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どこよりも分かりやすくMicrosoftOfficeの種類を解説します。現時点ではサブスク版【Office365がおすすめ!】

2021年1月7日

レポートや資料、表作成などの分野において使い勝手やシェア率トップの「Microsoft Office」ですが、一度は触れたことがある方も多いのではないでしょうか。

しかし自分で買うとなると種類が多くてややこしいですよね。

  • パソコンについてるの?
  • 別で買わなきゃいけないの?
  • 何種類かあるみたいなんだけど…

実はMicrosoft Officeについて誤解している人も多いのが現状です。

Officeのよくある誤解

  • はじめからパソコンにインストールされているソフト。
  • 電気屋さんで買ったら無料でついてくるよ!

このような意見を聞くことも少なくはないのですが、Microsoft Officeというソフトは無料でもらえるものではありません。パソコンとは別で料金が発生するもので、いくつかの種類があります。

中には無料で利用できるOfficeのような機能が使えるフリーソフトも存在しますが、純正のMicrosoftOfficeとは機能の違いや互換性の問題から推奨できません。また、会社や学校などの場で使用されているものは約80%ほどが純正のMicrosoftOfficeです。

このページでは、Microsoftからリリースされている純正のOfficeの選び方や種類を解説します。

Microsoft Officeとは

まず、Officeとはなんぞや?ってとこからですよね。以下の7つのアプリケーションの総称として「Microsoft Officeと呼ばれています。

Officeは一般的にこの7つ!

  1. Microsoft Word
    (資料・文章作成)
  2. Microsoft Excel
    (表計算)
  3. Microsoft Outlook
    (個人情報管理・メール)
  4. Microsoft PowerPoint
    (スライド作成・プレゼン)
  5. Microsoft OneNote
    (高機能メモ)
  6. Microsoft Publisher
    (出版・DTP)
  7. Microsoft Access
    (データベース作成)

そのほかにもMicrosoft Visio(作図)やMicrosoft Project(工程管理)などのソフトやクラウドサービスなども存在しますが、ほとんどの場合これら7つの総称がMicrosoft Officeと呼ばれています。

Microsoft Officeは何種類ある?

MicrosoftOfficeには「MicrosoftOffice2010」や「MicrosoftOffice2016」などの年式で表される『バージョン』が存在しますが、このページでは契約形態や使用可能なソフトについて種類ごとに解説します。

MicrosoftOfficeのソフトの新旧の使用感や、違い、必要性などについては以下のページで解説予定です。

»MSOfficeは新しいものでないとダメ?最新版の2021は必要なのか。(ページ準備中です。今しばらくお待ちください。)

契約(購入方法)別MicrosoftOffice種類分け

正直MicrosoftOfficeは種類がありすぎて、現行のバージョンだけでも10以上の種類があります。すべてを事細か解説すると複雑で余計に分かりにくくなってしまうため、初めに独自で“3つ”の分類に分けて解説します。

MSOfficeを大まかに分けると3種類!

  • パソコン購入時にセット購入『プリインストール版』
  • パソコンとは別で購入『永久ライセンス版』
  • いつでも契約&解約ができる『サブスクリプション版』

基本的にはこの3つのどれかの方法でMicrosoftOfficeを購入し使用します。

パソコンを購入するときにインストールされた状態で手に入る『プリインストール版』が最も手軽でおすすめですが、すでにパソコンを持っている場合には『永年ライセンス版』もしくは『サブスクリプション版』を購入し、自身でインストールする必要があります。

購入方法別に『プリインストール版』『永年ライセンス版』『サブスクリプション版』の特徴や違いを表にまとめてみました。まずは3種類のどれの形態が自分にあっているのかを選んでください。

項目/種類・名称プリインストール版
Office Premium
永年ライセンス版
Office(無印)
サブスクリプション版
Office 365 Solo
購入方法パソコンと一緒に購入
(インストール済)
パソコンとは別に購入
(自身でインストール)
パソコンとは別に購入
(自身でインストール)
最新版に更新可能?最新版に更新可能更新不可最新版に更新可能
料金形態パソコン料金に含まれる1度の支払いのみ年額または月額払い
仕様可能デバイス最初にインストールされた
1台のみ
自由に2台まで自由に2台まで
デバイス間のOffice移動不可可能可能

 

契約形態ごとに細かく解説

プリインストール版』『永年ライセンス版』『サブスクリプション版』の違いを細かく解説します。

プリインストール版』『永年ライセンス版』は、さらに3つの種類に分かれているので、その部分も分かりやすく解説します。

プリインストール版【Office Premium】

プリインストールとは「あらかじめインストールされている」という意味。

つまり、パソコンを購入したときにオプションなどでMicrosoftOfficeを選択して購入した場合などに、MicrosoftOfficeがインストールされた状態でパソコンを受け取る購入方法となります。

