レポートや資料、表作成などの分野において使い勝手や、シェア率トップを誇るMicrosoft Officeですが、自分で選んだり買うとなると種類が多くてややこしいですよね。
- はじめからパソコンについてるの?
- ソフトウェアとして買わなきゃいけないの?
- 何種類かあるみたいなんだけど、各バージョンの違いはなに?
実はMicrosoft Officeについて誤解している人も多いのが現状です。
Microsoft Officeに関する勘違い
- はじめからパソコンにインストールされているソフト。
- 電気屋さんで買ったら無料でついてくるよ!
このような意見を聞くことも少なくはないのですが、Microsoft Officeは無料でもらえるものではありません。「Office」というソフト単体がMicrosoftの製品であり、パソコンとセットで購入(Officeの価格を追加して購入)する、もしくはパソコンとは別でOfficeを購入する必要があります。
もちろん有料の純正品だけでなく、機能制限されているOfficeの無料版(ブラウザ版)、GoogleドキュメントなどGoogleのOffice互換品、廉価版・無料版のインストール型Office(LibreOffice や KINGSOFT WPS Office) など、さまざまな種類があります。
しかし、最も信頼できるOfficeソフトはMicrosoft純正のOfficeと言ってしまってもいいでしょう。
無料版や他社製のものは、簡易的な用途や私的利用におすすめではありますが、互換性がない部分などで周りに迷惑をかけてしまったり、連携がうまくいかない可能性があることから、会社や学校などの場で使用されているものは、90%以上が純正のMicrosoft Officeとなっています。
このページでは、Microsoftからリリースされている純正のOfficeを中心に選び方や種類を解説します。
Microsoft Officeとは
まず、ソフトの名称として呼ばれることが多い「Microsoft Office」という名称からの解説です。
「Microsoft Office」ってなに?
Microsoft Word
(資料・文章作成)Microsoft Excel
(表計算)Microsoft Outlook
(個人情報管理・メール)Microsoft PowerPoint
(スライド作成・プレゼン)Microsoft OneNote
(高機能メモ)Microsoft Publisher
(出版・DTP)Microsoft Access
(データベース作成)
これらのMicrosoft Visio(作図)やMicrosoft Project(工程管理)などのソフトやクラウドサービスなども存在しますが、ほとんどの場合これら7つの総称がMicrosoft Officeと呼ばれています。
Microsoft Officeは何種類ある?
MicrosoftOfficeには「Microsoft Office 2019」や「Microsoft Office 2021」などの年式で表される違いがありますが、この年式までを種類に加味するとOfficeの数が膨大な量になってしまいます。
後ほど少し解説していますが、このページでは年式ではなく、主に「Officeのエディション」を中心に種類の解説をしています。
契約形態(購入方法)別にMicrosoft Officeを種類分け
正直、Microsoft Officeは種類がありすぎて、現行のバージョンだけでも10以上の種類があります。すべてを事細か解説すると複雑で余計に分かりにくくなってしまうため、初めに独自(※Officeの正式名称ではない名称)で“3つ”の分類に分けて解説します。
Officeの製品は大きく分けると3種類
- プリインストール版
→パソコン購入時にセットで購入するOffice。 - 永久ライセンス版
→パソコンとは別で単体で購入するOffice。 - サブスクリプション版
→いつでも契約/解約ができる月額契約のOffice。
基本的にはこの3つのどれかの方法で Microsoft Office を購入し使用します。
パソコンを購入するときにインストールされた状態で手に入る「プリインストール版」が最も安く手軽でおすすめですが、すでにパソコンを持っている場合には「永年ライセンス版」もしくは「サブスクリプション版」を購入し、自身でインストールする必要があります。
購入方法別に「プリインストール版」「永年ライセンス版」「サブスクリプション版」の特徴や違いを表にまとめてみました。まずは3種類のどれの形態が自分にあっているのかを選んでください。
項目/種類・名称 | プリインストール版 Office Premium | 永年ライセンス版 Office(無印) | サブスクリプション版 Office 365 Solo |
購入方法 | パソコンと一緒に購入 (インストール済) | パソコンとは別に購入 (自身でインストール) | パソコンとは別に購入 (自身でインストール) |
最新版に更新可能? | 最新版に更新可能 | 更新不可 | 最新版に更新可能 |
