円前後(時期によっては7万円を切る)。CPUの世代がすこしだけ古いものとなりますが、プラスの付加価値としては「バックライトキーボード」「指紋認証センサー」「1080pインカメラ」が搭載されていること。
キーボードに白色固定ではありますが、バックライトが付いているので暗い場所でのタイピングをしたい方には嬉しい仕様。指紋認証センサーでパソコンへのサインインも手軽。フロントカメラは1080p対応のFHDカメラとなるので、高画質なビデオチャットも可能。
とにかく安く、メインとしても使えるノートパソコンをお探しの方にはイチオシの1台。Zoom会議などを多用する用途にも最適。
機種名 | IdeaPad Slim 570(14型 AMD) |
プロセッサー |
AMD Ryzen™ 5 5625U (2.30 GHz 最大 4.30 GHz) |
グラフィックス |
AMD Radeon™ グラフィックス |
メモリ |
8GB DDR4-3200MHz |
ストレージ |
256 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
ディスプレイ 解像度 |
14インチIPS液晶 FHD(1920×1080) |
内臓カメラ | 1080p FHDカメラ (プライバシーシャッター付) |
バッテリー | 56.5Wh |
本体重量 |
約 1.38kg |
Office | なし |
その他の特徴 | キーボードバックライト付き 指紋センサー搭載 |
価格 | 74,800円(税込) ※2023年7月14日時点の価格 |
販売ページ IdeaPad Slim 570(14型 AMD) |
Dell Vostro 3425【6.5万円】
Dellの法人&個人事業向けブランドの「Vostro(ボストロ)」シリーズから「Vostro 3425」というスタンダートモデルが安く販売ています。ブランドコンセプトとしては企業向けとなっていますが、個人が利用する分でもノートパソコンとして違いはありません。
個人で必要となるケースは稀かとは思いますが、企業向けのパソコンブランドなので「Windows Pro バージョン」を選択できます。(本当にほとんど必要ないと思います。)
企業向けだからといって、何かが特別に高性能になっていたりということはないのですが、個人向けブランドよりも安くなっていることがあるので、タイミング次第ではミドルスペックの中で価格を抑えたい方の選択肢になるかもしれません。
機種名 | Dell Vostro 3425 |
プロセッサー |
AMD Ryzen™ 5 5625U |
グラフィックス |
AMD Radeon™ グラフィックス |
メモリ |
8GB, 1x8GB, DDR4, 3200MHz |
ストレージ |
256GB M.2 PCIe NVMe SSD |
ディスプレイ 解像度 |
14インチ WVA (IPS)ディスプレイ FHD (1920×1080) |
内臓カメラ | 720p HDカメラ |
バッテリー | 3-セル バッテリー, 41WHr (内蔵) |
本体重量 |
約1.48 kg |
Office | なし |
その他の特徴 | 特筆する点はなし |
価格 | 60,979円(税込) ※2023年7月14日時点の価格 |
販売ページ Dell Vostro 3425 |
Core i7 / RYZEN 7 搭載モデル
「Core i7 / RYZEN 7」を搭載したハイエンドモデルです。
標準でメモリが16GBになるモデルが多く、クリエイティブな用途にも対応できるほどのスペックを兼ね備えています。逆にメモリが8GBだと性能を出しきれない用途もあるので、上位モデルのCPUを選ぶのであればメモリは16GBを選んでおくのが最適です。
このページで紹介している「Core i7 / RYZEN 7」を搭載モデルは全て16GBモデルのみとなっています。
IdeaPad Flex 570(14型 AMD)【8.9万円】
「ノートパソコン+安い or コスパ」などのキーワードで検索すると最も多く出てくるのが、この「IdeaPad Flex 570(14型 AMD)」かと思います「Ryzen 7+メモリ16GB+SSD512GB」の構成でこの価格は良コスパです。
アスペクト比16:10のWUXGA液晶やタッチ対応ディスプレイ、Lenovoデジタルタッチペン付属、360°回転するコンバーチブル液晶など、機能面でも付加価値モリモリなノートパソコン。
ただ、このモデル、めっっっっっっちゃ人気なので、現在はLenovo公式サイトでは購入(注文)から到着まで3ヶ月ほどかかってしまうようなアナウンスが出ています。どうしても「IdeaPad Flex 570」が欲しい場合は早めの注文をおすすめします。
そこまで待てない!という方は少し価格が上がってしまうのですが、大画面が許容できるのであれば「IdeaPad Flex 570 16インチモデル」でも可。こっちも十分に安い。