プリインストール版のOfficeは『MicrosoftOffice “Premium(プレミアム)』という名称がつけられており、インストールされたパソコンが壊れるまで、そのパソコンでのみ使用できるといった特徴があります。

原則パソコン間のソフト移行はできませんが、自身でインストールする必要がないため、パソコン初心者の方でも安心してソフトを使用することができます。

注意

プリインストール版のCD-ROMで別のPCにインストールできてしまう場合があるようですが、ライセンス違反となりますのでご注意ください

また、プリインストールの中でも3つのエディション分けがされており、使用用途によって選ぶ必要があります。

エディション名Office Personal
Premium
Office Home&Business
Premium
Office Professional
Premium
使用可能ソフトWord
Excel
Outlook
Word
Excel
Outlook
PowerPoint
OneNote
Word
Excel
Outlook
PowerPoint
OneNote
Publisher
Access
おおよその価格20,000円前後25,000円前後50,000円前後

上記の表の通り、3つのエディションに分かれおり、ほとんどの方が『Personal Premium』もしくは『Home&Business Premium』を選択するのですが、重要な点はスライドを作成しプレゼンをするときに必須な“PowerPointの有無”です

会社や大学などでプレゼンをする機会があるかもしれない場合には、必ず『Home&Business Premium』以上の物を選んでおきましょう。

BTOパソコンショップやOfficeのモデルを選択できるオンライン購入などでは問題ありませんが、既製品(家電量販店などのもの)を購入する場合には『Office搭載!』というだけで安心せずにエディションもしっかり確認しておきましょう。

永年ライセンス版【Office(無印)】

永年ライセンス版は1度購入してしまえばそのバージョンのMicrosoftOfficeが永久に利用可能です。

パソコンを複数持っている場合でも、2台まで同時にインストールして使用することができるため、「長く同じバージョンのOfficeを使う場合」や「サブ・メインで2台のパソコンを使っている場合」におすすめの形態です。

しかし、最新のバージョンのOfficeにアップグレードができません。

MicrosoftOfficeのバージョンは『Office2000→XP→2003→2007→2010→2013→2016→2019→2021』のように約3年おきに最新版がリリースされていますが、永久ライセンス版は一度Office2019を購入するとアップグレードができず、Office2021を使いたい場合には再購入をしなければなりません。

少し古いバージョンのOfficeでも大きな問題がない事がほとんどですが、常に最新版を利用したい方にはおすすめできません。

永年ライセンス版【Office(無印)】も3つのエディション分けがされており、使用用途によって選ぶ必要があります。

エディション名Office PersonalOffice Home&BusinessOffice Professional
使用可能ソフトWord
Excel
Outlook
Word
Excel
Outlook
PowerPoint
OneNote
Word
Excel
Outlook
PowerPoint
OneNote
Publisher
Access
価格(2021年現在)¥32,784
公式サイトより
¥38,284
公式サイトより
¥65,784
公式サイトより

種類はプリインストール版【Office Premium】と全く同じ内容で、一般利用でProfessional版が必要なケースは稀なので“PowerPointの有無”で選べば問題ありません。

永年版のOfficeソフトの価格は数円単位で変動するため、その時の正確な価格は公式サイトで確認してください。

また、パソコンとは別でOfficeソフトを単体で購入する場合Amazonでの購入も可能で、Microsoft公式よりも少し安い値段で販売されている場合多いです。

その時々で見極めてお得な場所から購入しましょう。

サブスクリプション版【Office 365】

サブスクリプションは『サブスク』なんて呼ばれ方もしていますが、料金を支払っている期間のみ使用可能でレンタルに近い契約形態です。

サブスクリプション版のOfficeは『Office 365』という名称で、料金を支払っている期間はすべてのOfficeソフトとOffice 365専用のサービス(クラウドストレージなど)が使用できることが特徴です。

サブスク版(Office 365)の料金形態

  • 月額1,284円(初回1か月間無料お試しあり!)
  • 年額12,984円(月額換算:月1,082円)

※価格は2021年1月現在のもの

プリインストール版永年ライセンス版では下位版の『Personal中位版の『Home&Business上位版の『Professionalの3つのランク分けがありましたが、サブスクリプション版のOffice 365ではランクがなく、契約期間中は上位版の『Professional』と同じ内容を使用することができます。

Office365は常に最新版のOfficeを使っていたい方や、『Publisher』や『Access』まで必要な方におすすめな選択です。

永年ライセンス版と同様で、初年度1年分をAmazonなどで購入する方法が1番安価で購入できます。

Officeのエディション以外で勘違いが多い部分も解説!【Q&A】

MicrosoftOfficeはバージョンやエディション、契約形態が何種類もあり、分からない部分が多いのが現状です。(実はこのページも調べながら制作しています(汗))

当サイトのお問い合わせや僕の知人から寄せられた『MicrosoftOfficeのここが分からない!』をQ&A形式で残しておきます。

2016・2019・2021などのバージョンの違いはなに?