料金形態 | パソコン料金に含まれる | 1度の支払いのみ | 年額または月額払い |
使用可能デバイス | 最初にインストールされた 1台のみ | 自由に2台まで | 台数制限なし 同時使用は5台まで |
デバイス間のOffice移動 | 不可 | 可能 | 可能 |
契約形態(購入方法)ごとに細かく解説
「プリインストール版」「永年ライセンス版」「サブスクリプション版」の違いを細かく解説します。
「プリインストール版」「永年ライセンス版」は、さらに3つの種類に分かれているので、その部分も分かりやすく解説します。
プリインストール版(公式名称:Office Premium)
プリインストールとは「あらかじめインストールされている」という意味。
パソコンを購入する時に各ショップのオプションで Microsoft Office を選択して購入すれば、Microsoft Officeがインストールされた状態でパソコンを受け取れる購入方法となります。購入したパソコンを立ちあげてライセンス認証をするだけで使い始める事ができるので、最もお手軽で、(Officeソフトの価格だけで見れば)最も純正 Officeを安く購入できる入手法となります。
プリインストール版のOfficeは「MicrosoftOffice “Premium(プレミアム)“」という名称がつけられており、インストールされたパソコンが壊れるまで、そのパソコンでのみ使用できるといった特徴があります。
原則パソコン間のソフト移行はできませんが、自身でインストールする必要がないため、パソコン初心者の方でも安心して使い始めることができます。
注意
プリインストール版のCD-ROMで別のPCにインストールできてしまう場合があるようですが、ライセンス違反となりますのでご注意ください。
また、プリインストールの中でも3つのエディション分けがされており、使用用途によって自分に合ったものを選んでください。
エディション名 | Office Personal Premium | Office Home&Business Premium | Office Professional Premium |
使用可能ソフト | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
おおよその価格 | 20,000円前後 | 25,000円前後 | 50,000円前後 |
上記の表の通り、3つのエディションに分かれおり、ほとんどの方が『Personal Premium』もしくは『Home&Business Premium』を選択するのですが、最も大きな違いはスライドを作成しプレゼンをするときに必須な“ PowerPointの有無 ”です。
会社や大学などでプレゼンをする機会があるかもしれない場合には、必ず「Home&Business Premium」もしくは「Professional Premium」のどちらかがセットになっているパソコンを選びましょう。
BTOパソコンショップやOfficeのモデルを選択できるオンライン購入などでは問題ありませんが、既製品(家電量販店などのもの)を購入する場合には「Office搭載!」というだけで安心せずにエディションもしっかり確認する事が大切です。
永年ライセンス版(公式名称:Office(無印)
永年ライセンス版は1度購入してしまえばそのバージョンのMicrosoftOfficeが永久に利用可能です。
パソコンを複数持っている場合でも、2台まで同時にインストールして使用することができるため、「長く同じバージョンのOfficeを使う場合」や「サブ・メインで2台のパソコンを使っている場合」におすすめの形態です。
欠点としては、最新のバージョンのOfficeにアップグレードができない事。
Microsoft Officeのバージョンは「2013 → 2016 → 2019 → 2021」のように約3年おきに最新版がリリースされていますが、永久ライセンス版は一度 Office 2019を購入するとアップグレードができず、Office 2021を使いたい場合には再購入をしなければなりません。
少し古いバージョンのOfficeでも大きな問題がない事がほとんどですが、常に最新版を利用したい方にはおすすめできません。
永年ライセンス版も3つのエディション分けがされており、使用用途によって選ぶ必要があります。
エディション名 | Office Personal | Office Home&Business | Office Professional |
使用可能ソフト | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
価格(2021年現在) | ¥32,784 公式サイトより | ¥38,284 公式サイトより | ¥65,784 公式サイトより |
種類はプリインストール版「Office Premium(サブスク版)」と全く同じ内容なので、PowerPointの有無で「Personal」と「Home&Business」のどちらかから選んでください。