下位モデルの「IdeaPad Flex 550 14型 (AMD)」は「RYZEN 5+メモリ8GB+SSD256GB」となるので、タッチパネルやペン対応で形状は同じですがスペックがガクッと落ちる点に注意です。
機種名 | IdeaPad Flex 570(14型 AMD) | IdeaPad Flex 570(16型 AMD) |
プロセッサー |
AMD Ryzen™ 7 5700U (1.80 GHz 最大 4.30 GHz) |
|
グラフィックス |
AMD Radeon™ グラフィックス |
|
メモリ |
16 GB LPDDR4X-4266MHz (オンボード) |
|
ストレージ |
512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
|
ディスプレイ 解像度 |
14.0型 IPS液晶 WUXGA液晶 (1920 x 1200) |
16.0型 IPS液晶 WUXGA液晶 (1920 x 1200) |
内臓カメラ | 720p HDカメラ (プライバシーシャッター付) |
|
バッテリー | 3 セル リチウムイオンポリマーバッテリー 52.5Wh 最大 約13時間 |
3 セル リチウムイオンポリマーバッテリー 52.5Wh 最大 約14時間 |
本体重量 |
約 1.55kg | 約 2.1kg |
Office | なし |
|
その他の特徴 | タッチ対応 専用のスタイラスペン同梱 バリアングル液晶 |
|
価格 | 112,860円(税込) ※2023年7月14日時点の価格 |
111,265円(税込) ※2023年7月14日時点の価格 |
販売ページ Flex 5 シリーズ |
Dell Inspiron 14【9.8万円】
Dellの「Inspiron(インスパイロン)」からもIntel Core i7を搭載したコスパの良い「Inspiron 14」が出ています。
機種名 | Inspiron 14 |
プロセッサー |
インテル® Core™ i7-1255U (1.70 GHz~4.70 GHz) |
グラフィックス |
インテル® Iris® Xe グラフィックス |
メモリ |
16GB, 8GBx2, DDR4, 3200MHz |
ストレージ |
512GB M.2 PCIe NVMe SSD |
ディスプレイ 解像度 |
14インチ WVA(IPS) FHD (1920 x 1080) |
内臓カメラ | 720p HDカメラ |
バッテリー | 3セルリチウムポリマーバッテリー 41 Wh |
本体重量 |
約1.54 kg |
Office | なし |
その他の特徴 | なし |
価格 | 98,680円(税込) ※2023年7月14日時点の価格 |
販売ページ Inspiron 14 |
ゲーミングノート / クリエイター向けノート
Windowsモデルの最後はゲーミングノートやクリエイター向けノートと呼ばれるグラフィックが強化されているモデル。
CPUの内臓グラフィックにプラスしてRadeonもしくはGeForceのグラフィックを搭載しているため、構成的にはゲーミングデスクトップと似ています。
ただ、あくまでゲーミングモデルなので重量も重く、スタンダードノートのように持ち運ぶ用途にはおすすめしません。バッテリー容量も大容量ではありますが、あくまで低負荷時の場合で、ゲームプレイ時は半分ほどとなります。
ノートパソコンの形をしていますが重くて取り回しは悪いので、自宅にデスクトップパソコンを置きたくないけどデスクトップパソコンのように据え置き使用を想定しているユーザーにおすすめです。
Lenovo IdeaPad Gaming 370 (AMD) / 370i (Intel)【12万円】
コスパの良さ
ゲーミングノートの中でも最も高コスパなのがLenovoの「IdeaPad Gaming 3 シリーズ」。
もちろんノート型かつ「GeForce®RTX™ 3050 Laptop」搭載のミドルエンド構成なので、FHDの高設定よりで快適プレイできるタイトルは限られるスペックですが、他社では全く同じ構成でも14万円〜といった価格帯なので、コスパ面では最高峰。
ディスプレイのリフレッシュレートも165Hzと十分なスペックです。
CPUはIntelモデルが「Core i5-12500H」、AMDモデルが「Ryzen 5 6600H」となっており、AMDモデルの方がどの期間でも15,000円ほど安くなっています。
グラフィックボードやその他の構成は全く同じなので、こだわりがなければ価格の安いAMDモデルで問題ないと思います。(どちらのCPUでもRTX 3050 Laptop のボトルネックにはなりにくいので問題ナシ。)
