皆さんは自分のパソコンがどんなパーツで構成されているのか?という事を知りたくなったことはありませんか?
パソコンの中身がよくわからない状態だと『このパソコンで何ができるのか?』という事を判断しにくくなってします。
パソコンを分解したら壊しそうで怖い…
こんなことを思ってしまいがちですが、Windowsパソコンであれば、システム上(分解無し)でパソコンのパーツ構成を知ることができます。
Windows上でPCの仕様、パーツ構成を調べる方法
パソコンの構成を知る方法はいくつかあるので、順にご紹介します。
Windows検索ボックスからコマンド「dxdiag」を検索
Windows10のタスクバーの検索窓に『dxdiag』と入力しエンターキーを押します。
すると、パソコン画面上で『Direct X 診断ツール』というページが起動します。
ここで調べることができるのは
- システム
- ディスプレイ
- サウンド
- 入力デバイス
主にこの4つとなります。
ページ上部のタブで検索する項目を選ぶことができます。
システムタブ
システムタブでは、
- システム製造元(マザーボードメーカー)
- プロセッサ(CPUナンバー)
- メモリ
- ページファイル(メモリ使用量・使用可能量)
これらの項目を調べることができます。
ディスプレイタブ
ディスプレイタブでは、パソコンに内蔵されているグラフィック性能を確認できます。また、パソコンに接続してるモニターの枚数分タブが増えます。
画像は例ですが、グラフィックカードは『GTX1060』を搭載しており、表示メモリ(VRAM)は6052MB(≒6GB)という事が確認できます。
サウンドタブ・入力タブ
サウンドタブ・入力タブでは、パソコンに接続してあり、機能しているスピーカー、マイク、マウス、キーボードやその他入出力デバイスを確認できます。
このように、詳細な製品名などは出ないことが多いです。上記の画像では、スピーカーがPCIe(グラフィック)接続されているという事になるので、これはモニターに付属しているスピーカーが正常に機能していることが確認できているという事になります。
マイコンピュータープロパティから確認する。
マイコンピュータの『プロパティ』では、もう少しパソコンの構成を直感的に知ることができます。
タスクバー上のファイルマークをクリックします。
『PC』を右クリック→プロパティを開きます。

マイコンピュータ・プロパティ
無事マイコンピュータの『プロパティ』を開くことができました。
ここでは
- Windowsバージョン
- プロセッサ(CPU)
- 実装メモリ容量
- システムの種類(64ro32bit)
などを確認することができます。
なお、この方法では、パソコンのストレージやグラフィックカードの種類などは判別できません。
デバイスマネージャーから確認
デバイスマネージャーはパソコンを分解すると同等の情報を確認することができます。
パソコンの中身のほとんどを知ることができるので、詳しく知りたいという方にはお勧めの方法となっています。
デバイスマネージャーの開き方
デバイスマネージャーは『コントロールパネル』から開くことができます。
コントロールパネルに開き方が分からない方は以下のページをご確認ください。
»Windows10のコントロールパネルってどこから開くの?
コントロールパネルの『ハードウェアとサウンド』をクリック。
『デバイスマネージャー』をクリックします。
デバイスマネージャーを確認する
このようにデバイスマネージャーを開くことができます。デバイスマネージャーでは
- 光学ドライブの有無・種類
- オーディオ
- キーボード
- マウス
- システムデバイス
- ディスプレイアダプター(グラフィック)
- プロセッサ(CPU)
- モニター
- ネットワークアダプター
など、パソコンの機能のほぼすべてを確認できます。
試しにプロセッサをクリックしてみます。
当記事を執筆しているパソコンの内部ですが、プロセッサは『Intel core i5 4670 CPU 3.40GHz』というモデルを使用していますが、プロセッサが4個も表示されています。
これはパソコン内のCPUが4コアという仕様をそのまま表示しており、パソコンを分解するよりも詳細な情報を入手することができます。
パソコン中身は分解せずとも確認が可能です
このページではWindowsパソコンのパーツ構成を確認する方法を3つ紹介しましたが、ノートパソコンデスクトップパソコンを問わずWindowsを搭載するパソコンであればどんなパソコンでも確認が可能です。
使う機会は少ないかもしれませんが、パソコンの理解を深めたいと思っている方は参考にしてみてください。