また、パソコンとは別でOfficeソフトを単体で購入する場合Amazonでの購入も可能で、Microsoft公式よりも少し安い値段で販売されている場合多いです。
▼Personal版
▼Home&Business版
▼Professional版
その時々で見極めてお得な場所から購入しましょう。
サブスクリプション版(公式名称:Microsoft Office 365)
サブスクリプションは「サブスク」なんて呼ばれ方もしていますが、料金を支払っている期間のみ使用可能なレンタルに近い契約形態です。
サブスクリプション版のOfficeは「Microsoft Office 365」という名称で、料金を支払っている期間はすべてのOfficeソフトとOffice 365 専用のサービス(クラウドストレージなど)を使用できることが特徴です。
サブスク版(365)の料金形態 | Microsoft 365 Solo | Microsoft 365 Family |
利用ユーザー数 | 1ユーザー | 1〜6ユーザー |
月額 | 1,284円 / 月 | 1,850円 / 月 |
年額 | 12,984円 / 年 (月額よりも2,424円お得) | 18,400円 / 年 (月額よりも3,800円お得) |
Windows PC、Mac、iPadでの使用 | ○ | ○ |
Word、Excel、PowerPoint | 常に最新版を利用可能 | 常に最新版を利用可能 |
Outlook メール、カレンダー | 常に最新版を利用可能 | 常に最新版を利用可能 |
OneDrive クラウド ストレージ | 1TB(1,000GB) | 6TB(6,000GB) ※1ユーザーあたり1TB |
Microsoft Family Safety | 利用不可 | 常に最新版を利用可能 |
公式サイト | Office 365 公式ページ | Office 365 公式ページ |
プリインストール版と永年ライセンス版では下位版の『Personal』、中位版の『Home&Business』、上位版の『Professional』の3つのランク分けがありましたが、サブスクリプション版のOffice 365ではランクがなく、契約期間中は上位版の『Professional』と同じ内容を使用することができます。
Office 365 は常に最新版のOfficeを使っていたい方や、MacとWindows両方持っている方におすすめです。Microsoftアカウントに紐づける形での購入となるので、同じアカウントでサインインすれば購入情報が共有され、Windows、Mac、iPad、Androidで5台までの同時利用が可能です。
Officeのエディション以外で勘違いが多い部分も解説!【Q&A】
ここまで紹介した内容を踏まえ、Microsoft Officeに関してよくある質問をQ&A形式でまとめておきます。
- Microsoft Officeの価格はどれくらい?
- パソコンとセットで購入するPremium版が20,000〜30,000円前後。買い切りの無印版はPersonalで32,784円、Home&Businessで38,284円。サブスクの Office 356は月1,284円となります。(※Professional版を除く)
»詳しくはコチラ
- もっと安い Office はないの?
- 常にインストールしておきたい場合だと、パソコンを買った時にセット購入できるプリインストール版。サブスク版であれば使用する期間だけ契約する方法が最も値段が安い傾向にあります。
これよりも安価なOfficeソフトとなると他社製のOfficeソフトが候補となります。
»詳しくはコチラ
- Microsoft Officeのインストールは簡単?
- Microsoft Officeのインストールはパソコン初心者の方でもできないことはありませんが、ソフトのインストールやライセンス認証、Microsoftアカウントとの連携など、普通のインストールとは少し違った操作が必要になります。
パソコンが得意だったり好きな方であれば問題ないかと思いますが、パソコンが苦手でよくわからないという方は、あらかじめプリインストール版のOfficeがインストールされたパソコンを選ぶのが無難な選択です。
»詳しくはコチラ
- 「パッケージ版」と「ダウンロード版」の違いは?
- 大きな違いはライセンスキーが紙(パッケージ)で送られてくるかメールで送られてくるかというくらいで、ダウンロード版のほうが1,000~2,000円ほど安価なが場合が多いです。特にこだわりがなければダウンロード版を購入するほうがおすすめです。
»詳しくはコチラ
- 「Office 2021」や「Office 2019」などの年代による違いは?
- 大きな違いと言ってもどれもマイナー寄りで、Office 2019が出たからと言って、Office2016 がすぐに使えなくなる訳ではありません。
»詳しくはコチラ
- 各エディションごとの使用可能台数は?