CPU単体で見ると、Intel版の「Core i5-12500H」の方が性能が高いですが、クリエイティブ用途での使用も検討しているなどCPU性能を重視する方はCore i5 か RYZEN 5ではなく、もう一段階上の「Core i7+RTX 3060 Laptop」もしくは「RYZEN 7+RTX 3060 Laptop」を搭載しているモデルを検討しても良いと思います。
「IdeaPad Gaming 3 シリーズ」はどのモデルを選んでもコスパ最強なので、どの構成を選んでも大丈夫。
機種名 | IdeaPad Gaming 370(16型 AMD) | IdeaPad Gaming 370i 16型 |
プロセッサー |
AMD Ryzen™ 5 6600H (3.30 GHz 最大 4.50 GHz) |
インテル® Core™ i5-12500H (Eコア最大 3.30 GHz Pコア最大 4.50 GHz) |
グラフィックス |
NVIDIA® GeForce® RTX™ 3050 Laptop |
|
メモリ |
16 GB DDR4-3200MH | |
ストレージ |
512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe | |
ディスプレイ 解像度 |
16インチ IPS 165Hzディスプレイ WUXGA液晶 (1920 x 1200) |
|
内臓カメラ | 1080p FHDカメラ (プライバシーシャッター付) | |
バッテリー | リチウムイオンポリマーバッテリー 71Wh | |
本体重量 |
約 2.6kg | |
Office | なし | |
その他の特徴 | ホワイトバックライトキーボード | |
価格 | 119,790円(税込) ※2023年7月14日時点の価格 |
139,810円(税込) ※2023年7月14日時点の価格 |
販売ページ IdeaPad Gaming 3 シリーズ |
HP Victus 16 (AMD)【14.5万円】
コスパの良さ
HPのゲーミングブランドとしては「OMEN(オーメン)」が有名ですが、それよりも少し安く一般向け用途にも使いやすいブランドとして「Victus(ヴィクタス)」も展開されています。OMENよりは性能が控えめでゲーミングモデルとしては入門向けの立ち位置です。
スペック面以外だとOMENには無いテンキー(右側の数字キー)が付いているなど、ゲーム以外の入力でも使いやすいモデルとなっています。スペックを並べると通常価格ではLenovoのゲーミングノートよりも少しだけ高めの設定ですが、大幅値引きのセールが開催されている場合はHPの方が安い時期もあります。
高性能かつ165HzディスプレイのゲーミングノートはVictusより上のOMENからとなります。
機種名 | HP Victus 16 (AMD) |
プロセッサー |
AMD Ryzen™ 5 6600H (ベースクロック3.30 GHz 最大4.50 GHz) |
グラフィックス |
NVIDIA® GeForce® RTX™ 3050 Laptop |
メモリ |
16GB |
ストレージ |
512GB SSD |
ディスプレイ 解像度 |
16.1インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ(144Hz、1920×1080) |
内臓カメラ | HP Wide Vision HD Webcam (約92万画素) |
バッテリー | 最大 8 時間 (容量に関する記載なし) |
本体重量 |
約 2.48 kg |
Office | なし |
その他の特徴 | ホワイトバックライトキーボード |
価格 | 144,800(税込) クーポン適用後134,664円(税込) ※2023年7月14日時点の価格 |
販売ページ HP Victus 16 (AMD) |
Dell G15 Ryzen Edition プレミアム【13.9万円】
コスパの良さ
Dellのゲーミングブランドとしては「Alienware(エイリアンウェア)」ですが、エントリーゲーミング的な立ち位置のブランドが「Dell G(デル ジー)」となります。
性能や価格ははそのほかのメーカーのエントリー向けモデルと同じような印象です。価格とやデザイン、キーボードの仕様で自分の好みのノートを選んでみてください。
ディスプレイに関してですが、Dell製のノートパソコンには「WVA」という名称のパネルが採用されていますが、液晶の駆動方式はIPSパネルと同様となります。
また、Dell公式ページでは「RTX 3050」との記載がありますが、搭載されているビデオメモリが4GBとなっているので、正確にはMobile版の「RTX 3050 Laptop」です。
機種名 | Dell G15 Ryzen Edition プレミアム |
プロセッサー |
AMD Ryzen™ 5 6600H (ベースクロック3.30 GHz 最大4.50 GHz) |
グラフィックス |
