ノートパソコンの電源が入ったまま、パソコンを折りたたむとどうなるの？

パソコンがノートパソコンの場合にはノートパソコンを折りたたむ(ディスプレイを閉じる)とどうなるのでしょうか？

ノートパソコンの蓋を閉じてみる。

ノートパソコンを折り畳むと内部のディスプレイの電源が切れます。しかし、何も設定していない場合はノートパソコンの電源が切れることはありません。

ノートパソコンは『シャットダウン』されたのではなく『スリープ』という状態で待機状態となります。

『シャットダウン』と『スリープ』の違いについては»パソコンのシャットダウン・スリープ・再起動・サインアウトの違いは？を参照してください。

パソコンを閉じた時動作は設定で変更できる！

コントロールパネルからパソコンを閉じた時の動作を変更できます。

コントロールパネルの開き方が分からない方は以下のページをご確認ください。
»Windows10のコントロールパネルってどこから開くの？【コントロールパネルの開き方】

コントロールパネルを開き、『ハードウェアとサウンド』をクリック。

『電源ボタンの動作の変更』をクリック。

この順でパソコンの電源オプションが表示されます。

バッテリ駆動時と電源に接続時の2つの設定を細かく指定することができます。

なお、デスクトップパソコンの場合は

であるため、表示はノートパソコンよりも簡素な物になっています。

僕はノートパソコンのみ全電源オプションをスリープという設定していますが、移動先でこまめにパソコンを持ち運ぶことができるのでお勧めの設定です。

設定次第でパソコンの使い勝手が変わりますよ！

皆さん自分のパソコンをオリジナルの設定にして、快適に使えるようにしてみてください！

パソコンを閉じた状態で持ち運んでも大丈夫？

これは結構な方が気になるはず。

パソコンをシャットダウンせずに、パソコンの蓋を閉じただけ(スリープ)の状態で持ち運んでも大丈夫なのでしょうか？

答えはOKです！

パソコンがスリープ状態の時には内部記憶装置(ストレージ)であるハードディスクの回転が止まっています。

ハードディスクが回転しているときに強い衝撃を与えてしまうと稀に壊れてしまうことがあるんです。ですので、『パソコンが起動しているときにはパソコンを動かしてはダメ！』という考えが一般的なんですね。

しかも最近のパソコンはHDD(ハードディスクドライブ)ではなくSSD(ソリッドステートドライブ)を搭載したものが主流となってきており、より衝撃に強くなってきています。

SSD搭載のパソコンは起動時に持ち運ぶなど、パソコンを移動させても問題ありません。

『HDDとSSDの違いについて詳しく知りたい！』という方は以下のページを参考にしてください。

このページのまとめ

パソコンを閉じた時の挙動を自分好みに設定しておくことをおススメします！

これでパソコンの便利度がグッと上がるはずです。