永久ライセンス版の項目で少し出しましたが、MicrosoftOfficeのバージョンは『Office2000→XP→2003→2007→2010→2013→2016→2019→2021』のように約3年おきに最新版がリリースされています。

2021年1月現在での最新Officeは『MicrosoftOffice 2019』で、2021年下半期に『MicrosoftOffice 2021』がリリースされると言われています。

現段階では2019と2016の比較になるのですが、大きな違いは以下の4つです。

Office2019と2016の違い

  • 対応OSの変化(最新版に対応)
    →2016はWin10・8.1・8・7に対応
    →2019はWin10のみ。
  • サポート期限の変更
    →2016は10年、2019は7年へ短縮)。
  • 若干のアプリケーションの変化
    →Office 2019はOneNoteが廃止。代わりにOneNote for Windows10版を利用。
  • マイナーな新機能が追加された
    →翻訳機能・3Dモデルの挿入機能など。

大きな違いと言ってもどれもマイナー寄りで、Office2019が出たからと言って、Office2016がすぐに使えなくなる訳ではありません。

この記事を作成した現在でも、Office2013のサポートが続いているくらいなので、特別な理由がない限りは最新Officeがすぐに必要となることは少ないです。

もっと安いOffice無いの?

MicrosoftOffice純正を最も安く使うのであれば、サブスクリプション版のOffice365をお試しで利用する(1か月間無料)か、期間を決めて利用する方法(例:6か月間低額であれば7,000円程度)が最もオトクです。

常にインストールしておきたい場合だとプリインストール版が最も値段が安い傾向にあります。

これよりも安価なOfficeソフトとなると、フリーソフトの「Libre Office(リブレオフィス)」やMicrosoftOfficeの半額程度で購入できる「KINGSOFT(キングソフト)WPS Office」が候補となります。

どちらもMicrosoftOfficeと互換性はあるものの、製作元はMicrosoftとは全く関係の無い会社が制作しているソフトです。

仕事や学校などでの使用はおすすめできません。大切な書類や契約書、レポートや論文などを作成したのに、『Microsoft純正のOfficeで読み込めなかった』などで周りに迷惑をかけてしまうことがあります。

また、MicrosoftOfficeとは操作感が全く違うので、分からない時に教えてくれる人がいないという問題にも陥りやすいです。

パッケージ版とダウンロード版ってなに?

MicrosoftOfficeを購入する際に『パッケージ版』や『ダウンロード版』という表記を見かけることがあるかと思います。

パッケージ版とダウンロード版

  • パッケージ版
    →ライセンスキーが書かれた紙が梱包された状態。
  • ダウンロード版
    →ライセンスキーがメールで送信されるだけ。

以前はパッケージ版はMicrosoftOfficeをインストールするための「CD-ROM」が付属しており、インターネット環境がない場所でもインストール可能でしたが、CD現在は付属していません。

ライセンスキーが紙で送られてくるメールで送られてくるかの違いしかない上に、ダウンロード版のほうが1,000~2,000円ほど安価なが場合が多いので、特にこだわりがなければダウンロード版を購入するほうがおすすめです。

MicrosoftOfficeのインストールは簡単?

MicrosoftOfficeのインストールはパソコン初心者の方でもできないことはありませんが、ソフトのインストールやライセンス認証、Microsoftアカウントとの連携など、普通のインストールとは少し違った操作が必要になります。

パソコンが得意だったり好きな方であれば問題ないかと思いますが、パソコンが苦手でよくわからないという方は、あらかじめプリインストール版のOfficeがインストールされたパソコンを選ぶのが無難な選択です。

Officeの選び方まとめ!どれを選んだらいい?

MicrosoftOfficeの選び方まとめです。

  • これからパソコンを購入する予定の場合や、パソコン初心者の方はプリインストール版の「Office Premium
  • 最新版にはこだわらないけど、ずっとOfficeをインストールしておきたい方は永年ライセンス版の「無印Office
  • 常に最新版を使いたい場合や、期間を決めてオトクに使いたい場合にはサブスク版の「Office365

プリインストール版のOfficeがインストールされたパソコンの購入を検討している場合には、以下のページでお得な購入先やメーカーごとの特徴を解説しています。

»Office搭載パソコンのお得な買い方を解説!(ページ準備中です。今しばらくお待ちください。)

MicrosoftOfficeの種類が分からないという方の参考になればうれしいです。最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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