- 同時利用が可能な台数はパソコンとセットで購入する「Office Premium版」はセットで購入したパソコン1台のみ。買い切り版の「Office(無印版)」は2端末まで。サブスクリプション版の「Office 365」は1ユーザーまでであれば同時利用は5端末までとなっています。
»詳しくはコチラ
Microsoft Officeの価格はどれくらい?
パソコンとセットで購入するPremium版が20,000〜30,000円前後。買い切りの無印版はPersonalで32,784円、Home&Businessで38,284円。サブスクの Office 356は月1,284円となります。(※Professional版を除く)
全てを比較するとこのようになります。
契約形態 | 製品名称 | 価格 | 購入方法 |
パソコンとセット (Office Premium) | Office Personal Premium | 20,000円前後 パソコンメーカーによる | パソコンとセットのみ |
Office Home&Business Premium | 25,000円前後 パソコンメーカーによる | パソコンとセットのみ | |
Office Professional Premium | 50,000円前後 パソコンメーカーによる | パソコンとセットのみ | |
買い切り (Office 無印) | Office Personal | 32,784円 | 公式サイト |
Office Home&Business | 38,284円 | 公式サイト | |
Office Professional | 65,784円 | 公式サイト | |
サブスク (Office 365) | Microsoft 365 Solo | 1,284円 / 月 12,984円 / 年 | 公式サイト |
Microsoft 365 Family | 1,850円 / 月 18,400円 / 年 | 公式サイト |
改めて価格を並べてみると Office って高いんだなぁと思いますよね。買い切り版とサブスクリプション版は公式サイトから購入してください。買い切り版の一部はAmazonなどのセールを狙うと正規品を安く購入できる機会もあります。
▼Personal版
▼Home&Business版
▼Professional版
価格を重視したい方は、その時々で見極めてお得な場所から購入しましょう。
もっと安い Office はないの?
Microsoft Office純正を最も安く使うのであれば、サブスクリプション版のOffice365をお試しで利用する(1か月間無料)か、期間を決めて利用する方法(例:6か月間低額であれば7,000円程度)が最も低価格です。
常にインストールしておきたい場合だとパソコンを買った時にセット購入できるプリインストール版が最も値段が安い傾向にあります。
これよりも安価なOfficeソフトとなると以下の4つが候補となります。
その他のOfficeソフト
- Microsoft Officeの無料版
→Microsoftの無料版のブラウザOffice - GoogleのOffice互換品
→Googleドキュメント、スプレッドシート、スライド - Libre Office(リブレオフィス)
→無料のインストール型Office - KINGSOFT(キングソフト)WPS Office
→有料のインストール型Office - Macのみで使える無料の「iWork」
→Pages、Numbers、Keynote
これらのソフトはMicrosoft Officeで作成されるファイル形式との互換性はありますが、Microsoftのブラウザ版Officeを除き、製作元はMicrosoftとは全く関係がありません。
よって、仕事や学校で大切な書類(契約書やレポートなど)を作成する場合や、複雑なマクロを伴うエクセルファイルの作成、読み込みにはおすすめできません。データを送ったのに「先方のMicrosoft純正のOfficeで読み込めなかった!」などで周りに迷惑をかけてしまうことも考えられます。
Officeソフトの世界基準は有料のMicrosoft Officeとなっているので、できるだけ純正 Officeを持っておけな、やりとりがスムーズに進むケースも多いかと思います。
また、Microsoft Officeとは操作感が異なる部分がありますので、分からない時に教えてくれる人がいないという問題にも陥りやすいです。ただ、私的な用途でしか使わない場合や、送られてきたデータの確認程度であれば純正以外のOfficeソフトでも十分に使える場合があります。
適材適所で自分のスタイルに併せて選んでみてください。
MicrosoftOfficeのインストールは簡単?
Microsoft Officeのインストールはパソコン初心者の方でもできないことはありませんが、ソフトのインストールやライセンス認証、Microsoftアカウントとの連携など、普通のインストールとは少し違った操作が必要になります。
パソコンが得意だったり好きな方であれば問題ないかと思いますが、パソコンが苦手でよくわからないという方は、あらかじめプリインストール版のOfficeがインストールされたパソコンを選ぶのが無難な選択です。
プリインストール版のOfficeはライセンス認証のみで使い始める事ができる場合がほとんどです。
「パッケージ版」と過去「ダウンロード」版の違いは?