NVIDIA® GeForce® RTX™ 3050 Laptop |
メモリ |
16 GB, 2 x 8GB DDR5, 4800 MHz |
ストレージ |
512 GB, M.2, PCIe, SSD |
ディスプレイ 解像度 |
15.6インチ WVA 120Hzディスプレイ FHD液晶 (1920 x 1080) |
内臓カメラ | スペック情報の記載なし |
バッテリー | 3-セル バッテリー, 56WHr (内蔵) |
本体重量 |
2.52 kg (最小重量) |
Office | なし |
その他の特徴 | ホワイトバックライトキーボード |
価格 | 135,180円(税込) ※2023年7月14日時点の価格 |
販売ページ Dell G15 Ryzen Edition プレミアム |
Apple MacBook
WindowsだけでなくMacBookでもコスパの良いモデルを紹介します。
Intelプロセッサーを搭載していた2019年までのMacBookはスペック対価格で見た時にコスパのいいモデルというものがなかったのですが、2020年以降のApple独自の「M系チップ」の登場によってハイスペックなMacBookがWindows機と同じような価格帯で手に入るようになりました。
Windowsに慣れているとMacOSは使いにくい印象があるかもしれませんが、スペック面で見れば候補に入れてみてもいいと思います。初めてMacを購入する場合はWindowsとMacの違いについて解説しているページを参考に自分に使いこなせるかどうかを判断してみてください。
Apple MacBook Air 2020(M1搭載モデル)【13.5万円】
コスパの良さ
2020年11月17日に発売したモデルではありますが、Appleの「MacBook Air M1(2020)」は、今でもおすすめできる機種です。
選択できる構成としてはメモリが8GBもしくは16GB。ストレージは256GB、512GB、1TB、2TBから。8GB+256GBの最小構成モデルだと134,800円となり、同価格のWindows機と比較しても対等もしくは少し高いくらいの相場感です。
ただ、この評価はベンチマーク等で計測できるスペック面だけ見た場合の相場感で、MacBookの筐体完成度(ビルドクオリティー)やディスプレイの綺麗さも加味すればWindows機よりもコスパは高いと感じます。バッテリー駆動時間は動画再生時で18時間と、現行のノートパソコンの中では最高クラスです。
メモリ8GBという点がネックになるかと思っていましたが、実際に購入して使ってみると、Windowsでいう11〜13GBくらいの動きをするなと感じており、スワップメモリ(SDD)も高速なのでメモリ関連で足を引っ張ることは少ないかと思います。プロキシをつくらない状態での4K動画編集をする場合などは16GBモデルを推奨します。
機種名 | MacBook Air M1(2020) |
プロセッサー |
Apple M1 |
グラフィックス |
Apple M1内蔵 |
メモリ |
8GB |
ストレージ |
256GB SSD |
ディスプレイ 解像度 |
Retinaディスプレイ 13.3インチ LEDバックライト 2,560 x 1,600 |
内臓カメラ | 720p FaceTime HDカメラ |
バッテリー | 49.9Whリチウムポリマーバッテリー |
本体重量 |
1.29kg |
Office | なし |
その他の特徴 | キーボードバックライト Apple独自の高性能トラックパッド |
価格 | 134,800円(税込) ※2023年7月14日時点の価格 |
Apple公式サイト MacBook Air M1(2020) |
このページでは新品のみとしていますが、Appleの場合は公式サイトの「認定整備済製品」は新品扱いでも大丈夫でしょう。不具合や返品となったMacをAppleが新品同様に再生した後に、約15%引きで販売しているものとなり、保証や返品の条件も正規購入品と同じです。
もし価格面で悩んでいるのであれば、一度覗いてみてはいかがでしょうか。早い者勝ちとなるので、人気モデルほど在庫数は少ないデメリットもありますが、あればラッキーくらいの感覚でチェックしてみてください。
価格重視なら「性能:価格」で見てコスパ最強なパソコンを選ぼう
このページでは性能対価格で見た場合にコスパの良いパソコンを随時更新していますが、パソコンを選ぶときにスペックを重視することで「やりたかったことができないから買い替え…」なんてことで悩むことが減ると思います。
もちろん実際に購入するとなればスペックだけでなくそのほかの付加価値(追加機能)の追加も必要となるかもしれませんが、キーボードやディスプレイなどは外付けで追加することができますが、スペック(特にCPU)は後から交換ができません。
今回取り上げさせていただいたラインナップがパソコン選びの参考になれば嬉しいです。