MicrosoftOfficeを購入する際に「パッケージ版」や「ダウンロード版」という表記を見かけることがあるかと思います。
パッケージ版とダウンロード版
- パッケージ版
→ライセンスキーが書かれた紙が梱包された状態。 - ダウンロード版
→ライセンスキーがメールで送信されるだけ。
以前はパッケージ版はMicrosoft Officeをインストールするための CD-ROM が付属しており、インターネット環境がない場所でもインストール可能でしたが、現在はインストール用CDが付属していない場合がほとんどです。
大きな違いはライセンスキーが紙(パッケージ)で送られてくるかメールで送られてくるかというくらいで、ダウンロード版のほうが1,000~2,000円ほど安価なが場合が多いです。特にこだわりがなければダウンロード版を購入するほうがおすすめです。
また、時期によっても購入形態は変化するので、同バージョンであれば基本的にどんな形態のものを購入しても、製品自体の違いはありません。
「Office 2021」や「Office 2019」などの年代による違いは?
永久ライセンス版の項目で少し出しましたが、Microsoft Officeのバージョンは「Office 2010→2013→2016→2019→2021」のように約3年おきに最新版がリリースされています。
2021年1月現在での最新Officeは「MicrosoftOffice 2019」で、2021年下半期に「MicrosoftOffice 2021」がリリースされると言われています。
※MicrosoftOffice 2021がリリースされました!
ここでは2019と2016の比較になるのですが、大きな違いは以下の4つです。
Office2019と2016の違い
- 対応OSの変化(最新版に対応)
→2016はWin10・8.1・8・7に対応
→2019はWin10のみ。 - サポート期限の変更
→2016は10年、2019は7年へ短縮)。 - 若干のアプリケーションの変化
→Office 2019はOneNoteが廃止。代わりにOneNote for Windows10版を利用。 - マイナーな新機能が追加された
→翻訳機能・3Dモデルの挿入機能など。
大きな違いと言ってもどれもマイナー寄りで、Office 2019が出たからと言って、Office2016 がすぐに使えなくなる訳ではありません。
この記事を作成した現在でも、Office2013のサポートが続いているくらいなので、特別な理由がない限りは最新Officeがすぐに必要となることは少ないです。よって、アップデートができない買い切り版(Office無印版)でも大きなデメリットとはなりにくいです。
各エディションごとの使用可能台数は?
同時利用が可能な台数はパソコンとセットで購入する「Office Premium版」はセットで購入したパソコン1台のみ買い切り版の「Office(無印版)」は2端末まで。サブスクリプション版の「Office 365」1ユーザーまでであれば同時利用は5端末までとなっています。
契約形態 | 製品名称 | 使用可能台数 | 購入方法 |
パソコンとセット (Office Premium) | Office Personal Premium | セットで購入した パソコン1台のみ | パソコンとセットのみ |
Office Home&Business Premium | セットで購入した パソコン1台のみ | パソコンとセットのみ | |
Office Professional Premium | セットで購入した パソコン1台のみ | パソコンとセットのみ | |
買い切り (Office 無印) | Office Personal | 自由に2台まで | 公式サイト |
Office Home&Business | 自由に2台まで | 公式サイト | |
Office Professional | 自由に2台まで | 公式サイト | |
サブスク (Office 365) | Microsoft 365 Solo | 1ユーザーまで 同時利用は5端末まで | 公式サイト |
Microsoft 365 Family | 6ユーザーまで 同時利用は各ユーザー 5端末まで | 公式サイト |
Officeの選び方まとめ!どれを選んだらいい?
MicrosoftOfficeの選び方まとめです。
- これからパソコンを購入する予定の場合や、パソコン初心者の方はプリインストール版の「Office Premium」
- 最新版にはこだわらないけど、ずっとOfficeをインストールしておきたい方は永年ライセンス版の「無印Office」
- 常に最新版を使いたい場合や、期間を決めてオトクに使いたい場合にはサブスク版の「Office365」
プリインストール版のOfficeがインストールされたパソコンの購入を検討している場合には、以下のページでお得な購入先やメーカーごとの特徴を解説しています。
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MicrosoftOfficeの種類が分からないという方の参考になればうれしいです。最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。